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ラジコンヘリ空撮 - 2.0kgクラス 8モーター詳細 退役機体

この機体は、2014年2月に退役となりました。
開発初期に、軽量・防振という観点からフレーム素材レベルから制作された、0 [Zero]のオリジナル機体です。
退役はしましたが、過去の開発履歴のひとつして、以下のページを残します。
2014年2月21日

マグネシウムフレームオクトコプター

「マグネシウムフレーム採用の完全オリジナル機」
国内初のマグネシウムフレーム採用のマルチコプター。(2012年4月 0 [Zero]調べ)
マグネシウムは、「軽量かつ高い防振特性」を持ちマルチコプターフレーム期待の材料です。

この機体は比較的軽量(オクトコプターとして)であることから、人物を真上から俯瞰するなどという撮影に向いています。
カメラは一般的な機体直下に搭載。高機動タイプのようなダイナミックな撮影には向きません。

折りたたみが可能な事から、バルーン空撮専用車両にも容易に搭載可能。
バルーン空撮とマルチコプター空撮を同時に行う撮影案件はこちらの機体を用います。

折りたたまれた状態で収納されることから、組み立てと調整に15分程度のお時間を頂きます。
また、この機体の使用には事前にご予約を頂く必要があります。
スチール撮影を主業務として想定されていることから、この機体での動画撮影は不向きです。

技術詳細

◆機体
ベース機体:0 [Zero](自社開発・自社製造)
主要構造材:マグネシウム合金(M1)
副構造材:CFRP
機体制御:DJI(国内正規代理店から購入。自社選別品)
ネジ類:チタン・マグネシウム・エンジニアプラスチック
モーター:市販品(自社選別)
バッテリー:市販品(自社選別)

◆スタビライザー
メーカー:0 [Zero](自社開発・自社製造)
防振装置:非搭載
構造材:カーボン・マグネシウム
水平制御:自重によるセルフレベリング

◆無線装置
メーカー:日本遠隔制御(国産メーカー)
電圧モニター:テレメトリー機能として搭載
高度モニター:非搭載

◆搭載カメラ1: スチール撮影専用
カメラ:SONY cyber-shot DSC-RX100(2012年6月発売)
静止画:2,020万画素(RAW出力可・現像には専用ソフト必須=無償ダウンロード)
レンズ:カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ 広角29mm相当~
顔認識:対応
防水:非対応
重量:240g (撮影時にはレンズフード装着)

所有機体数:1台

◆搭載カメラ2: 動画撮影専用
カメラ:SONY cyber-shot DSC-HX30V(2012年3月発売)
コーデック:AVCHD 60i/60p:28M ※60pはSONY独自規格。Mac環境では編集に注意が必要
レンズ:広角28mm相当~
顔認識:対応
防水:非対応
重量:254g

所有機体数:2台
バッテリー:5本 (冬期は20~30分にて交換)
メディア:SDHC

主要業務

2012年9月:DOES「夢見る世界」PV撮影 (TVアニメ「宇宙兄弟」オープニングテーマ)
2012年8月~ : NEO Road(NEXCO中日本冊子) 表紙撮影

開発履歴

2014年2月 : 退役
2012年7月13日 : スチール撮影対応・自律安定型ダンパー搭載 (2,042g)
2012年5月16日 : 実務開始・磁気ダンパー搭載 (2,070g)
2012年4月16日 : 初フライト (1,985g)

お問い合わせ

諸事情から2017年4月5日を持ち、全ての空撮業務を休止させていただきました。

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