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リニア山梨駅を予想する。境川?中道?都留?

御坂町空撮テスト中

リニア新幹線の中間駅となる「山梨駅」
数十年後の山梨の市街地分布の地図を大きく書き換えることになる、この大イベントをブログもどき的に考察してみます。
ポイントは、「富士山観光」にあると読んでいます。

←一見関係ない画像に見えますが・・・
私の仕事(テスト中)の画像です。
仕事は空撮屋です。
セスナやヘリコプターを用いる空撮よりも、低空からの空撮。
バルーン空撮を行っています。

高速道路や従来の新幹線の仕事も入ってきます。
いづれはリニア関係の仕事も入ってくると予想出来ます。
なので・・・リニア新駅については仕事と考えて勉強(予測)する必要があります。

その昔は・・・
事務所(自宅)のある御坂から中道までは10年前のランニングコースでした。(往復20km)
山梨市から豊富までの広域農道は自転車競技の国体コースであることから、マンホールの位置まで熟知したコースです。(自転車競技の経験有り)
この頃はテストを兼ねての空撮にリニア建築現場を含めることも多くなってきました。
(このページのYouTube)
仕事で全国を回ることも多いのですが地方都市の現在を肌で感じる仕事です。
(バーチャルツアー撮影などで)

我ながら・・・
リニア山梨駅の位置をコメントするなら、適している一人と思えます。

候補地のおさらい

リニア駅として候補(立候補?)となるのは以下の4地域です。

・郡内(都留)
・峡東(笛吹=境川)
・峡中(甲府=中道)
・峡南(鰍沢)

該当地域の方には申し訳ありませんが郡内と峡南は落とすことになります。
長野県が「諏訪にリニア駅を・・・」と言っているのと同等の話です。
リニア中央新幹線はあくまで民間のプロジェクトです。
利益を生まない事への投資はあり得ません。

・駅周辺の既存人口
・観光需要との連動
・将来の駅周辺の発展性
・既存交通機関との連結

どれをとっても落とした地域は、「薄い」と思います。
偶然ですが・・・つい最近発表された、高速道路の無料路線と完璧に一致しています。
客観的に考えると、郡内と峡南はあり得ません。
ただし・・・郡内の影響力は無視出来ません。
最終的に、峡東か峡中かの絞込の際に郡内が影響を及ぼすと考えます。

多くの山梨県民は中道に駅と考える?

身近な人にアンケートをとったわけではないのですが・・・
山梨県民は中道(甲府)に駅が出来ると考えているのでは無いでしょうか?
利用者を最も広くカバーできる。駅名も「新甲府駅」
将来的には小瀬周辺などのに県庁機能の移転などのシナリオもすんなりと入ってきます。
精進湖線から富士山アクセスもある程度は容易・・・
私はこの件を真剣に考えるまでは駅は中道と考えていました。

しかし、考えるほどに、この場所の欠点が見えてきました。
以下で、詳しく考えていきます。

富士山観光を軸として考えると・・・

リニア新駅と富士山観光はセット考えるのが自然でしょう。
リニアは品川(神奈川中間駅)~山梨が先行して開業というのも予測は簡単でした。(2010年1月に発表)
品川~名古屋までが開通するまでは事実上の観光専用路線。
リニア全線開通後も、東京から富士山までのアクセスは簡単且つ感動を伴うべきです。
富士山へのアクセスが悪い場合は観光用途としての需要は不利。
もしかすると、少ない山梨の利用者よりも観光客を優先するというシナリオも考えられます。
もちろん、観光を重視しながら、地元のコンセンサスもある程度取るという新駅の解釈です。
さらに可能であれば、諏訪地域への高速バスの利用も配慮する必要があります。

さて、リニア駅から富士五湖と考えると既存・新規を含めて4ルートが考えられます。
・精進湖線(中道)
・国道137号(峡東:御坂)
・国道139号(郡内:都留)
・若彦トンネル(峡東:境川)

精進湖線(中道)の場合

富士五湖への既存道路の質:★★★★★
既存の富士五湖の施設:★★★★
富士五湖側の可能性:★★★★
諏訪との高速バスによるアクセス:★★★★★
国中(甲府)地域の理解度:★★★★★
郡内(富士吉田)地域の理解度:★★★★
駅からの景観:★★★★★
開発コスト:★★★★★

山梨駅(中道)で降りた観光客はバスにて富士五湖に向かうことになります。
山岳国道である、精進湖線を通ってです。
このバスルートでは・・・富士山への印象は良い物では無いでしょう。
バスに酔う方はアウトです。
仮に、道の強化を含めて考えても・・・
長いトンネルの先が精進湖では弱いですね。
本命であるはずの、「中道」の最も弱いのが富士山観光へのアクセスと言えます。
また、郡内地域の理解は得られにくいプランです。
百歩譲って、駅まで遠いを許しても・・・
富士五湖エリアへの観光客が誘致しにくいのは許さないでしょう。

救いは諏訪周辺など、長野県民の都内へのアクセスの改善。
南アルプスルート確定後は無視出来ない意見となるハズです。

また、触れられ事は少ないハズですが「JR甲府駅に近すぎる」のはJR東海的には問題です。
中央線を有する、JR東的には認めにくいでしょう。(表には出てこない意見として)
また、県庁が将来的にリニア駅方面に移転するというシナリオも同様です。
JR東海もJR東も利益が少なくなるプランと考えます。
甲府を中心とした地元住民の多数に利益になる、プランですが・・・

