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			結果として、事故多発で大渋滞・・・
			(画像はイメージ。東北道での4月の事故渋滞から)
			
正規の料金を支払っている、こちらは泣きたくなります・・・
			今月も、義援空撮に岩手に入っています。
			この日(7/12:陸前高田)は岩手県にてテレビの取材の方との待ち合わせだったのですが・・・
			事故の為に、待ち合わせ時間に遅れてしまいました。
			事故を想定して2時間の余裕を見ていたのですがそれも全て消化。
			結果として30分の遅刻。
			
仕事ではなかったので、まだ気が楽なのですが・・・
			報道によると・・・
			青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木の人口の約3割に、無料通行が可能になる「被災証明」を発行しているそうです。
			
			これが原因。
			トラックなども、今まではフェリーを使っていた北海道と東京を往復している車両が東北道に流れています。
			全く持って意味が無い。
			いつもながら、「頭の良い人」の考える事は理解出来ません。
			
			今の東北道の何が凄いかと言うと・・・
			とにかく、事故が多い。
			事故が起こって渋滞すると、その渋滞の後ろと中で事故。
			事故の連鎖が永遠につづく・・・
			凄い修羅場になっています。
			東北道の平日の深夜が「年末の週末の雨の首都高」と同等のリスクと記しておきます。
			
			ボランティアなどで東北道を利用される方。
			特に注意してください。
			昼も夜も関係無しで、東北道は事故が連続して発生しています。
		
			いつも通り、「普通」の事を言ってても面白くありません。
			これを独自に考えます。
			
今回の事は「高速道路の無料化を全国で実施したらどうなるか?」
			このシミュレーションになりました。
			結果は予想以上の大混乱。
			
			無料だから高速に乗るという層が如何に危険かを証明してしまいました。
			これが産みの苦しみと言えるのか?
			数年間、これを繰り返せば適正化されるのか?
			
			結論から言うと、何年繰り返しても改善はされません。
			運転の、「上手さ」は才能で決まってしまうと言って良いでしょう。
			「上手い」人は仕事などの段取りも「上手い」ハズ。
			結果として、収入も高め。
			乗る車も「それなり」
			
民主主義ですね。
			もう、高速無料の検討がされる事は無いでしょう。
			仮に検討がされた場合は何が何でも阻止する動きをします。
			全国で無料化されると、私の仕事は成り立たなくなってしまいます。
			そう考えると・・・
			一律で2,000円と言うのは言い落としどころだったのかもと思えます。
			無意味に一般道を走る長距離移動車両が少なくなる。
			2,000円を支払うというハードルで、高速に不慣れなドライバーを排除できる。
			
しばらくは東北から足が遠のきそうです。
これが手弁当で義援を行っている者の、素直な感想です。