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Fiat500S マルチエア試乗

Fiat500S マルチエア試乗

ハイエース以外のネタは久しぶり!
昨日試乗した、Fiat500Sの試乗記です。
人生初体験のマルチエアは・・・

いつもの通り、結論から
「色々な意味でスゴイ」

逃げたような結論からのスタート申し訳ありません。
今まで、色々な車に乗ってきましたが試乗10秒で、「ケラケラ」と声を出して笑った初めての車です。
ニヤニヤではありません、ハッキリと声をだして「ケラケラ」です。

Fiat500S試乗車

試乗日時:2013年10月31日
試乗ディーラー:フィアット千葉

まずは、感じたままを箇条書きにします。
・低速トルク貧弱
・5000回転で頭打ち
・車が大きく感じる
・500Sの内装は、エンジンのキャラクターと合ってない
・これは、ゲームだな
・新車なのにエンジンが壊れているよう
・ロボATとの組み合わせでは、拷問になるのでは無いか?(試乗してません)
・シフトノブの異常な太さには意味があるのだろうか?
・外から聞くと、排気音が勇ましいな!
・運転は上手くなる類の車だな
・上手くなるけど、ヘンなクセが付くな
・振動はあるけど、許せる(体が疲れない)振動だな
・こんな物の開発を、良く認めたな~
・こんな物をよく売る気になったな~
・うひゃ~ もの凄く楽しい~
・この楽しさは、1年後も継続するのたろうか?

内外装などは、他の方にお任せします。
ブログもどきでは、ツインエア中心に掘り下げます。

このツインエアは、開発時から興味があるエンジンでした。
エンジンの常識から考えれば・・・21世紀の車として成り立つハズの無い型式。
VWなどの様な、「エンジンバカ」(褒め言葉)からでは無く、まさかのFiatからの登場。
振動面で、普通の四気筒並みにならないと勝機は無いハズ。
つまり、よっぽど洗練された2気筒にならないと、発売はしないだろうと予測しました。
結果は・・・
見事に裏切られました。
誰もが感じるしっかりとした振動付きで、ツインエアは発売されました。
やっぱり、二気筒は振動の呪縛からは逃れることは出来ないのですね。
ただし、この振動は苦痛を伴う物ではありません。
他人を乗せる用途の車には、あり得ないと思いますが自分一人で乗る車なら問題無し。

ツインエアには、独特の作法が求められます。
具体的には、「非常に狭いトルクバンドに回転を保つこと」
特に、天井が低い(回転を上げられない)ことが、過去に経験したことの無い体験でした。
これが、ゲームのようという感覚です。
手練れなら、第一印象は良いモノでしょう。
私も、最高に楽しめました。
ただ・・・コレを手に入れて、日々付き合っていて、この感動が続くのかはわかりません。
体調不良で、病院に向かうときなどには・・・恨むことになるかも知れません。
ま~、この辺はオーナーにならないと何とも言えないところす。

どのような人に向いているのか

ツインエアは、キッチリとMTを扱えない方を切り捨てています。
「クラッチなど踏まずともシフト出来ますよ」というクラスの方は、ゲームを楽しめると思います。
そのクラスの方には、即時の試乗をおすすめします。
出ました。赤字です。(つまり、重要)

小排気量のMTという点から、「MT初心者に最適では?」という方もいるかも知れませんが・・・
この用途なら、アバルト500の右ハンドルMTの方が、遙かに向いています。
あちら(アバルト)は、教習車に最適と思えるような正しい方向のMT車です。
こちら(ツインエア)は、きっちりとMTを乗り切れる手練れのおもちゃです。
本来なら、価格の安い方(ツインエア)で勉強して、高い方(アバルト)で、「遊ぶ」が正しいと思うのですが・・・
Fiatは、何を考えているのでしょうね・・・

試乗後に、ツインエアの試乗記(主としてブログ)を拝見しました。
そこから取れるのは・・・「あ~~ しっかりと踏めてないね」という印象です。
この車は、しっかりと踏みぬくと、強烈なキャラクターが奥から顔を出してきます。
そこまで逝かないと、苦痛が快楽に勝ってしまう車です。
なのに、勘違いして買ってしまっている方が多い・・・
MQB世代のゴルフの様に、何もわからなくても、これにしとけば間違い無しという類の車では無いのです。
デメリットてんこ盛り。だけど、踏み切ると顔を出してくる「ザ・イタリア車」のキャラが魅力的。
このキャラクターは、唯一無二の物。
どんな高級スポーツカーもライバルがいない、ツインエア独自の物です。
このキャラクターが心に響いてしまうなら・・・ライバルが無い車です。

まさかとは思いますが・・・
振動も含めて、Fiatは、このキャラクターを狙ってつくったのでしょうか?
それとも、結果として、こうなったのでしょうか?

どちらにしても、少しでも興味を持ったなら試乗をおすすめします。
名車とは言いませんが、記憶に残る車です。
なお、初めてのFiat試乗をツインエアMTからスタートする事はおすすめしません。
可能ならば、アバルト500のMTを試乗。(こちらは、すこぶる「まとも」)
その後に、ツインエアMTという順番でお願いします。
キチントした車も作れるけど、遊ぶときはスゴイよ~という、Fiatのキャラがわかると思います。

人生初のMTならアバルト500(ムルティプラでも可)
乗りたい車が無い~と嘆く手練れならツインエア。

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