国道137号(御坂)の場合

富士五湖への既存道路の質:★★★★
既存の富士五湖の施設:★★★★★
富士五湖側の可能性:★★★★★
諏訪との高速バスによるアクセス:★★★★
国中(甲府)地域の理解度:★★★★★
郡内(富士吉田)地域の理解度:★★★★★
駅からの景観:★★★★★
開発コスト:★★★★

御坂町にリニア駅が出来たとすると・・・ これは候補地としては上げられていないルートです。
このルートは既存施設(道路やホテルなど)を生かしながら富士山観光の強化。
郡内と国中の意見の折衷を取ると・・・実はバランスの良いプランです。
駅から富士五湖までを既存のルートで結ぶことだけを考えると有利です。
最大の欠点は駅の周辺をアピールするポイントの少なさ。
本気で、郡内と国中がケンカをするなら、落としどころとしては出てきそうな候補地です。
国道137号は老朽化した御坂トンネルの変わりに、新トンネルを設けて強化完了。
長野方面も、中央道・一宮御坂ICでカバー。
中道案よりは不便になりますが許容範囲。

最大のポイントは地元(甲府)の了解をある程度取りつつも、富士山への観光客をもっとも運べるポジション。
地元の誘致は働いてない場所ですが民間のプロジェクトとしては・・・可能性は十分ある場所とコメントします。

国道139号(都留)の場合

富士五湖への既存道路の質:★★★★★
既存の富士五湖の施設:★★★★★
富士五湖側の可能性:★★★★
諏訪との高速バスによるアクセス:★★★★
国中(甲府)地域の理解度:★★★★
郡内(富士吉田)地域の理解度:★★★★★
駅からの景観:★★★★
開発コスト:★★★★★

スペック表を見ると有利に見えるのですが・・・
甲府地域から理解を得られないので非現実的なプランと言えます。
また、JR側からも理解されないでしょう。
売上予想はもっとも「落ちる」プランです。
実験線が東よりも西に積極的に延びていることからも、このプランはJR東海には無いと言い切れます。

若彦トンネル(境川)の場合

富士五湖への既存道路の質:★★★★★
既存の富士五湖の施設:★★★★★
富士五湖側の可能性:★★★★★
諏訪との高速バスによるアクセス:★★★★
国中(甲府)地域の理解度:★★★★
郡内(富士吉田)地域の理解度:★★★★★
駅からの景観:★★★★★
開発コスト:★★★★★

これが私の推奨です。
まずは若彦トンネルについて調べてみてください。
芦川と河口湖の大石をつないでいます。
ポイントは河口湖の大石です。
ここはある意味で未開の地。(土地もある程度広い)
しかも、前景に河口湖を配する富士山の商品価値は高い。
背後に崖が迫っている、河口湖東岸よりは未来があると思います。
もしも、富士山噴火などとなった場合も、被害が少ないかと・・・
この位置に駅を配した場合は既存道路に大幅な改修を必要とします。
既存の御坂道以上を想定。
そして、河口湖側は大石に新しい観光都市を構築。
甲府盆地側はある程度の利用人口と新市街開発の可能性あり。
県庁は小瀬に移設。
既存の甲府駅から、小瀬・新リニア駅・河口湖・富士吉田と連結。
JR・国中・郡内・観光客共にメリットが多いプランと思います。
郡内地域と国中地域を最短で結ぶことから、郡内地域の理解を得やすい。
もっとも、コストを必要とするプランですが完成時はこれがもっとも見事です。
さらに、この位置を後押しするのは実験線の終端に近いことです。
終端には当然ですが仮想の駅を設けることになります。
この仮想駅がそのまま運用駅に転用が効きそうに見えますが・・・

この位置なら、甲府派も譲歩出来るはず。
国中派も、中道よりはマシと言える位置。
高速バスでの長野方面のアクセスも良好。
河口湖の再開発というオマケ付。

この様な妄想プランの実現は・・・1%程度と予測します。
今も、今後も、ここまで大胆なプランを実行に移せるほど山梨県民は進んでいません。

山梨県富士河口湖町からの航空写真ナビ サンプル:大石地区での空撮画像

2010年3月31日加筆:若彦トンネルについて

開通日に、若彦トンネルを探ってきました。
その結果、上記ページの内容を改めることになりました。

若彦トンネルからの富士五湖観光の可能性を消すことになりました。
確かに、八代から河口湖への移動時間は短縮となります。
しかし、快適性は精進湖線以下であることが確認できました。
芦川から河口湖に入っても「感動無し」
御坂トンネルを抜けて富士山が見えると、「お~」と歓声があがる137号ルートと比べると魅力はありません。
何よりも、ハイデッカー(外国人向け観光バス)にての移動が困難な道の狭さです。
以上から、私的な駅推奨候補地は御坂となりました。

なお、会社(自宅)は御坂町内です。
しかし・・・地元の利権は一切無しの予想です。
私がJR東海の社長をやっているなら、ココ(御坂)にします。
それが自分の財布を最も厚くできる方法だからです。

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