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イケアの名物！？　不良品

ノールデン組み立て中

昨日、プライベートで使用するダイニングテーブルを買ってきました。
30分もあれば、組み立てられるだろうと考え・・・朝食前に組み立ててみました。

しかし！　このテーブルが・・・ハズレでした。

不良品の為に組み立てが出来ません！

いつも通り？？？　自分で直してしまいましたが・・・普通の方なら大変なことになっているハズです。

NORDEN(ノールデン)に何があったのか？

穴位置がずれているイケア不良品

4本の脚のなかで、1本の穴開けが不良となっていました。
本来なら、脚のど真ん中に、1cm程度の穴が空けられています。
その穴に向かって、フレームへの取付ボルトが入っていきます。(写真の左上からのボルト)

わかりますか？
ドリル刃は最初は中央に入ったようです。
固定が弱かったからなのか、そこから斜めにドリルは入っています。
左上からのボルトは、「クルクル」と回るだけです。

こっちが正常品

ノールデン脚部の拡大

←これが正解です。
マイナスネジのボルトがしっかりと中央にあります。

本来なら・・・イケアに連絡し、不良品を返品なのですが・・・
80kg以上。長さは1.7mもあるような箱をもう一度持ち運ぶのはイヤです。
それに・・・古いダイニングテーブル(イノベータ＝このページの一番上の写真)はバラしてしまいました。
このままでは、朝ご飯が食べられません。

結局は・・・事務所の裏にある工場に向かい、斜めに入った穴を修正してしまいました。
まあ・・・購入時から、「高さ調整の為に、脚を詰めようか・・・(自分で)」などと考えいたので良いのですが・・・

社長ブログもどきを初めて見た方へ

このページを書いている株式会社0の代表は元々は組子細工の職人です。
修業時代にはヤマギワ電気で扱っている木製の高級照明や、「ユートピア」(スピーカー)の組子部分をつくっていました。
地元の建具業界では名前は知れ渡っています。

また、職人の仕事をやめた今でも、大型の木工機械(何百キロもあります)を所有しています。
家具をつくると言うことに関しては・・・プロの家具職人よりも技術を持っていたりします。
IT企業の社長(もどき)ですが根はコテコテの職人です。

昨年は子供部屋もつくってしまいました。

イケアと不良品

この様な事は過去に何回もありました。
組み立てられないというヘビーなクラスだけでも、3回は経験しています。(1回は溝付の不良のため昇降盤まで登場！＝PAXの引き出し)
「図面が入っていない」事も、2回ありました。(子供用の収縮ベット)
ですが・・・欠品は無いんですね。不思議です。

イケアと付き合うにはこの不良品の多さをある程度は大目に見るという寛大さが必要です。
いつも通り、「日本人クオリティー」でクレームを上げると・・・値段が高くなってしまうので、みなさん頑張りましょう。
自分で直せる物は自分でヤルことにしましょう！

購入価格、約5万円
重量、約80kg
港北から、山梨に運び・・・(車で2時間)
朝から、家族に急かされながら、穴を修正
会社の出社は少し遅刻

ここまで、やってもクレームは出しませんでした。

この価格で、この材料で提供するなら、この程度の加工クオリティでOKとします

この記事を書いてる段階で、このテーブル(大きいノールデン)で3回食事をとりました。
良いテーブルであることは間違いありません。

'08/11/04 加筆 ： 10ヶ月後の感想

このページを書いてから10ヶ月が過ぎました。
日々、このテーブルを使っていますので感想を述べさせて頂きます。

「買って間違いなし」

この一言でまとめられます。
ノールデンはバーチとビーチの設定があったかと思いますが・・・(もう忘れている)
私が購入したのはバーチとなります。
ビーチの感想ではありませんので気をつけてください。

この木材は日本の材料に例えるとケヤキです。(手触りとかキズの付きやすさ)
ケヤキよりも少し柔らかいので、キズは付きやすいのですが一般的なツキ板(イケアで1～2万円)よりもキズは付きにくいかもしれません。
また、付いてくるキズも「味」の一部になってきました。
良い物を、そこそこ長く(私の想定は20年)使いたいなら買って損はありません。
当初はトップが高すぎるため削ろうかとも思ったのですが慣れてしまいました。

イケアのダイニングテーブルとしては高価な方に属します。
IKEAは常に言える事なのですが・・・
「価格の高い商品の方が買い得感が高い」と思います。

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