15年ぶりに更新を再開するネタです。
			過去のページは以下になります。
			
			'07/08/02 2007年版 メーカーの好き嫌い
			'09/04/02 2009年版 メーカーの好き嫌い
			
			今では、「空飛ぶ車」の開発の関係から自動車も開発者目線で観察していますが、2007~09はIT系がメインの会社でした。
			その頃に書いている内容を見直しても・・・面白い考え方をしていますね。
			いくつかは予言を書いておきましたが、その通りになったことや外れた事など色々でした。
			以下は、2009年のページと同じ文言です。
			
			いつも以上に、勝手に書きます。
			お暇ならお付き合い下さい。
		
			この15年で個人的な評価は上がった会社です。
			この間に、ハイエースを購入して、業務用に高速特化で仕上げて道具として使い切り手放しています。
			内装と足回りの総バラシでわかったことは、「トヨタは思っていたほど品質が高くない」でした。
			
			昨年は、トヨタ GRコペン['23]を2台購入したことからディーラーとの付き合いもあります。
			メンテ入庫の際にショールームの車に触れたり試乗したりをしているので引き出しは十分あります。
			GRコペンの設計は個人的には不満がありますが、放置します。(着座位置関係)
			そして、設計・製造はダイハツであることからトヨタの評価には加えません。
			
			この頃ではアルファードに試乗しましたが、内装品質以外はとりあえずは大きな問題がありませんでした。
			15年前と言うと、先々代に試乗していると思うのですが、これはセカンドシートの乗り心地が崩壊していたと記憶しています。
			現行型は、少なくともこの点は問題なしでした。
			気になったのはナビに表示されていた半角カタカナ。
			面白い事にカタログでは同じ文字が全角になっていました。
			ナビのプログラマは、「半角でも全角でもどちらでも良いでしょ」で、
			紙のデザイナが、「ここ、半角はありえね~」
			私が物を言える立場なら担当者を呼びつけるレベルのミスです。
			※輸入車なら、まだ問題としないがトヨタ車でコレは致命的なミス
			
			感心したのは新型プリウス。
			なんとも、トヨタ的な車ですが、良い落としどころを見付けたと思います。
			特に空力(ドラック)を悪化させても落ちいたイメージを回復させた手腕はスゴイ(褒めています)
			また、現行のアクアは「バイポーラ型ニッケル水素電池」搭載という点から耐久性の研究から購入を検討していました。
			17年前は、ハイブリッド車にニッケル水素電池を積んでいるからという理由で嫌っていましたが「バイポーラ型ニッケル水素電池」には興味があります。
			
			残念なのは新型クラウン。
			明らかに内装設計者の技量が足りていません。
			プリウスは関心しましたがクラウンの内装は落第点でした。
			具体的な内容は面倒なので省きます。
			
			なお、特許という観点からは、トヨタは「素晴らしい」とコメントします。
			他の自動車メーカーと明らかに一つ頭が出ています。
			恐ろしい程に全方位で、全ての質が一定。
			国内の別の企業で大量に出している例は多いのですがトヨタは質が違います。
			
2024年のタイミングでは色々と問題があるようですが、今後も安泰でしょう。
同意はしたくないですが見事な舵取りは健在です。
			最近ですが、ショールームに10年ぶり位に訪問しました。
			※あっ、仕事では旗艦店に入ってた
			試乗はしてないので自動車としては未知数。
			ショールームの感じは・・・キライです。
			個人的には自動車は実用品と考えている事から、「おもてなし」よりも「確かな技術」を望みます。
			そして、「技術」が感じ取れなかったことから現段階での好き度は低めとしました。
			
周囲にはおすすめしている会社です。
私もネタとして一台は買ってみようかなというブランドです。
			15年前は、WRCとMTの撤退で悲しんでいました。
			でも、アイサイトという新たな武器でブランドイメージは大幅改善です。
			最近も営業車の候補としてあげたブランドです。
			
			なお、15年経過しても独自(褒めてない)のデザインは健在。
			※最近よりも15年前の方がマシとも
			どうしても長いフロントオーバーハングをごまかす為に足し算のデザインしか出来ない様です。
			このデザインに関しては、一頃のアウディを真似た「引き算のデザイン」で良いと思うのです。
			「足し算のデザイン」で成功するには、クリス・バングルの様な天才が必要です。
			
