 
			
			XC90のタイヤについて考えます。
			自分向け(T6 Inscription+エアサス)となる事から参考程度にご覧下さい。
			お急ぎの方に結論から。
			「細かな事を考えたくないなら、XC90のエアサスはパスが吉」
			※初期型限定。改善される可能性はアリ
			
			←T6 Inscriptionの新車装着タイヤ。
			タイヤサイズは20インチとなり、XC90に設定されている4つのタイヤサイズの中では下から2番目の静かなサイズです。
			ただし、XC90の新車装着として「もっともスポーツ寄り」のスポコン5を装着!
			路面が荒れた条件では、ドタバタと褒められたタイヤではありません。
			ネット上では、エアサス装着車の試乗記には、悪い事が多く述べられています。
			ブログもどきでは、主たる原因はエアサスでは無く、このタイヤと睨んでいます。
			※リアスタビも同罪
			
			調べた限りは、T5 Momentum以外のグレードでエアサス付きのメディア向け車両が提供されていたと推測。
			その全てが、悪い傾向の評価となっています。
			現状でも、主戦場となる高速道路では合格点が出せます。
			※前営業車のA6 ARQよりも大きく劣る
			問題と感じるのは、県道など生活道路での振る舞いです。
			ゲストを乗せた状態では、少し恥ずかしい思いをします。
			ここを改善したいのが、夏タイヤ入れ替えの目的となります。
			
			なお、試乗経験のある22インチ装着のT6 R-Designは、路面状況が悪い二級道路でも素晴らしい脚裁きでした。
			私の様にブッシュの中に突入する必要が無いなら、バネサスから選ぶ事をおすすめします。
			特に、MICHELIN装着のT5は、とても良い結果が出て当然という組み合わせです。
			タイヤ幅が他のグレードよりも狭くなると言っても幅235。
			これで十分と思いますが、いかがでしょうか?
		
| モデル | タイヤサイズ | 備考 | 
| T5 Momentum (車幅1,930) | 235/55R19 (741mm) | MICHELIN LATITUDE Sport3 | 
| T6 Inscription (車幅1,960) | 275/45R20 (755mm) | Continental ContiSportContact 5 | 
| T8 Inscription (車幅1,960) | 275/40R21 (753mm) | PIRELLI SCORPION VERDE | 
| T6 R-Design (車幅1,960) | 275/35R22 (751mm) | PIRELLI SCORPION VERDE | 
| 18インチ | 235/60R18 (739mm) | オフセット42.5mm T8には装着不可 | 
			LATITUDE Sport3は、「スポーツ」とついてもコンフォート寄りのタイヤと推測。
			ContiSportContact 5は、典型的なコンチネンタルのスポーツ寄りタイヤ。
			SCORPION VERDEは、ショルダーが丸いエコタイヤ。
			やはり、T6 Inscriptionのスポコン採用の意図が読めない・・・
			
			後々ページを起こしますが、タイヤの銘柄とサイズに言及せずに、エアサスの有無で試乗記を書いているプロが多数見受けられます。
			このタイプのプロは、リーフサスペンションに対する考察力も低めの傾向が読み取れました。
			XC90の下回りに潜り込めばわかることなのですが、リーフスプリング採用によるコンパクト化のメリットは一切ありません。
			リーフスプリングの場合も、エアサスを納める空間は広々と確保されています。
			リーフスプリング採用は、ただ単に軽量化のメリットを欲してのことです。
		
 
			
			T5 ナロー
			T6とT8 ワイド
			
			タイヤのスワップには、ボディー側の都合を理解する必要があります。
			ご自分の車が、ナローとワイドのどちらなのかを理解して下さい。
			差はオーバーフェンダーにより生まれています。
			T5に、275幅を装着するとはみ出しになるので注意しましょう。
			フェンダーに後付けパーツを装着したり、プログラムにパッチをあてれば、275も装着可能ですが、個人的には推奨しません。
			必要ならば、最初からT5を避けるべきです。
			T5は、実はXC90の隠れたベストバイである可能性大。
			「ギラギラしていないから、ボルボが好き」
			この様な方には、吊るしでT5が良いと思います。(私も、これにエアサス付けて本国発注というコースで悩みました)
			
			困るのが、ワイドボディーでインチダウンする場合です。
			T5ホイールのポン付けなら技術的な問題は無いが見た目を悪い。
			オーバーフェンダーの分だけタイヤが内側に入ったような印象を受けます。
			これを避ける観点からオフセットをいじるとスクラブ半径起因の新たな問題が出てこないか心配です。
			※確実に路面からのキックバックが強くなる方向へ
		
