「安全性と、実務性能のバランス」が開発コンセプト。
2011年時から細かな改修はされていますが、基本設計は不変という機械的な信頼性が高い機体です。
0 [Zero]により撮影されたドラマ撮影などの多くは、この機体にて撮影されています。
・安全を重視しながらも可能な限り高画質で
・都心での撮影方法を探している
・人物も近くから撮影したい
・上空から何かを落としたい
この様な案件に向いています。
屋外での普通のドラマ撮影・スチール撮影にはこのクラスを用います。
0 [Zero]では1.0kgクラスの用意もあることから、安全性はそちらより劣ります。
しかし、DSLR(BMPCC・NEX・α7R・5Dmk3など)を搭載機と比較すると、高い安全性を持っています。
フライト重量は2.0kg前後。
風速10m/sでも、制約はありますが撮影が可能です。
フライト重量:1,986g (全備フライト重量・各種フィルター除く)
カメラ:GoPro HD HERO4:ブラックエディション (2014年12月発売)
カメラ:GoPro HD HERO3+:ブラックエディション (2013年11月発売)
防振システム:ゲルダンパー
標準フライト時間:6分
フライト範囲:有視界(パイロットから半径100m)
無線画像転送(FPV):非対応
GPSによる自動航行:非対応
垂直上昇:200mまで(現場の航空法規制範囲優先)
持ち込みカメラ対応:非対応
雨天フライト:対応可能(事前契約必須)
降雪フライト:対応可能(事前契約必須)
水上撮影:対応(長期ロケは非対応)
水平撮影:対応
真下撮影:対応
飛行中のチルト操作:対応(水平から真下まで)
積載物投下:対応(上限500g)
フライト重量:2,078g (DSC-RX100搭載・バッテリー・カメラ・レンズフード込み・各種フィルター除く)
カメラ:SONY cyber-shot DSC-RX100(2012年6月発売)
カメラ:SONY cyber-shot DSC-RX100M2(2013年6月発売)
リモートシャッター:サーボ機構により対応(半押し可)
※これ以外のスペックは動画撮影に準じます。
フライト重量の低減プロペラの破壊力の分散など、人物撮影に特化したオリジナル機体を開発。
人物が真下に入る業務に対応しています。
万が一の事故の際にも、圧倒的に軽量であることから重大事故の可能性が極めて低い機体です。
※対物保険:1億円 対人保険:1億円加入済み
プロペラが発生する騒音も最低限。
市街地では、「飛んでいることに気が付かない」人がいない程のレベルです。
開発開始は2011年。
細かな改修を繰り返し、高い信頼性とニッチ業務に特化した機体特性を得るに至りました。
「墜落時の衝撃をフレームで分散する」「墜落時に火災を起こさない」など、市販機体では実現困難な実務性能を有しています。
「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」のタイトルバックは、この機体にて撮影されています。
←その当時(2012年)の機体
◆搭載カメラ1: 動画撮影メイン機
カメラ:GoPro HD HERO4:ブラックエディション (2014年12月発売)
カメラ:GoPro HERO3+:ブラックエディション (2013年11月発売)
レンズ:170度ワイド・127度・90度から選択
顔認識:非対応
防水:非対応
重量:87g
広角端水平撮影:対応(最大速度による前進の場合は機体の一部の映り込みあり)
所有機体数:8台 (HERO3~HERO4)
◆搭載カメラ2: スチール撮影専用
カメラ:SONY cyber-shot DSC-RX100(2012年6月発売)
静止画:2,020万画素(RAW出力可)
レンズ:カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ 広角端28mm相当
顔認識:対応
防水:非対応
重量:240g (撮影時には大型のレンズフード装着)
所有機体数:1台(バックアップとして、DSC-RX100M2)
◆機体
ベース機体:自社設計・自社製造
機体制御:DJI(国内正規代理店から購入。自社選別品)
構造材:カーボン・アルミ・マグネシウム・エンジニアプラスチック
ネジ類:マグネシウム・チタン・エンジニアプラスチック・ステンレス
モーター:市販品(自社選別)
バッテリー:市販品(自社選別)
◆スタビライザー [スチール撮影]
メーカー:0 [Zero](自社開発・自社製造)
構造材:カーボン・FRP・マグネシウム
微少振動対策:マグネシウム合金・制振合金
水平制御:2軸(機体制御コントローラー使用)
◆無線装置
メーカー:双葉電子工業(国産メーカー)
電圧モニター:搭載
高度モニター:搭載
電波障害:送電線等の影響が無い事を確認済み
スレーブストロボ:周囲にて使用可能
Wi-fi機器:周囲にて使用可能
2015年12月 : テレビ朝日 「スペシャリスト4」
2014年10月 : テレビ朝日 「科捜研の女」第1話
2014年1月 : テレビCM Xperia Z1 f SO-02F 「かけがえのない一瞬」篇
2013年9月 : この感覚が、Xperia? WEB限定動画
2013年3月 : フジテレビ「ガリレオ」 1章・6章
2013年4月 : 関西テレビ「幽かな彼女」
2013年3月 : WOWOW ノンフィンションW エンドロール
2012年12月 : フジテレビ「GTO正月スペシャル!冬休みも熱血授業だ」
2012年10月~ : NEO Road(NEXCO中日本冊子) 表紙撮影
2012年9月 : フジテレビ・共同テレビ「遅咲きのヒマワリ~ボクの人生、リニューアル~」(第67回文化庁芸術祭参加作品テレビ・ドラマ部門優秀賞受賞)
2012年5月 : NHK BS1スペシャル 「激走!富士山一周156キロ~ウルトラトレイル・マウントフジ~」
2012年4月 : 日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」 道草を食いながらどこまで行けるか? 青森県六カ所村
2012年2月 : FORUM JIB BATTLE 2012オフィシャル
2016年4月14日 : スチール仕様Ver2.2 (RX100搭載・3S3,300mAh×2本:2,078g)
2015年7月13日 : 動画仕様Ver2.6 上空での積載物の投下(上限500g)に対応
2014年10月8日 : 動画仕様Ver2.5 Ver2.4からモーター・プロペラ等交換(GoPro搭載・3S3,300mAh×2本:1,971g)
2014年3月19日 : GoPro HERO3+ブラックエディション搭載
2013年3月16日 : 動画仕様Ver2.4 Ver2.3+3軸ジンバル(GoPro搭載・3S3,300mAh×2本:1,992g)
2013年10月28日 : 動画仕様Ver2.3 Ver2.2から軽量化(GoPro搭載・3S3,300mAh×2本:1,888g)
2013年9月7日 : 動画仕様Ver2.2 (GoPro搭載・3S3,300mAh×2本:1,920g)
2013年9月6日 : スチール仕様Ver2.1 (RX100搭載・3S2,600mAh×2本:1,957g)
2013年6月26日 : Ver3検討開始
2013年5月2日 : 動画仕様Ver2.1 (HX30V搭載・3S2,200mAh×2本:1,745g)
2012年9月6日 : Ver2化作業開始 (バッテリー×2=1,988g ×1=1,770g)
2012年7月4日 : SONY cyber-shot DSC-RX100採用・スチール撮影に公式対応 (1,977g)
2012年4月27日 : SONY cyber-shot DSC-HX30V採用 (1,962g)
2012年4月7日 : 第一期大規模改修完了 (1,978g)
2012年2月24日 : 稼働開始 (2,095g)
諸事情から2017年4月5日を持ち、全ての空撮業務を休止させていただきました。