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高機能アスファルトでの降雨。燃費はどれだけ悪化する?

降雨時の高速燃費

12月の平日に山梨と都内を往復する出張が連続で発生しました。
この機会に、燃費ネタを扱ってみます。

←白い矢印が日時
12/03/2009 12:06(中央道上り線石川パーキングにて)
燃費は14.0km/L

12/04/2009 12:05(中央道上り線石川パーキングにて)
燃費は14.6km/L

中央道上り線の勝沼インターから石川パーキングまでで計測しました。
時速100km/hにてクルーズコントロールを設定。
初日は水が浮かない程度の降雨と低温。
二日目は完全な晴れと言う条件です。

今回のテストの目的
高機能アスファルトと降雨の関係

普通のアスファルトなら、雨が降ると明らかに車が転がりません。
当然ですが燃費は悪化します。 高機能アスファルトでも、規制が入るような激しい降雨なら同様です。
50km規制が入るクラスなら、1割~2割は悪化するように感じますが・・・
こちらはデータの取りようがありませんね。

今回、興味を持ったのは、「湿っている」程度の降雨時の高速燃費です。
それも、高機能アスファルトをピンポイントに指定です。

テストの初日は完璧なデータが取れました。
対象区間の全てをクローズコントロールで走りきる事が出来ました。
やはり、高速1,000円の影響が無い平日ならではです。

問題は二日目に発生します。
7割位を消化したところで、工事による片側車線規制が入ってしまいました。
当然ですがその段階でクルーズコントロールはカット。
ブレーキを踏んだことが燃費にはマイナス。
数分間、時速60kmで走行したことが燃費にはプラス。
都合、燃費に変化無しと言いたいとこなのですが実験としては失敗です。

完全なデータは取れていないのですが途中までの雰囲気で判断すると・・・

高機能アスファルトの弱い降雨時は燃費は5%前後悪化する

この様な切れ味の悪い、結論になりました。
気温なども7度違いますので、降雨の影響のみとは言い切れません。
乗っている限りは体感出来ない差でした。

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