今回の尾翼形状は空力再設計3回目の尾翼の完成版です。 この日は、県外での撮影出張を行っています。 その際に、新型の尾翼を実務に投入したのですが、思っているほど性能向上が見えませんでした。 そこで、帰り道にあたる諏訪湖にて臨時の撮影テストを行いました。
早めに現場に入り準備を進めています。 既に、平均で2m/S以上の風か吹いてています。 今日現在は、夜景には「風速2m/S以下」という条件が付いてくることから、この風では撮影不可能と言える状態です。 この日のテストは、高地(諏訪湖は標高700m以上)での対風性能と夜景の関係を探ることに変更になります。
準備が完了し、現場にて繋留をはじめました。 風は平均で4m/Sオーバー。 最大では8m/Sを記録しています。(最終的には10mまで) その間に、一度も不安な挙動が無かったことが今日の収穫です。 この写真の撮影時も、瞬間で6m/S以上。 アドバルーンならは既に繋留中止。 エバール製などの軽量なデジタル一眼レフ搭載タイプのバルーンは、到底達することのできない風の強さです。
開発当初の目的は「夜景対応」でしたが、通常撮影時の対風性能も結果とした向上しています。 これからも、最大風速5m/Sというポリシーはかえませんが、0[Zero]のバルーンはこれだけの余力があるとご記憶下さい。 高地+高画質デジタル一眼+風速6m/S(10m/S以上でも同じ)で、この繋留角度です。
限定的に成功です
常時4m/S以上。時折7m/Sクラスの風。 シャッター速度は極限まで落としています。 ここまで究極の条件の場合は、夜景撮影の可能性は落ちてきます。 切られたシャッターの80%が使い物になりません。
この日の撮影の失敗は、風の強さに起因しています。 最大風速が5m/Sを超えれば、夜景空撮は出来なくて当然なのですが・・・ 改善の余地は見つかりました。
それは、垂直尾翼が「しなる」のと連動して機体がローリングしている事の発見です。 3m/S程度の風では気が付けなかったのですが、2~8m/Sに変化する風の中でバルーンの欠点を発見することができました。 今後は、部材の強化などにより「しなり」を減らすことにより機体の動きがどのように変わるのかをテストします。
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