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FIAT 500 マヌアーレ・ピゥ・チエロ導入

FIAT 500 マヌアーレ・ピゥ・チエロ導入

2020年9月に発売された、Fiat500の限定車です。
台数は、ハッチパックが155台。
カプリオレが75台。
購入したのは、ハッチバックになります。
地元ディーラーに2台入荷していました。

いつもの通り結論から。

期待通りの車でした。
迷っているなら背中を押します。

2023年現在では、時折発売されるわずかな新車を奪い合うことになると思います。
この場合は、多少高いと感じても積極的に購入(抽選の応募)することをおすすめします。
購入してから相性が悪いと判明した場合でも、下取り価格は期待出来ます。

迷うのは、ボディーカラーの関係から過去モデルが欲しい場合と、抽選で落ちた場合の中古車購入になります。
この場合も迷ったから購入することをおすすめします。
やはり、この感じは唯一無二。
興味を持ってしまった段階で負けの物件です。
このページを書いている2023年11月の段階でも中古車価格はプレミアム付き。
この先、待っても大きくは下がりません。
そして、程度は悪くなる。
ならば、多少高くても早めに購入すべき案件です。

注意すべき点は一点のみ。

これ、スポーツカーではありません。

ネットの記事を拝読すると、コイツをスポーツカーとして語られている物がありました。
そこ、違います。
これは、趣味性が高い実用車が本質です。
正しく楽しむには、純正ホイールをインチダウンするのが正しい物件です。
少しでもスポーツ要素があると期待して手を出すと後悔します。
この点のみを気をつけて下さい。

購入目的は、500Sの楽しさはなんだったのかの確認

購入目的は、500Sの楽しさはなんだったのかの確認

Fiat 500Sは導入当時に試乗経験がありました。
その時には、壊れかけのエンジン音に頻繁にシフトチェンジを強いる特性から・・・

大変に、楽しませていただきました。

その時の記憶が残っており、この感覚をもう一度確かめたくての購入です。

まず、MTその物出来は普通です。
手持ちの車両では、Miniよりも大きく劣り、GRコペンよりも優れます。
ギアの切り方も適切。
正し、メーターに表示されるシフトUPの指示は気に入りません。
これ、平地を入っている分には適切に指導が入ります。
でも、坂道に入ると崩壊します。
普通の車両よりもトルクは細いことから、頻繁に点灯することになり、ついつい指示に従うとトルクが薄い事を思い知らされると・・・
もしかすると、コレ一台のみなら違和感は無くなるかも知れません。
でも、私の様な複数台持ちの場合は気になる可能性があります。
回転落ちの感じも実用車として適切に手名付けられています。
気持ちよく丁寧にシフトをしていくと色々と調和してきます。

もしも、人生初のMT車の候補がこれの場合は、注意が必要です。
この感じでMTの常識が出来てしまうと、他の車に行った際に問題になるかもです。
その場合は、中間に一台挟んだ方が良いでしょう。
また、追い越しを積極的に仕掛けるタイプの方も相性は悪いです。
この車を何人かに乗ってもらいましたが、少し好き嫌いが分かれるタイプの車でした。
困難かも知れませんが、購入前の試乗は必須のタイプの車です。

購入目的は、Coper Sの信頼性の確認

FIAT 500 マヌアーレ・ピゥ・チエロの良いところ

結論でも書いている通り、基本的には良い車です。
これ、絶対性能が優れているとかでは無く、車のキャラと、シャーシ特性やエンジン出力などの辻褄が合っているという評価からになります。
悲しいですが、この色々な場所の辻褄が合わないことは国産車に多く、この事に気がつけない開発者とライターさんが多すぎます。

ここは、ブログもどき。
あくまで、独自目線で後期モデルの500Sを評価していきます。

・基本設計は大切
・信頼性が高くなった
・最初期からコンセプトからブレ無い
・最大の魅力がツインエア+MT

◆基本設計は大切
Fiat500は、Fiatを救った功労車。
ここに異論を挟む方は無いでしょう。
後々まで残る名車です。

反論が出てくることは承知で、あえてシートポジションの事を書きます。
Fiat500系のシートポジションはアップライトに設計されています。
それに無理に逆らわずに、ちょっこんと座ると・・・
この設計の正しさが見えてきます。
運転席から見える景色や各種スイッチの位置とデザインが設計者の意図するところに入ってきます。
想定しているのは、都市部での小型車の在り方です。
駐車スペースの関係からボディサイズは小さく。
それでも大人4人を納めつつ、欲しいと思えるデザインにすること。
これ、見事に叶えています。
素晴らしいのは、この目的の為に別の性能を捨てていること。
国産車の様に、何でもかんでも詰め込んで主目的が崩壊するなどという事はありません。

