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NIKON D800Eか?5Dmk3を待つか?

ジンバルとCANON 5Dmk2

空撮業務で大活躍をしている5Dmk2。
発売直後に購入し、3年以上使っている事になります。
この前のメインカメラであった5Dも3年つかっていたので、CANON・5D系で6年間撮り続けていることになります。

5Dmk2で一番感心するのは故障の少なさ。
一回たりとも、動作が怪しいことはありませんでした。
5Dでは現場の電波状況によってはシマシマ発生。
クライアントに言い訳するのに苦労しましたがそれも昔の話。
「安すぎて、同業者の全てが持っている」というのが数少ない不満。(初期の5Dは少なかった・・・)
順当に行けば、5Dmk3にバージョンアップというのが順当な流れ。
今年中には発売されることでしょう。

バルーン空撮屋に特化したことになるのですが・・・
カメラサイズや重量バランスがモデルチェンジで大きく異なると、ジンバルと呼ばれる撮影システムを修正する必要が出てきます。
現在メインで使っているVer5.00aジンバルはスタビライザーの関係から、重量バランスは非常にシビアになっています。
レンズ交換による前後方向の変化はカメラ取り付け位置にて何時でも調整可能。
しかし、高さ方向と横方向はカメラ専用にジンバルを制作する必要があります。(私が制作)
昨日までは「マルチコプターの開発で忙しいから、D800はパスして5Dmk3に・・・」という考えでした。
しかし・・・
D800Eのサンプルを見て、心が揺らいでしまいました。
あまりにも、5Dmk2と差が開いてしまっています。(14-24mmの差とも)
バルーン空撮の業務ではひたすら画素数を要求される世界です。
画素数が足りないからこそ・・・ステッチにより繋いで、1億画素などというTIFを納品しなければならない世界です。
幅8mのパノラマ写真を、1mの鑑賞距離で見るのが空撮パノラマの用途です。
ベースの画素数が2,100万画素から3,600万画素になるのは大きなビジネスチャンスと言えます。
例え半年しか使わなかったとしても・・・2セットのD800Eは元を取ってくれるハズです。

3年前の、D700の登場のタイミングでは5Dmk2の姿は無し。
その当時でも古さを感じさせていた5DからはD700がまぶしく見えました。
そして、テスト購入し、地上でのテストを行ったところ・・・
5Dを使い続けるという意外な結論にいたった経緯があります。
2008年当時のニコンは2005年のキヤノンに「画質のみ」で言えば追いついたという状況。
レンズも含めた重量では確実にニコンの方が重くなる。
5Dmk2を待つのに、十分な理由がありました

しかし、今回は少し様子が違います。
3年前はカメラが100g重くなるとバルーン側が致命的と呼べる状態だったのですが・・・
この3年間のバルーンの細かな改良により、カメラとレンズの重量増加分を消化出来る余力があります。
※2012年2月現在は5Dmk3のWi-fi対応として200gのバラストを搭載済み

D800Eにより画質は、「わずか」ではなく「大幅に」アップ。
バルーン側の受け入れ体制は出来ています。(ジンバルは改修する必要があり)

CANON 5Dmk2 ×2台

2012年2月7日 16:00

←昨年末から、ラジコンヘリコプターによる動画撮影準備を進めていました。
この2月からはβ版としてサービス開始。
2012年はマルチコプターによる動画撮影で、日本のトップを目指します。

何を言いたいかと言うと・・・
「時間も、資金も少なめ・・・」です。
2012年中に一定の成果を示すにはマルチコプターに集中的な投資が必要。
この2ヶ月で、D800Eセットを5セットは投じています。

厳しい状況ですがD800Eのサンプルをみて、放置するわけにはいきません。
他社がD800Eを採用したとして、0 [Zero]が持っていないワケにも行かない。

ニコンD800Eのテスト購入を、決断。
具体的な行動を開始しました。

決まれば動きが早いのはいつも通り。
重量を中心とした、スタビライザーの改修範囲を推測する為に、ニコンとキヤノンのサイトを覗いたところ・・・

EF24mm F2.8 IS USMが2012年6月に発売という事に気がついてしまいました。
24mmはバルーン空撮では標準レンズと呼ぶべき画角。
キヤノンの普及価格帯の単焦点(バルーン空撮向け=軽い)は旧世代のレンズしか無いことから実務には使いにくいレンズでした。
ここに、実務でも能力を発揮しそうな手ぶれ補正付きレンズが発売される・・・
現在はISO3200 F3.5(16-35 2型) が高解像度の夜景パノラマの標準的な設定。
2m/s以上の風が吹くと、「撮影は不可能」です。
これが・・・撮影出来る可能性が出てきました。
5Dmk3で、画素数控えめの高感度カメラなどが出てしまうと・・・
高解像度夜景パノラマの商品価値がぐっと上がります。

まとめると・・・
昼間の撮影では全てのバルーン空撮業務にてD800Eが有利。
夜間の撮影では新型の24mmが撮影の完了率を大幅に改善する可能性がある。

もちろん、昼と夜で機材を使い分けるという選択肢も残しますが・・・
マルチコプターの開発で、財布が薄くなっている身には辛い物がある。

バルーン空撮のみを考えると、24mmの発売が控えているとわかってもD800Eの購入にためらいはありません。
しかし、5Dmk2の動画も商業ベースに乗せようと動いている今のタイミングでは・・・
ラジコン動画撮影はCANONという選択肢も固いところ。
「カメラはニコンを使います」ではCM撮影現場からクレームが入ります。
つまり、キヤノンをバックから下ろすことは出来ない。

無理矢理まとめます。
2012年2月の0 [Zero]の実情では・・・
5Dmk3待ち。

D800Eは「他社の使っている機材のテスト」と称して、1セットのみテスト購入する可能性を残します。

なお、このページは「バルーンとマルチコプターによる空撮屋」を前提として書いています。
※該当する業者は国内に10社以下

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