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アウディA3 1.4TFSI試乗 ベストな入門アウディ!

昨日の、アウディQ5試乗では変わりつつあるアウディに対して不満をつぶやいています。
このページは、「揺り戻し」で書くわけではないのですが・・・

ここではアウディを褒めることになります。

今回は写真はありません。
Q5の試乗は別件(A3の修理&上がりのチェック)でディーラーに入ったついでに行いました。
チェックの結果再入庫となったため、代車を一台出してもらいました。
それがA3 1.4TFSIだったのです。
ちなみに・・・
直前まではTT 2.0クワトロが代車に出ていました。

結論から・・・
1.4TFSIは現行ラインナップで、もっともコストパフォーマンスの高いアウディです。

この車の、「味」を一言であらわすと・・・
「スッキリ」
タイヤがピレリのP7を履いていたからかもしれません。
過去に乗っているA3を含む、全てのアウディの中で、もっとも「スッキリ」しています。
今、ノートに乗っているのならステップアップとして最適なアウディです。(ピンポイントの推奨)

A3と言う車はグレードによってキャラクターが天と地ほども違うという車です。
同時に販売されているA3に「大当たり」と、「大ハズレ」が存在するという、困った車です。
大当たりの代表は今回の1.4TFSI。
大ハズレの代表はアトラクション。
どちらも、その時代の最廉価版アウディです。
一方で、ベストとワーストのアウディなのです。

Q5は高すぎると感じました。
A3 1.4TFSIは上級グレードを喰うお買い得グレードです。
(ほとんどの方は1.4TFSIで満足するハズ)
売価が50万高くても適正の範囲と記しておきます。

アトラクションについて

A3の廉価版についての説明をする必要があることから、少しだけ掘ります。
アトラクションとは数年前に設定されていた廉価グレードです。
これはただ売価を下げる事だけを考えた車です。
排気量は1.6Lと記憶します。
確か、非直噴の旧世代のエンジンです。
確かに、安いのですが乗りだし300万となる車ではありませんでした。
国内仕様にはないMTなら、そこそこ走るのでしょうがトルコンATとの組み合わせの日本仕様は・・・
ゴミと評価する以外はありません。
この車とダブったのが・・・初代ゴルフワゴン(Ⅲ)です。
あっちも、ムリにATと組み合わせて車が崩壊していたと記憶しています。
私がひと頃VW系が嫌いになった理由の一つです。

これはどんなに安くても買ってはいけないA3です。

2年前に書いた'07/08/01:VOLVO C30 初試乗でも、その当時のハッチパックの廉価グレードに関する事を書いています。
我ながら、芯がぶれていません。
今と全く同じ見解です。
116=好きならど~ぞ。
207=基本、様子見。
147=推奨。
アトラクション=買ってはいけない!

奥さん号として強く推奨

    1.4TFSIの良いところ
  • 安全性OK
  • 燃費OK
  • 価格は納得
  • 各種快適装備OK
  • 潔い

1.4TFSIを奥さんメインの車として考えている方も多いことでしょう。
何度も「良い車」と書いているので、こっち方面はもういいですね。
ここでは奥さん車として欠点から攻めていきます。

  • ベビーカーが積みにくい
  • Sトロニックに少しだけクセがある
  • モデルチェンジが近い
  • 東京圏ではたくさん走っている
  • 国産と比較すると、少しだけ乗り心地が硬い

BMWの116と比較の場合はFRが好きなのか?
ここが重要なポイントです。
もしも、FRを知らない奥様なら・・・「強制的にFF」にすることを推奨します。
ヘタに、FRを経験させて鐘が鳴ってしまうと、後々面倒になってきます。
こっちも、フルチェンジまでのカウントダウンであるため、成熟度が上がっている可能性があります。
最近のモデルには試乗していないので、これ以上のコメントを控えます。

団塊Jrな、あなたにもおすすめ

1.4TFSIを、このタイミングで選ぶ男性は・・・
知性のある方だな・・・と印象を抱きます。
もちろん、VWでも良いのですがあちらは、「定番過ぎ」という感じもあります。
今、A3を選ぼうという選択をしてい方ですので最低5年を乗ることでしょう。
すると・・・その時も現行型であるゴルフⅥの方が満足度は高いかもしれません。
ポイントはここだけでしょうか?

ゴルフⅥに試乗をしていないので、断言はしませんが
どちらを選んでもハズレはありません。

一方で・・・
3年落ちの2.0TFSI(FF)を候補になるのかもしれませんが・・・
あっち(2.0TFSI)は別の種類の車です。
常に、走ることを車から求められます。
性能を引き出すには腕も要求してきます。
その性能を維持するには適切な知識と費用が必要です。
それだけに、乗りこなしている車好きは素敵とも言えます。

一方の1.4TFSIはDSGにもかかわらず、ゆったりと流す気になれる車。
ほんどの方はこちらの方が総合的な満足度は高くなります。
ポイントは・・・
タイヤを鳴らす気があるのか?無いのか?

鳴らす方には中古の2.0TFSI(FFモデル)は条件付で推奨!
・購入後にタイヤは自身の好みに換えること。
・3万km以上走行しているならDSGオイルを換えていること。
・ガソリンの相性が強く出ることを意識すること。

1.4TFSIで、鐘が鳴った方へ

1.4TFSIがピンポイントで好きな方!
その、「スッキリ」とした乗り味が素敵と感じたんですね?
なお、初回のタイヤ交換を気をつけて下さい。
「スッキリ」はP7によりもたらされている可能性が大です。
同じタイヤを選ぶのが吉と思われます。

裏のおすすめも・・・
細めのタイヤを履いたMT車という組み合わせなら、さらに好みかもしれません。
アルファロメオ・アルファ147 1.6のMT!
これが裏のおすすめとなります。
価格的には147の方が安め。
中古なら、一気に半額以下でお買い求めできます。

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