バルーン空撮[技術解説] - バルーン空撮と風について

風に強いだけのバルーンでは、きれいな空撮は撮れません

垂直に上がる車載式バルーン 0[Zero]は、「最大風速5m/sで空撮中止」とのポリシーを持っています。
豊富なテスト結果から、これ以上の風速での撮影は結果=空撮の画像が美しくないという結論に達しました。
最大対応風速を5m/sと設定し、実用風速にて、より高性能なバルーンを開発しています。

←2008年12月28日撮影
風速5m/Sでも、垂直に上昇する高性能バルーンの開発に成功。
デジタル一眼レフ搭載かのうな小型バルーンとしては、世界トップクラスの性能を誇ります。

はじめに:風速5m/sの景色

風速4.8m/Sの桜の木

風速4.8m/s

撮影されているのは桜の木です。
最大風速4m/sを超えると、風により葉の裏側が見えてきます。
葉の裏側は、表側よりも緑色が弱い為、写真になるとザワついた写りになります。

風速2.6m/s

普通の樹木の場合は、3m以下の風ならこの様に写ります。
柳の木など、特殊な樹木がなければ3m以下の地上は非常に美しく写ります。

※テストデータ
2008年5月30日 11時撮影:三脚に固定し同設定にて撮影。

風の違いによる水面の変化

風速2m/s

←全周フィッシュアイ撮影(画角180度)
凪に近い状態です。
遠くの水面は鏡に近い状態です。
水面全体がゆったりと写っています。

※テストデータ
2008年5月27日 11時撮影:河口湖南岸
最大風速2m/s 撮影時推定風速1m/S

風速6m/s

この画像でも、風により起きている波で湖面が荒れているのがわかります。
風により、岸辺にあった漂着物が流れてきていることも確認出来ます。(写真内、中程の下側。黄色い帯)

※テストデータ
2008年5月27日 13時撮影:河口湖西岸
最大風速6m/s 撮影時推定風速 4m/S

風速5m/s時の傾斜角

バルーン空撮で、美しい画像を撮るには風速5m/sが一つの目安であると上記で述べました。

◆バルーン空撮会社を選ぶ一つの目安としてご紹介します。
中型以上のバルーンを用いる空撮会社(撮影費用が高い)はデジタル一眼レフを搭載し「風速5m/s」の撮影が可能です。
安価なバルーン空撮会社も、コンパクトデジカメを使い対応できる会社もあります。
安価でデジタル一眼レフを搭載する空撮会社では、風速3m/sで撮影は困難になります。
ここで、ポイントとなるのが、バルーン繋留ヒモの角度です。

普通のバルーン空撮会社の対風性能の比較は、
「風速○m/sにも対応」

などと記されています。
この言葉には注意が必要です。
どんな場所で、どの位の安全性を持って対応出来るのかが、記されていないことがほとんどです。

0[Zero]は、
「風速○m/sで、標高○m、外気温○度にて繋留角度○度
と、お電話等でお問い合わせを頂いた場合は即答できます。(それだけのテストを行っています。)
ここが重要と考えています。
他のバルーン空撮会社に発注する場合は、具体的な風に対する対応と責任の所在を問い合わせてみてください。
もしも、事故が発生した場合は、発注者にも責任を問われる場合もあります。

風速5m/sの悪い例 (一般的なバルーン空撮の例)

繋留角度=約40度
半径50m以内に、15階建てのマンションがあった場合は空撮バルーンは危険な状態になります。
都心部の撮影では、これでは撮影できません。

風速5m/sの良い例 (開発途上の参考)

繋留角度=約70度
通常のマンション建築現場では問題なく空撮が出来ます。

※テストデータ
2008年5月20日 18時撮影
当日の風速は3m/s。参考写真としてご紹介しました。
2008年5月現在は、風速5mにて45度の角度での実用となります。
垂直に上がる車載式バルーン

風速5m/sの良い例 (最新)

繋留角度=約80度
最新の0[Zero]のバルーンでは、ここまで垂直に上がるバルーンになりました。
※テストデータ
2008年12月28日
当日の風速は3m/s。参考写真としてご紹介しました。
2009年2月現在は、風速5mにて70度以上の繋留角度を保証しています。(下降気流を含まない一定方向の風の場合)

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