Mini2台とコペン2台

例えば・・・
4ドアにすると、デザインは崩壊する。
そして、車重は増えてコストも上がる。もちろん、全長も長くなる。
だから、2ドアのみとした。

←これ、全て2ドア(ハッチバック含む)+MTです。
ここに写っている以外にも3台。
同時に、7台の2ドア+MTを所有しています。
ここまで持って、車両を研究対称とするとわかるのですが、Fiat500は数少ない2ドアで現行販売されている実用車の設計に瑕疵がない車両です。
私もアバルト500のシートポジションは好きではありません。
最初期モデルから乗っているのですがシートポジションに関しては敢えての不変としています。
理由は、設計者は実用とスポーツでバランスを取った答えがコレだから。
他の車両の様に容易くシートを落とすとシフト位置が崩壊するのは自明です。
ならば、このシート位置から設計者の意図を読み解こうと考えました。
この様に遠回りをして、FIAT 500 マヌアーレ・ピゥ・チエロを導入しても発見がありました。
あの500の純正シートのヘッドレスト。 どう考えても設計ミスと写真で思っていたのですが・・・
これ違いました。適切です。
この自己主張の強いヘッドレストからシートポジションを追い込むと・・・填まります。
つまり、ヘッドレストが邪魔と感じているときは、設計者の意図しているポジションで無い事を意味します。

◆信頼性が高くなった
前期のアバルト('12)は納車直後から色々とトラブルが発生していました。
既に納車から10年になっていますが、未だに故障は多めです。
多いと言っても、20年前のイタリア車よりは少なくなっており修理費用も少なめです。
故障頻度と、修理費用は普通の輸入車と同等程度と思って良いと思います。
マヌアーレ・ピゥ・チエロの購入から既に3年が経過しています。
信頼性に関しては合格が出せると思います。

◆最初期からコンセプトからブレ無い
デビューから年数が経過していますが、マイナーチェンジなどで方向性がブレていません。
これも大事な事で、長い間モデルチェンジが無いと方向性がブレていく車が存在します。
例えば手持ちでは、MINI 5ドア(F55)が該当します。
これ、Miniの稼ぎ頭です。
3ドアよりも売れています。
営業サイドの意見を取り入れて成功した車です。
でも・・・設計屋的には失敗作と評価します。
これも、第2世代Miniを設計したような優秀な方が付いたなら見事な車になったはずです。
でも、モデルチェンジから時間が経過して担当が交代。
そして、その担当は過去モデルをキチンと理解出来てない。
そこから生まれた悲劇です。
なお、問題の車ですが、社内でも「大好き」とする人間もいます。
つまり、設計が正しい事と、人の好き嫌い(売れ行き)は連動していないという例にもなります。
本題に戻ります。
Fiat500は、今の段階でも初期のコンセプトから大きくはブレていません。
まあ・・・ブレたくても台所事情が許さないという可能性が高いのですが・・・

◆最大の魅力がツインエア+MT
アバルトでは無く、500Sを指名買いする最大の理由がここにあります。
振動はしますが不快ではありません。
デビューから10年が経過したエンジンですが、思いのほか故障は少なめです。
MTも絶品ではありませんが、実用車としては大きな文句はありません。
最大の欠点が、余りにも非力である点。
私の自宅前の坂道は3速で走る事を求められます。
ここ、NAのMini(Coper=比較的非力なモデル)なら5速で走れる条件です。
主たる原因はエンジンその物にあるのですが、只でも非力なエンジンを無駄に大きなタイヤが食っている事が残念でなりません。
少なくとも、15インチなら1速ギアを上げることが出来ます。

FIAT 500 マヌアーレ・ピゥ・チエロ 純正ホイール+タイヤ

最大の欠点は純正ホイールサイズ

上記している通り、非力です。
これ、エンジンその物が非力であることを指摘しているのでは無いのです。
※非力であることは美点とも

問題とするのは、貴重なエンジン出力を無駄に大きなホイールで散らしている点です。
安く・軽く・潔いのが、この車の魅力ですが正反対の方向を向いています。

本来なら、様々なパターンでインチダウンを試すべきなのですが、他の車両もあることから深く追いかけることが出来ません。
それでも言い切ることが出来るのが、16インチがベストである訳は無い車です。
恐らく、15インチのプレミアムかスポーツ系の高級タイヤを履くのが本命。
押さえで14インチのエコ系。
具体的には・・・
・ミシュラン パイロットスポーツ系 185/55R15
・ミシュラン プライマシー系 185/55R15
・ミシュラン エナジーセイバー系 175/65R14

これらのタイヤを装着し、燃費競走をするのが、この車の楽しみの一つになると思います。
GOODYRAR EfficientGrip195/45R16
これが純正タイヤですが、燃費性能は、「AA」
この性能で、インチアップしても問題ないと言うのでしょうが・・・

テクノマグネシオ TM-Light

インチダウンのテストとして用意していたスタッドレスセットです。
厳密にはオールシーズンタイヤ。
もちろん、このタイヤの方が好ましい特性になります。
ただし・・・試乗は3年前の事なので、具体的なインプレッションが出来ません。

なお、ホイールはテクノマグネシオ(カンパニョーロ)です。
フィアット・ムルティプラにて使っていたホイールを転用しています。
これ、ファンなら大注目のホイールのハズなのですが・・・ディーラーでは華麗にスルーされています。
マグホイールでも無いのですが、最終期の希少なホイールです。
なお、最近安価なホイールとしてテクマグというブランドがありますが、それとは別物です。

このページを書くために、久しぶりに存在に気が付いたホイールでした。
17年前に新品で購入したホイールです。
その間に沢山の車の入れ替えがあった事から、とっくに処分しても良かったはずなのですが・・・
これだけは、手元に残していたんですね。
それだけ思い入れのあったメーカーでした。
そして、この時の思い出しは、新たなネタに続くことになります。

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