天才がいない以上は「引き算でデザイン」するのが正解です。
			なお、褒めているのに好感度が上がらないのは、「3眼アイサイト」起因。
			これ素人には受けるのでしょうが、玄人は納得出来ません。
			確かに、わかりやすく新型をアピール出来るのでしょうけど受光部の進化を考えれば逆向きの動きです。
			昔から基線長が不自然に長い(素人受け狙い)はアイサイトの特徴ですが、この悪い癖が改善出来ないという事ですね。
		
			15年前はブランドとして取り上げてもいなかったのです。
			そして、いきなりの高評価。
			エクストレイルやノートを試乗しましたが予想超えしてきました。
			ゴーンがいなくなって良い方向に向かいましたね。
			
でも、外装デザインは好きじゃ無い(Zは除く)
			GRコペンの購入の際にタイミングが合えば、N-ONEのMTを購入する可能性がありました。
			キチンと試乗してないので言い切れないのですが、多分良い車です。
			外装デザインは国産車では一番好きですね。
			どこかのマネをしないことはとても良いことです。
			
スポーツカーの廃止は少し心配。
			15年前は大嫌いなメーカーでした。
			ワゴンRの代車が苦痛であった思い出しかありません。
			そして、現在のスズキの感じを知らないことから、今の段階では未知数とします。
			家族の一部からジムニーに興味があるという話があるので購入の可能性が出てきたブランドです。
			
ジムニーは、ATよりもMTの方がカタログ燃費が良い。しかもMT車の方が安い!
			15年前は、「トヨタとの距離感が絶妙」と褒めていたブランドです。
			これ、昨年にGRコペンを購入して大きくイメージが悪くなりました。
			その切っ掛けとなったのは初代コペンの開発者が残していた以下の記事から。
			
外部リンク:responce 【ダイハツ『コペン』発表】デザイナーに聞く「アウディ『TT』に似てません?」
			記事では、以下の様に述べています。
			
			「意識しなかったと言えば嘘になりますが」とダイハツ・デザイン部の山本叔弘さん。「しかし、もともとは『X-021』や『オプティ』(先代)などでダイハツが使い始めた造形。このお椀を伏せたような造形は、ダイハツのアイデンティティだと思っています」
			
			
			苦しすぎます。
			外装は当然ですが、内装も完璧にマネています。
			ホイールは完全なコピー品です。
			外装はほどほどで内装などを積極的に真似ているところは自覚症状があるのでしょう。
			一頃の中国車と同等レベルの仕事をしています。
			さらに、『X-021』や『オプティ』が先などと宣うのは、設計者としては許しがたいところです。
			この記事を見付けてしまったことと、実際のコペンに触れたことでダイハツは大キライなメーカーになってしまいました。
			TTのデザインに引きずられることは無理は無いと理解出来ます。
			でも、その言い訳が余りに酷い。
			そして、TTのデザインを「これだとすぐに飽きてしまう。」と貶しているのは許すことが出来ない。
			20年程前に初代TTに乗っていますが、今でもデザインのベンチマークとして心に残っています。
			TTの悲劇は最初にもっとも優れたデザインを出してしまったことから、後々のモデルが輝かなかったこと。
			どちらにしてもデザインの観点からは名車です。
			
			この質の開発者を雇用したという履歴があるだけでダイハツは生涯にかけて非売運動を行う相手としました。
			少なくとも社員や家族がダイハツ車を望んでも私は購入することはありません。
			
			 とどめとして以下の内装写真もご覧下さい。
			とどめとして以下の内装写真もご覧下さい。
			外部リンク:responce 【ダイハツ『コペン』発表】デザイナーに聞く…「ルーツは1991年」
			
			エアコン吹き出し口・ハザードスイッチ・ダッシュボードの形状。
			21世紀の国産車でもっとも酷いコピー車と認定します。
			
			なお、不正問題に関しては個人的には寛容です。
			組織に属していれば、「なあなあ」になってしまうことも一定の理解を示します。
			嫌っているのは、山本叔弘という人物を雇用して野放しにしたという事実のみです。
		
			ここも評価を落としたメーカーですね。
			マツダと言えばスカイアクティブにより、「マツダ地獄」を脱しました。
			私も、当初は好意的に感じていたのですが・・・
			
