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空撮機材の開発と自動車趣味のつながり

ひょうが降る直前

相変わらず、マルチコプターの開発を続けています。
この写真は本日(2012年4月17日)撮影。
この機体は国内初のマグネシウムフレームのマルチコプター。
※調べました
もしかすると世界初かもしれない・・・
※ここは調べきれません

昨年の暮れから具体的な開発を開始。
素材から物理的な形状まで研究を重ねて、本日が初フライトでした。
今日はご覧の様な天候。
4月ですがひょうが降りました。(この方向で1cm程度降ったとローカルニュースになっていました)

今年になってから、しっかりと休んだ記憶はありませんが生きています。

オクトコプター

自動車カテゴリに無理矢理に着地

これがご飯のタネとなっているマルチコブター(ラジコンヘリ)です。
モーターを8個取り付けて、上空から動画を撮るのが仕事。
まだまだ開発段階ですが徐々に売り上げが発生しています。

ここはブログもどきの自動車カテなので、無理矢理に自動車ネタに持って行きます。
←この機体のフレームはマグネシウム合金。
飛行機・自転車・ノートパソコン・デジカメなどの他、自動車にも使われている材料です。
自動車部品としてはホイールなどがメジャーな採用部品でしょうか?
このマグネシウムですが調べて見ると内装パーツなどにも採用例が増えているようです。
増えていると言っても・・・
主たるところは高級車・スポーツカー。
「マグネシウムのシート」などと調べると出てきます。

マグネシウム角パイプ

1本2,000mmのマグネシウム角パイプ。
開発業務であるとの事情を説明した上で、最小ロットを打ってもらいました。
これは特に振動減衰性能が高い、M1と呼ばれるマグネシウム合金。
自動車にはAZ31やAZ91などアルミを含んだマグネシウム合金が使われています。
※AZ31は3%のアルミを含んでいるという意味。

マグネシウム採用の主目的は軽量化。
マグネシウムの比重はアルミの1/3。
比重のみの比較ならカーボンに匹敵します。
さらに、熱伝導も早い。

軽く・熱をつたえやすい。
オープンスポーツカーには最適なシートフレーム素材と言えます。
純粋に重量を比較すれば、恐らくCFRPの方が軽量になります。
マグネシウムは粉末になると激しく燃えます。
室内に使うと怖いようですが・・・
ここ(シート)が燃えるときは全てアウトという意味と取りました。

シートは外すとよくわかるのですがとても重たい物。
ここの軽量化はスポーツカーなどでは効くことでしょう。

なお、マグネシウムは固まりでは容易に燃えません。
リボンとか粉末になると一気に燃焼します。
そして、水をかけると、「水素」を出します・・・
例の仕組みと一緒です。

以上、酒の席の小ネタでした。

自動車カテゴリ向けの、「大ネタ」も発生しているのですが空撮仕事の関係から得た情報であることから・・・
守秘義務の関係から、書くことが出来ず・・・(本当に、史上最強の大ネタ)
ネタも、小~大まであるのですが来年の正月まではブログもどきの更新は滞ります。

仕事で使っているマルチコプター

5ヶ月で、どこまで進んだか?

←仕事で使っているマルチコプター。
こんな機体で仕事をやっています。

これでどんなのが撮れるのか・・・
YouTube 「八代ふるさと公園の桜 」 (外部リンク)
YouTube 「子供中心のラジコン空撮」 (外部リンク)

私が路面からの情報伝達能力を、それほど重視しないのはラジコンのフライト技術があるから・・・
この動画をご覧頂くと、その理由がなんとなくわかって頂けると思います。
完全に、計算で飛ばす技術を持っています。
高速でフラフラ出来ないのは職業病とも言えます。
なお、モデルは長男と三女。

◆お願い
YouTubeにて、該当動画の「グッド」をクリック頂けると励みになります。
励みと言うよりも・・・より露出度が高まり、仕事になる。
仕事が増えると、結果として自動車ネタ(空撮部車両の入れ替え)が出来る・・・
儲かると言うよりも・・・投資がより早く回収出来る応援と思って下さい。
開発費はこの5ヶ月で既に新車の、「あのクラス」を購入できる金額を超えてしまっています・・・
このままではバルーン空撮の時と同じ様に「会社が傾く事に・・・」

私の人生はいつもこんな感じです。

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