 
			9.0J ET38.5
			凄い時代になりました。
			これで、「穏やかな」タイヤサイズなんです!
			この頃のボルボの純正ホイールのデザインは、一頃よりも素敵になってきたと感じています。
			馬鹿みたいな国内の値付けでなれば、純正でも良いんですが・・・
			1セット60万超え(20インチ)とか、勘弁して下さい・・・
			
			なお、T5は以下の通り。
			8.0J ET42.5
		
 
			
			個人的には、新車にコンチネンタルが入ってくると、「ハズレ」と思っています。
			どのような車を購入しても、スポーツ性より安楽であることを望みます。
			嫌いな理由は、低速でのゴツゴツとした感じと、生活道路での振る舞い。
			基本的には、中古車が好きなのもタイヤが選べるからです。
			つまり、コンチが付いている車両はマイナス査定を行うのです。
			それでは、なぜこの車両を入れたかとなるのですが・・・
			即納のエアサス付きの車両は、コンチ装着しかなかったからとなります。
			もしも本国発注をするなら、T5 Momentumにエアサスを付けます!
			ただ・・・Inscriptionのシートを体験してしまうと確かに良い。
			結局は、今の車の快適性を上げるのがベストという事になります。
			
とりあえずは、このスポコンを外すタイミングを考えます。
			
			A案 : 即時にタイヤのみ交換
			B案 : 即時にダウンサイジング
			C案 : 1年間判断を保留 (スタッドレスにて19インチを試せる)
			
			
			現状でも致命的という状況では無い事から、C案とするのが賢いのでしょうね。
		
| タイヤサイズ | タイヤ | 備考 | 
| 235/55R19 (741mm) T5 Momentum (車幅1,930) 純正装着 Michelin LATITUDE Sport3 | BRIDGESTONE DUELER H/P SPORT \26,000 PIRELLI SCORPION VERDE AS \18,000 PIRELLI SCORPION VERDE \18,000 MICHELIN PREMIER LTX \25,500 MICHELIN LATITUDE Sport3 AO(アウディ認証)\18,500 MICHELIN LATITUDE Sport3 \25,500 PIRELLI ICE ASIMMETRICO \12,000 MICHELIN LATITUDE X-ICE XI2 \23,500 | アウディ認証のLATITUDE Sport3は、訳ありか? インチダウンのスタッドレスの外形が小さくなるのも少し不安。 | 
| 275/45R20 (755mm) T6 Inscription (車幅1,960) 純正装着 Continental ContiSportContact 5 | PIRELLI SCORPION ZERO AS \29,000 PIRELLI SCORPION VERDE AS \30,500 PIRELLI SCORPION VERDE \31,000 MICHELIN LATITUDE Sport3 \39,000 Continental ContiSportContact 5 \31,000 BLIZZAK DMV2 \31,500 | コンチが意外と安い。 でも、二度と履かない! 255/55R19 (763mm) | 
| 275/40R21 (753mm) T8 Inscription (車幅1,960) 純正装着 PIRELLI SCORPION VERDE | PIRELLI SCORPION VERDE \34,000 | 選択肢は、SCORPION VERDEのみ | 
| 275/35R22 (751mm) T6 R-Design (車幅1,960) 純正装着 PIRELLI SCORPION VERDE | PIRELLI SCORPION VERDE \36,000 | 選択肢は、SCORPION VERDEのみ | 
| 235/60R18 (739mm) 18インチ | PIRELLI SCORPION VERDE AS \16,500 MICHELIN PREMIER LTX \20,000 MICHELIN LATITUDE Sport3 \21,500 | 235/65R18 (762mm) 245/60R18 (751mm) 255/60R18 (763mm) | 
			22インチが意外と高くない。
			バネサスとの相性は良好である事は確認済。(高速試乗はしていません)
			
			さて、本題に入ります。
			A案の、「即時にタイヤのみ交換」(20インチ)という場合は、SCORPION VERDEかLATITUDE Sport3と迷うところ。
			SCORPION VERDEの方が穏やかであると考えて、最初はビレリから試しますか・・・
			中古のT5純正ホイールでも出てくれば手っ取り早く試せて良いですね。
			うだうだしていれば、スタッドレスのシーズンがまた来ることでしょう。
			その場合は、19インチから積極的にチョイス。
			ただし・・・外形がサマータイヤよりも小さくなるのが気になります。
			タイヤ幅が狭くなる分を見越して、敢えて外形を上げる方向で考えて見たいと思います。