 
			突然ですが問題です。
Q1 : 国産車の新車に個体差は無い?
Q2 : 純正エアロパーツは確かな効果がある?
			この疑問に答えるために、GRコペンを同時に2台購入しました。
			敢えて基本設計の古いコペンを選択。
			製造ラインは安定しきっているハズなので、明確に個体の検証が出来るハズです。
			
			購入時には、軽自動車のMTとして候補を絞りました。
			その際に比較的に短期間に届くのがコペンでした。
			ディーラーには試乗し無し。
			展示車も無し(その時点で県内に一台も無し)
			完全に博打案件ですね。
		
 
			
			
			・同日に同グレードの同色を発注
			・違いは、純正ナビ・オーディオレスパックの有無のみ
			・オプション装備は最低限(ETCのみ)
			
			
			今後、2台の識別をする観点から呼称を決めます。
			ナンバー末字5(写真の右)が、GRコペンA
			ナンバー末字6(写真の左)が、GRコペンB
			※オーディオレスは、GRコペンB
			
			完全に検証モードです。
			ディラーオプション装着によりビビリ音などが誘発されることを避けました。
			今回は完全にネタ枠ですので、あらゆる点から表沙汰になっていないネタを回収します。
			
フレーム番号は連番になったか?
			これ、異なりました。
			オーディオレスパックの関係からなのか、別日にラインに入っています。
			
それで、新車時に個体差はあったのか?
			はい。ありました。
			それも、少なくない量が。
			具体的には、ミッションのフィーリングが異なりました。
			GRコペンAの方が、感覚が良かったです。
			変な引っかかりも無くスムーズに変速出来ます。
			MINIのMT車が好きですが、そちらを100とすると60と評価します。
			なお、この違いを金額で表現するなら20万円とします。
			つまり、アタリの個体にこの金額までは出せます。
			ここ以外は新車時に大きな違いはありませんでした。
			この件を根拠とし、国産新車でも個体差はあると回答します。
		
 
			
			
			・新車時 GRコペンA > GRコペンB
			
			
			
			・半年経過 GRコペンA << GRコペンB
			
			
			このページを書くために、2台に半年ぶりに乗りました。
			その結果、両者の関係が逆転してしまいました。
			GRコペンAの味が落ちて、GRコペンBがレベルアップしていました。
			試乗は、AからBとしました。
			Aに乗った際には、「新車時からビビリ音が増えた?」「信号停車時の振動が増えた?」「なんかミッションが引っかかる」こんな印象でした。
			その後、出来が悪いと思っていたBに乗ると・・・
			「あれ、こっちの方が良いな」「エンジンもスムーズに回る」「ヒビリ音も、こちらが少し小さい」「ミッションも、こちらの方がマシ」
			
この半年で両車に何があったかを記します。
			GRコペンA
			・軽微な事故を経験。外装パーツの一部を交換(非事故車)
			・この修理に2ヶ月走行無し
			・オイル交換を試乗50km前に実施
			・走行距離3,860km
			
			GRコペンB
			・リアバンパー損傷(軽微・未交換)。
			・15インチホイールを履かしてから純正に戻す。
			・その際に、ラグナットが車外品になっている。
			・オイル交換未実施。
			・走行距離4,725km
			
			冷間始動時のエンジンの振動
			GRコペンA << GRコペンB(振動が少ない)
			
			ここで疑問なのは、GRコペンAはオイル交換直後なのです。
			常識では、この様な結果が出るはずが無いのです。
			ラグナットの違いは走行時に影響が出る可能性はありますが、冷間始動時には影響が無いと思って良いでしょう。
			過去に経験はありませんが、可能性として否定できないのが修理待ちの間の2ヶ月の停止期間です。
			これ、機械的にダメになる訳ではありません。
			タンク内のガソリンが明確に劣化する事に起因します。
			そんなわけ無いだろ~と突っこむ方がいると思いますが明確に否定します。
			ガソリンは購入から1週間もあれば劣化は物によっては体感出来ます。
			比較的、身近にある物としては草刈り機。
			他にもスクーターなど。
			非力な物ほど劣化は感じ取りやすくなります。
			現在、GRコペンAに発生している振動の原因がレギュラーガソリンの劣化起因である事を否定できません。
			こちらは走行が再開されていることから、近いうちに結果は出ると思います。
			
			以上の結果から両車のドライバーに聞いていました。
			GRコペンBはハイオク入れてない?
			答えは、NO。
			さらに、GRコペンAのドライバーからは衝撃の報告が・・・
			「私は、GRコペンAの方が良いです」
			
			ここで、GRコペンA がGRコペンBに劣る事を記します。
			
			・冷間時アイドリングの振動
			・信号待ち時にクラッチペダルに振動。
			・1速→2速時に渋い
			・2速→3速時に渋い
			・走行中のガタピシ音
			
			
			明確に、GRコペンAが劣る事を具体的に指摘出来るのですが、メインドライバーは疑問に思っていません。
			それどころか好ましく感じている様です。
			これは、俗に言うドライバーのクセを覚えているという状態なのでしょうか?
			なお、このドライバーはどちらも日常的に乗っています。
			
			新車時には、GRコペンAの方が価値が20万円高いとしました。
			半年経過した現在は、GRコペンBが50万円高いと評価します。
			
			今後も変化があったら報告していきますが、GRコペンにそろそろオプションを追加しようと考えていました。
			そして、一時的にでも私のファーストカーとして手元に置き、インプレッションを取っていきます。