外部リンク:マツダ、「SKYACTIV-X」エンジンが 全国発明表彰「日本弁理士会会長賞」を受賞
			特許も仕事の一部であることから、特許第6562164号を調べて見たことがあります。
			その結果わかったのは、周囲の評価と異なる事実でした。
			
			少なくとも選者は、自動車のエンジンの素人で、実燃費が10%改善すると勘違いして選ばれたという疑惑がある点に気が付きました。
			マツダのニュースリリースでは当然ですが燃費に関しては言及していません。
			特許の請求項を見ればわかるのですが、主たるところは「冷間時の燃費を多少改善する」という知財です。
			「特許第6562164号は、エンジンの発展の過程で重大な発明では無い」という認識を私はしています。
			それでは、なぜ特許庁長官賞を受賞できたのか?
			これ、プレゼンの時に実燃費が10%改善すると勘違いさせたことが勝因です。
			マツダは、デミオの燃費を30.0km/Lとする為に敢えてタンクに仕切りを作ったなども記憶に残るところ。
			その昔は、「潔い」と評価をしていましたが、今は「セコイ」と認定をします。
			
なお、私も似たような賞を受賞していますが、あり得ない形状で実際に飛行していると言う事実で受賞しています。
			この15年間の最大変化が、AudiからVOLVOを経てBMW党に入りかかっているところでしょうか。
			BMWは、ことある毎に試乗をしていますので言い切ることが出来ます。
			
現在のラインナップでは、ハズレの車両が少ない
			2024年8月の段階で明確にハズレと言えるのは3シリーズのみです。
			多くの国内グレードでは不必要の脚の硬い組み合わせが採用されています。
			つまり、本国仕様のベーシックなグレードなら・・・多分大丈夫。
			それ以外のBMWは期待しているそれが備わっています。
			どこのメーカーでもラインナップの中に多少のハズレがあるのが普通なのですが、現在のBMWはこの点がスゴイところです。
			まだ入門の段階であることから信頼性などのデータが揃っていません。
			今回導入の車両は、この信頼性の確認が主たる目的としています。
			
			なお、デザインの迷走は続いています。
			金太郎飴を嫌うという姿勢は評価しますが・・・バングル(天才)はチームにいないんですよ?
		
			すいません。
			チーフデザイナーが好きになれません。
			世界的にMTを廃止するという姿勢も疑います。
			定点観測をしているメーカーですのでどこかで購入する可能性は残します。
			
もしかしたら、買うかも・・・
			評価の急落は、ある気が付きから。
			仕事の研究(空力)から、ル・マンは良く調べています。
			その結果、メルセデスがやってきたことがわかったことから・・・非売運動に入りました。
			メルセデスと言えば、「安全」と答える方も多いことでしょう。
			その様な方へ!
			「メルセデス・ベンツ・CLR」で検索してみて下さい。
			そして、30分程度の時間をかけて何があったかを理解してみて下さい。
			5分じゃダメですよ。しっかりと30分調べて下さい。
			
ほらっ キライになりましたね?
			なお、1955年の事故に関してはマイナス要素とはしません。
			時代背景から考えると致し方なしと思います。
			その後の対応も適切だったと思います。
			でも、1999年の「空飛ぶくるま」は許してはいけない事件です。
			ここで、突っこんでくる方へ!
			キチンと30分調べて見て下さいね。
		
			15年前の好感度65%から急落のメーカーです。
			先代と現行のゴルフを新車で購入しています。
			その上客としてコメントします。
			
			VWのピークは、ゴルフ5と6まで。
			7から明確に質は下がり、8で許しがたいレベルまで製造品質は低下。
			少なくとも15年前は誰にでもおすすめできるブランドの筆頭だったのです。
			そのポジションは完全に崩壊してしまいました。
			
			なお、会社としてはVW車を当分は購入することはありません。
			現行世代で品質が戻る事を期待したのですがまさかの悪化でした。
			
もうチャンスは与えません。
			私は少し古めのAudiのファンです。
			具体的には、フェルディナント・ピエヒの影響力があったころのAudiのファンです。
			あの頃は、「やり過ぎ」(褒めてます)と評価しています。
			そして、影響力が無くなった頃から作り込みの低下が目に見えてわかり心が離れて行きました。
			
