自動車雑誌でアウディの評価が安定しないワケ・その1
			自動車雑誌でアウディの評価が安定しないワケ・その2
			自動車雑誌でアウディの評価が安定しないワケ・その3
			
まとめのページとなります。
結論 アウディが乗る度に違うのはガソリンが原因
アウディが自動車雑誌などで評価が安定しないことはガソリンに起因しています。
海外では・・・アウディは好評。
日本では、「良いとき」「悪いとき」がある。
BMWやベンツは国外の評価と国内の評価は基本的な部分は同一な評価がされている。
			
			海外のガソリンは安定していて、日本のガソリンは販売店レベルで安定していない。
			一般的に言われていることと全く逆ですが国内のガソリン品質が安定していないと仮定すると、アウディの国内評価が安定しない事の説明が出来てしまいます。
			2年前の私は、「日本のガソリンは良質」「今の車は安定している」「エンジンの問題はブレーキなどの他の部品に影響は与えない」と思っていました。
			私の会社の所有している、A3、TT、A6オールロードクワトロで実験を行った結果、今までの常識は崩れ去りました。
			
アウディはガソリンで調子が変わる (他のドイツ車は問題なし)
これが結論です。
			2年で3台のアウディを買った結果(しかも、全て所有している)・・・
			購入前の試乗を含めて、非常にたくさんの現行のアウディに乗ることになりました。
			私は一般ユーザーよりも、車その物の出来を重視して車を購入する癖があります。
			ディーラーさんと交渉する際も、「値引きについては問わない。そのかわりしっかりと試乗をしたい」と伝えることから始まります。
			どんなに引いてもらっても、要らない車(出来の悪い車)を買ってしまうと、後悔するという経験からこの様なスタイルになりました。
			ガソリンにより調子が変わるというアウディの特性がわかってから、それまでに試乗した様々なアウディの本当の姿が見えてきました。
			過去の記憶を総動員して振り返ります。
		
			仮にガソリンが原因とすると、攻めているエンジンが振動が出そうという予測が経ちます。
			アウディの場合は圧縮比の高いエンジン。
			具体的には直噴エンジンが振動につながるのではという推測をした時期があります。(1年くらい前)
			それはA6の2.4に試乗した際に覆りました。
			
			このA6の2.4Lは非直噴エンジンです。ターボなども付いていません。
			つまり・・・アウディとしては極めて普通のエンジンなのです。(CVT+6気筒)
			私がオールロードを購入した時は2.4L(V6非直噴)3.2L(V6直噴)4.2(V8直噴)という選択肢がありました。
			この中では2.4Lが一番、振動がなさそうなのですが・・・
			現実は違いました。
			合っていないガソリンと過程すると、2.4Lは3.2Lよりも振動を出します。
			2.4Lを合っていない状態で乗ると・・・苦痛と感じるレベルの振動を出しまくります。
			これが直噴の3.2Lなら外れのガソリンでも、何とか1,000kmを走り切る事が出来ます。
			私のA6オールロードクワトロ3.2は走行4万km近いですがガソリンにはそれほど気を使っていません。
			振動が出るスタンドとわかっていても、周囲から5円も安いとそこで入れてしまいます。(この程度の差)
			
			だけど・・・A3 2.0TFSIは長距離出張にはまったく使えなくなってしまいました。
			遠くに出張し、そこでハズレのガソリンを入れてしまうと悲劇です。
			その場所が1,000km離れた場所なら帰りたく無くなります・・・
			この様に信頼性の無い車は業務では使えません。
			なので、A3は全く乗らなくなってしまいました。
			
			TTも微妙です。
			過去に地元のスタンドで、ハズレのガソリンを入れてしまいました。
			翌日に大阪への出張(片道500km)が控えていたので・・・・満タンにしたガソリンは抜いてしまいました。
			この車もガソリンを外すと大変です。
			ちなみに、非直噴エンジン+ターボ(5バルブ)というエンジンです。(設計も古い)
			ですが・・・ガソリンが合わないと振動が出てきます。
			なお、TTはドライバーとの相性も車の乗り心地などに大きく響きます。
			下品なアクセルワークをしていると、車の調子は1日で狂います。
			その後、上手な人間が運転すると、1日で調子が戻ります。
			アクセルの踏み方を車が学習するからなのですが・・・ドライバーの技量を計るには丁度いい車です。
			
直噴の有無は関係なし
※4.2LはA6での試乗経験がありません。A8での試乗ですので・・・今回の判断からは除外します。
			A3・A4・TT(初代)・A6のどれもがガソリンが合わないと振動を出します。
			エンジンマウント・ミッションの搭載位置なども因果関係がありません。
			
			FF右ハンドルの輸入車はハンドル・ペダルに入ってくる振動の原因の多くはエンジンマウントの位置にあると考えています。
			振動する車というと・・・
			アルファロメオ156。ボルボXC90(T6)などが思いつきます。
			これらに共通するのは・・・
			
			エンジンが横置き
			国内モデルは右ハンドル
			エンジンをバルクヘッドに吊る
			
			
			 鋭い方なら、これでわかるはずです。
			鋭い方なら、これでわかるはずです。
			エンジンマウントがバルクヘッドに向かっているのがわかります。
			エンジンが振動する-バルクヘッドに伝わる-コラムに伝わる-ハンドルに伝わる
			これが振動伝達のメカニズムと思われます。
			
			いい加減なこと言うな~と思ったあなた!
			159と'08モデルのXC90を見てください。
			見事に治っています。(間違えを正すことは良いことです。=それを買ってわかった、私は辛かったですが・・・)
			
			アウディの現行モデルにはこの方式がありません。
			90年代のアウディには興味がないので・・・わかりません。
		
			エンジンの微振動とそれに伴う諸現象(ブレーキタッチ・乗り心地など)は車とガソリンの相性に起因します。
			これについては具体的な車種の特定も出来るのですが法則が導き出せません。
			わかっていることはアウディであることのみです。
			この現象はディーラーでも対応不可能な為、気が付いてしまったならご自身で対応するしかありません。
			そうすれば、アウディは非常に良い車となります。
			
			もしも・・・自動車雑誌に、「アウディはガソリンに注意!」などと書かれたら・・・、そのライターの方はこのページをご覧頂いたのでしょう。
			素人ではここまでしか調べられませんでした。素人だからこそ原因に気が付けたとも言えますが・・・
			後はプロの領域と思っています。
			是非とも、根本的な原因を究明してください。
			よろしくお願いします。
		
			ログを解析していたところ、このページにリンクがはられていた掲示板にて・・・
			「このページの内容が本当なら、A3を買わない」という内容の書き込みを発見しました。
			Audiを購入しようという方! よく見てください!
			アウディがどうしようもない車なら、3台も買いません! アウディの中にもガソリンを選ばない車もあります。
			選ぶ車なら・・・合わせれば、それは素晴らしいくるまです。(具体的にはA3のTFSI)
			キチンと理解せずに、このページなどを通報されると・・・これ以降は面白いネタを披露出来なくなっていまいます。
			繰り返します。
			アウディの本来の力を出すのにはガソリンは考えて入れなければなりません。
			調子が悪いことなどに気が付けるのは自動車雑誌のライターさんなど限られた人になります。
			上記のA3TSIも、悪いガソリンが入っていても気にしないスタッフもいます。(私はダメですが)
		
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