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ドローン空撮[技術解説] - GTOスペシャルのワーク解説

GTOスペシャルのワーク解説
人物への寄り

軽量マルチコプターが切り開く世界

「GTO正月スペシャル!冬休みも熱血授業だ」のカメラテストから。
このワークを元に本番も撮影されています。
※オンエア時は日中に撮影された内容を元にCGにて夜間に加工されています。
撮影本番は2012年12月。
ロケハンは11月に実施されています。

今回のワークのポイントは引き~寄り~大旋回までを一つでまとめる事。
一つ一つの動きは単純ですがこれを組み立てることによりワークが成立できることを想像出来るかがポイント。
そして、軽量機体を用いる事により演者への圧倒的な寄りを実現。

本番ではカメラテストに用いられた船舶よりも大型な漁船が用いられました。結果として、演者への寄りはテスト時ほどは実現出来ていません。(立ち位置が舳先から遠くなった為)
また、テスト時には寄りから後退の動きがあったのですが本番時に省かれています。
※寄りから旋回へ。

さらに、チルト角に関しても現場にて「下方向」に修正指示。(私はロケハン時のチルト角が好みです)

人物への寄り

この撮影に用いたのは2.0kgクラス 6モーター [高機動タイプ]という総重量2.0kgに満たない軽量機体。
プロペラの数を多くすることにより、事故の際の危険率を下げています。(プロペラは素手で掴めます)

本番の撮影時にもカメラ船は用いていません。
パイロットは演者と共に乗船。
有視界飛行にてフライトさせています。

今回のワークはロケハン時の船上移動中の打合にて即席で提案。
当初はさらに困難なワーク(しかし、見応えが無い)を指示されていたのですがこのページのサンプルを撮影しご提案しています。
十分な実務経験が蓄積されてきたことから、0 [Zero]の売りとしてワークを加えられる段階に入っています。

公開日:2013/01/02
最終更新日:2013/02/20
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