			私の営業車の標準はEセグのワゴンです。
			AudiならA6が該当します。
			現行型のデビューの際に、もの凄い期待して待っていました。
			それはグリルの形状からLiDAR(ADASのデバイス)の搭載が示されていたから。
			これ実際に販売が始まるとダミーであることが発覚。(原価を知っていると、そうだよね~となる)
			まあ、新車発表時に搭載されてないのは無理は無いね・・・と理解しました。
			でも、発売から5年が経過してもダミーとは、どういうことですか?
			客を馬鹿にするのもいい加減にして欲しいところです。
			もちろん、量産車両にLiDARを搭載するのが如何に困難かは理解しています。
			そこに技術で挑むなら、Audi党に戻ると言う選択も出来たのですが・・・
			
			なお、数年前にQ7の試乗をしたのですが、わずか100mで試乗は終了しました。
			理由は、車が真っ直ぐ走らなかったから。
			それを営業さんに指摘したところ・・・見事な言い訳をしてきたことから・・・
			
			基本的にVWグループですので、地盤沈下は避けられないところ。
			当分は試乗の候補にも上げません。
			
もうチャンスは与えません。
			昔から、いつかはと思っているブランドです。
			VWグループですので地盤沈下はしているとは思いますが、希少なMTを今でも用意しているブランドです。
			SUV等は興味がありません。
			あくまで、MT車のみの興味です。
			積極的に選ぶというよりも消去法で残ってしまうというのが実情です。
			ポルシェに求めるのは、VWとAudiに求める物とは異なります。
			
チャンスは残します。
			もしかすると、もう新車のボルボは購入しないかもです。
			電気自動車にシフトすると大々的にぶち上げてる事が一つの原因です。
			そして、開発資源をEVに持って行かれたからなのか、とにかく車の信頼性がありません。
			今でもブランドやデザインは好きです。
			でも、実用車と考えると色々な意味で選びにくいブランドになってしまいました。
			
google非搭載のガソリン車のみ可能性を残します。
なお、また壊れて入庫になる様です。
			すでにMT車が無くなりました。
			MTがあるからこそ、小さな欠点を許していたのですが・・・
			
			現在進行形で2台を所有していますが、次は無いですね。
			MINIと比べると明確に劣っています。
			ただし・・・お財布には優しいです。(維持費が低コスト)
			免許取り立ての若者がMT車を覚える為に乗るのは非常に良いと思います。
			
MT無しのイタリア車には価値無し(15年前と同じコメント)
			もう、10年はアルファロメオに触れていません。
			最後は、ブレラでした。(コイツは良かった)
			
路上で見かけると、何か良いことがあるような気がする・・・
			DS3が発売された直後くらいが直近のピークでしょうか?
			今は完全に迷走に入っています。
			
セバスティアン・ローブが好き・・・(15年前と同じコメント)
			基本設計は、もっとも好きな会社かもです。
			そう、「基本設計」はデザインも含めて良いのです。
			でも、詰めが甘すぎて評価を落としています。
			
			現行のDEFENDER 110SEは、1年で降りました。
			主たる原因はシートでした。
			これ、大人でもサードシートに乗り込むのは大変な代物でした。
			家族は、「ハイエースの方が良い」とも・・・
			そして、最大の問題がDEFENDERのみ発生していた訳では無いこと。
			現行のレンジローバーなども展示車でトラブルは多発という状態でした。
			少なくとも商品としての最低限の性能が保障されていませんでした。
			でも・・・デザインを含む基本設計は素晴らしいんです。
			
仕事には使えないけど、もう一度と思えるブランド
			ランドローバーのショールームにありますので内装程度は観察しました。
			乗っていないことから明言は出来ないのですが、今でも購入には覚悟が必要な雰囲気はあります。
			
比較的高年式にMT車がありますね。中古の購入の可能性はあります。
			個人的には好きな会社ですが、私以上に周囲が好んでいます。
			私はタコメーターが好きになれないことから、昔から候補には挙がっていないブランドです。
			
比較的高年式にMT車がありますね。中古の購入の可能性はあります。
			3200GTのMTに若頃に憧れていました。
			既に劣化が激しい年代であることから購入には勇気が必要な年代ですね。
			ジウジアーロは、あのテールランプがキライな様ですが・・・
			
状態次第では。中古の購入の可能性はあります。