 
			既に3年前に売却済みの車両ですが、購入履歴として書き留めます。
			購入は、2017年。
			ブログもどきの更新が止まった年に購入しています。
			車両は、ゴルフ7後期のオールトラック。
			マイナーな車ですが、さらに以下でレア度を上げています。
			
			・ピーコックグリーンメタリック
			・純正レザーシート
			
			
			主たる購入目的は、その時点でのVWの自動運転の確認。
			当然ですが、メインのドライバーの好みで選ばれています。
			新車で購入していますが、購入当時からドライバーには、「この車両は長くは所有しません」と断って購入しています。
			理由は、DSG(湿式)であるから。
			実は、最初期のDSGを購入しています。
			その時にDSG(デュアルクラッチ)の耐久性を嫌って早めに手放しています。
			興味があったら調べて欲しいのですが、DSGは、その機構的に耐久性に瑕疵を抱えた代物です。
			もちろん、技術の進歩で乗り換えられる可能性はあるのですが、2017年の段階のDSGは爆弾を抱えていました。
			なお、所有していた間に大きな問題は発生しません。
		
			最後に乗ってから3年が経過しています。
			残っている印象を書きますと・・・
			
			・思ったほど品質は高くない
			・思ったほど高速道路が快適では無い
			・車両サイズから考えると広大な荷室
			・自動運転は未熟
			・それ以外は概ね想定の通り
			
		
 
			
			ゴルフ5と6の頃は、誰にでもお勧めできる代表としてVWを置いていました。
			2015年のディーゼル不正でブランド力が落ちてから品質はどうなったかの確認を兼ねて購入しています。
			結論としては、その昔のような恐ろしいような作り込みは一切ありませんでした。
			期待が高すぎたからなのか、納車時にガッカリしたことはしっかりと覚えています。
			※それほどに、最盛期の作り込みは凄かった
			その後に、現行型となるゴルフ8も購入することになるのですが、品質がさらに低下という確認は取れています。
			作り込みのVWを経験したいなら、ゴルフ6以前になると思います。
			
			明確に覚えているのは、メーター回りの設計が甘かったこと。
			AT車では頻繁に見ることになるシフト位置の表示位置の優先順位。
			フォントの選択など、明らかにUI関係の設計者の力が無いことが指摘出来ました。
			なお、現行のゴルフ8では、別の設計者を投入し、まともになっています。
			ここ、ゴルフ8の購入時に非常に重視した部分で、ここがゴルフ7と同等であったなら、私(社長)が購入の許可は出しませんでした。
			一般の方なら気にしない部分かと思いますが、設計屋的には譲れない部分です。
			
			誤解して欲しくないのですが、決して悪い車では無いのです。
			私のところも、この次のVWを購入しているのですから、そこまで嫌っていません。
			過剰な期待はせずに、そこそこの輸入車に乗りたいというなら・・・
			2023年現在でも、新車・中古車共にVWという選択は悪くありません。
			その際に自動運転を体験したいという場合は、VWは除外してください。
			ここ、明らかに他社に劣っています。
			つまり、高速道路を用いて少し遠くに家族旅行などという用途には向いていません。
			ならば、お買い物車となるのですが・・・
			こちらもDSG起因で諸手でおすすめ出来るという状態ではありません。
			バッチリ填まるのは、通勤主体で基本的には渋滞無しという用途になります。
			この場合もDSGという爆弾がどこまでいっても付きまとう事になります。
			
			おすすめ出来るのは、新車保証が切れたら乗り換えることが出来る方限定となるのでしょうか。
			ディーゼル不正以降VWは、闇の時代に入っていますが、まだ抜け出していないと思います。
			電気自動車で一発逆転を狙っているようですが・・・
			個人的には危ういブランドと感じています。
			
			なお、この固体はレア要素が多くオプション満載であることから、DSG関係を黙認出来るなら中古車でも満足度は高い物件。
			中古車価格も高止まりと言える状態ですが、DSGでも耐久性が高そうな湿式ですので・・・、乾式よりはマシかも知れません。
			これに限らずですが、好きなら手を出しても良い車でしょう。