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オルタネーター起因で不動車に

昨日の事ですが、路上にて不動車となりました。
原因は、オルタネーターの発電不足。
なんとなく、予感はあったことから、後席の足もとにドライバッテリーを持ち歩いていたのですが・・・
この前日に、子供を3人乗せる必要性があったことから下ろしてしまっていました。
結果として雨の夜に路上にて不動車に。(電装系の多用で一気に不能に)
その際にも少しドラマはあったのですが写真は省略します。

やっつけ感丸出しのステー

銘柄不明のオルタネーター装着車

P1800Eには、購入時から改造品のオルタネーターが装着されてました。
どのような物が付いているのかは不明で、この日に現物をはじめて確認することになりました。
過去のオーナーの時に、ご覧の様なやっつけ仕事のステーにより無理矢理に取りつけられています。
この様な仕事ですのでクオリティは期待出来ません。
装着されているのも、「国産車対応のオルタが取りつけているのだろう」と気軽に考えていました。
これは、メリットとも考えていて、その辺からリビルド品が容易に入手出来るだろうと考えていました。

なお、部品取りのP1800ESの購入目的の一つが、純正のオルタネーターブラケットの入手でしたが・・・
実は、部品を剥がさずに処分したと言うミスを犯しています。
入手性が良い国産車対応のオルタネーターなら、都合が良いかと安易に考えていました。

P1800純正タイプオルタネーターとイギリス向けマーチ用オルタネーター

まずは、外す

左がP1800E用として購入していたオルタネーター。
純正互換なので、レギュレーターは別体です。(チリル式)
右が装着されていた物。
小さいことからもわかりますが、設計年度的には新しい物。
レギュレーター内蔵です。
今までも外付けのレギュレーターを捜索して無い事は承知していたのですが、これでスッキリとしました。

0 123 115 010 23100 54B62

日産!

日産のロゴ発見。
なになに・・・ 純正品番は、2310 54B62か・・・
けど・・・ Made in GB が非常に気になります。

この品番で検索すると・・・
日本語では情報が出てきません。
そして・・・Amazon UK に2個の在庫がヒット!

17/95の記述が製造年月とすると・・・
今から、20年前のオルタネーターです。
その当時から日産では、イギリス製のオルタネーターを装着していた???
少し、不安が過ぎります。

以下覚え書き。
マーチK11前期。
65Aボッシュ。
23100-0U060

プーリーはオリジナルか?

プーリーはオリジナルか?

オルタネーター本体が新しめ('90年代)のわりには、ブリーがクラッシック。
このプーリーは、ボルボ純正と推測出来ます。

なお、取付ボルトの位置は、ボルボの純正形状とは似つかぬ形状でした。
ステーの互換性はありません。

1 197 311 251

うわ~ ボッシュだ~

ボッシュ品番 1 197 311 251

終了です。
完全に輸入車用(入手性が悪い)のオルタネーターです。
調べて見ると、日産マイクラ用・・・
つまり、マーチです。
国内ではリビルドなども確認出来ませんでした。
何の為に、こんなオルタネーターが付いているやら・・・

不動車確定か!?

今回は根が深いトラブルです。
リビルドオルタネーターを取り寄せれば解決と思っていましたが、この選択肢は消えました。
ならば、国産メーカー対応の中から流用が出来そうな物を探せば良いとなるのですが・・・この方面の知識は、少なめです。
なんとなく、二代目マーチ用がポン付け出来そうなのですが、この型は解体屋からも姿を消していることから、ある意味でレアです。
次は、ボッシュのオルタネーターを電装屋に持ち込んで修理してもらうという選択肢になります。
どちらにしても、数日で復活は出来ない状態です。
通販で、オルタネーターの修理が出来る店を探すか、近所の電装屋に泣きつくか・・・

ブラシ

うれしい、誤算

←治ってしまった写真です。
ブラシをチェックしようとバラした瞬間は、左側のブラシが短くなっていました。
外した直後は、この半分くらいの長さでした。
発電不良の原因は、ブラシの固着でした。
2週間ほど前の、バッテリーの交換時に発電のチェックは行っていました。
エンジン始動後に、ターミナルを外すという簡単な方法です。
その時には、問題無しと判断。
ターミナルを外しても、アイドリングは可能でした。(ライトの点灯チェックなどを怠っています)
その後、距離が進むことによりブラシは徐々に摩耗。
最終的には、電気の収支が合わないレベルとなりました。
ブラシの固着改善後に、以下のテストを実施。
・アイドリングのみ=OK
・アイドリング+ライト点灯=OK
・アイドリング+ライト点灯+ハザード=NG
・1500回転+ライト点灯+ハザード=OK

障害となっていた、ブラシの固着は解消したので・・・これにて修理完了です。
でも、こんなに簡単に治ってよかった~。
ブラシの残からは、5万km程度の賞味期限は残っていそうです。
今の走行ペースならば、10年以内に次のオルタネーターの準備を整えれば良い事を意味します。

この後の試走にて、ガスが濃いめ(プラグが煤っている)の原因がオルタネーターにあったことも確認出来ました。
今回の復活直後から、アイドリングのバラツキ・エンジンブレーキ時のアフターファイアなどが発生していました。
3年前の冬眠開始直前は問題無し。
復活直後から調子が悪く、ポイントの磨き治しである程度は改善。
この後も、アフターファイアーは出ていました。
これが、このオルタネーター復活により全て解決しました。
エンジンは始動するものの、本来の電圧よりは低い状態。
フルトラなどが組まれていない、昔ながらの点火系であるこから、火花の質に電圧が直結。
こんなシナリオです。
いくつに、なっても勉強ですね。

ベルト

メモ書き

以下は自分用のメモ書きです。
この時点の分解時にはベアリングのガリなどは無し。
軸受けの接点は、下側が消耗気味。
オルタネーターは、4.5mmのワッシャーを噛まして取りつけないとオフセットを打ち消せない。
その場合でも、この様に斜めにとりつけされる。
ボッシュ品番 1 197 311 251 は、どこかのタイミンクで入手しておくこと。
下の取付ボルトには、ナイロンナット使用。

ブレーキオイルが漏れている

次のトラブルが・・・

作業中に、気が付きました。
ブレーキオイルが漏れているかも・・・
取りあえず、清掃して様子を見ます。
もしも、漏れている場合は、こちらも早急に手当が必要です。

なんか、第2期はトラブルが多い様な気がします。

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