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ボルボ XC90 T6 AWD Inscription 導入

XC90

第2世代('16デビュー)のXC90を導入しました。
検討開始は、半年ほど前から。
このタイミングでAudi A6オールロードクワトロは売却。
数年前からいつでも手放して良いと考えていましたが、ここまで引っ張ってしまいました。
こちらの、さよならの話も後日紹介します。

購入したのは、1年ほど前の試乗車落ちの中古車。
グレードは、上から2番目のT6 Inscription。
プラグインハイブリッドを除くと、最上位のボルボとなります。
重要なオプションとしてはエアサスが上げられます。
つまり、オールロードと同等に、「高速を1,000km走行後に林道に突入」という、いつもの仕事の都合からです。

なお、購入までに試乗を行ったのは以下となります。
・Volvo XC90 T6 R-Design
・Volvo V90 T6
・Mercedes-Benz Vクラス
・レクサス LX
・レクサス RX
・BMW X5
・Mini JOHN COOPER WORKS 3DOOR

少し、とっちらかっている様なのですが・・・
試乗履歴の説明はちゃんと出来ます。
来年にハイエースとアバルト500がリースアップします。
導入から今年で4年目であることから、ハイエースの入れ替え候補としてVクラス。
Miniは、相変わらずエンジンの調子が悪い。
アバルトとMiniの入れ替え候補として・・・Mini!
この結果、XC90に決まったという流れです。
なお、3ヶ月程前にVクラスは新車の契約直前となっていました。
ディーラー都合から、値引き金額から購入のタイミングを選定。
※昨年(2016年)の秋から、いつでも入れ替えて良い状況
そこで、内部の調整を開始し、調整を完了したところから試乗に向かったところ・・・
想像以上に、出来が悪かったんです。
このVクラスという車が・・・
ネット上の評判は、すこぶる良い。
「悪い」としている試乗記は見つかりませんでした。
故に、試乗を実施していないのに、「9割方購入」という方向で折衝は進められていました。
ところが・・・
実体は、フロアとハンドルに入る微振動が大きめ。
停車・低速・高速を問わずに、この振動がつきまとう。
結論としては、200km程度でも激しく疲れる車でした。
実車を前に観察すると、前モデルとAピラー以降の位置関係は一致。
まさかと感じ、下回りを除くと・・・
明らかに、先代からの移行と受け取れる旧式の下回りの処理。
つまり・・・現行型は、先代のビッグマイナーと受け取るべき車でした。
Vクラスの導入の可能性は、残しますが・・・ 今回はパス。
もう少し成熟を待ちます。
※多人数乗りの車両は必要。Vクラスも購入の可能性あり

XC90 T6

初代と2台目を試乗車落ちとして購入

←P1800とXC90
我ながら、良いお客さんです。
ガレージには、VOLVO P1800E('72)とXC90(現行型の上級グレード)
仕事の必要からの導入ですが、「雑誌のネタになりそうですね」

さて、初代XC90は、デビューイヤーに試乗車落ちを購入しています。
T6の白というところまで、今回の車両と同一。
ただし・・・
先代は、出来るの悪さから短期間で降りています。
その後は、しっかりと試乗を行うクセが付いたと、過去のページにも記した通りです。
導入のタイミングは、2004年。
ブログもどきを書き始める前であることから、大きなネタにはしていませんでした。
とっ言うよりも・・・
その当時の客先からの購入であったことから、ネガな情報は大きく出せなかったという事情がありました。
今回は、仕事のつながりは一切無し。
故に、今後は遠慮せず、良いことも悪いことも出していきます。
なお、車としての出来は素晴らしい事になっています。
走りも含めて、AudiやBMWと比較出来るという古くからのボルボのファンにとっては夢のような時代に入りました。

購入車両のポイントから。
T6 Inscriptionのエアサス付き
このエアサスの出来に関しては、ネット上の試乗記では批判的な物が多く見受けられます。
私は、この事前の評判も知りつつ、試乗後にエアサス付きを購入しています。
最終的な車両の決定も、「即納可能な唯一の車高調整式エアサス装着車だから」となっています。
なお、2017年3月の段階では、新車のエアサス付き在庫は無し。
中古車市場にも、2台の車両しか確認出来ませんでした。
本来ならオールロードクワトロの入れ替えであることから、Volvo V90 cross-countryが妥当です。
地元ディーラーには該当車が無かったことから、代わりにV90を試乗。
これが、想像よりも良くなかったのです。
これ以前に試乗していてた、XC90 R-Designほどの感動はナシ。
個人的にはEクラスよりも高く評価しますが、高速試乗の限りは11年落ちのオールードクワトロの勝ち。
※1日に1,500kmを超える用途としての評価
さらに、V90 cross-countryは、エアサスを付けても車高が上がらないことが判明。
Eクラスのクロス仕様も待っても良かったのですが、素のEクラスが良くなかったことから候補から落としました。
サイズやデザイン的には、V90 cross-countryが現在の私にはドンズバ!
こちらも購入の可能性を残します。

XC90 T6

試乗と数日の実務導入から印象

半年ほど前にボルボ甲府にて、Volvo XC90 T6 R-Design(バネサス22インチ)の車両に試乗。
※試乗車は、中古の在庫車
この印象がとても良く、XC90が購入候補のトップクラスに登場。
その時には、22インチという特大のホイールサイズにもかかわらず、大きなネガを感じませんでした。
ディーラー周辺の道路は、どちらかという路面が荒れ気味。
轍にハンドルを取られたり、ドタバタとする事も無し。
ここに関しては評判通りの良い車である事が確認出来ました。
2017年2月初旬に、数ヶ月前に試乗した車両の細かな点を確認に再度ディーラーへ。
走りの良さは試乗時にわかっていることから、試乗はナシに内装などの細かい点を確認。
検討しますと伝えて、この日は戻ります。
この2週間後に、契約という前提でディーラーを訪れたところ・・・
ものの見事に該当車両は売れてしまってました。
2017年3月のタイミングでは、V90もデビュー。
こちらも含めて、業務に導入しやすい車両を新車中心に検討しましたが該当車(エアサス付き)はナシ。
いつもなら、本国発注とするところですが、早めに車が欲しい状況に諸事情も変化。
いろいろと悩んでいましたが、都内のディーラーにエアサス付きの車両を見付ける事が出来ました。

ここからは、都内での試乗。
試乗時は、ディーラー周辺の一般道と高速にて。
高速道路を含めて、ネット上で見つけたエアサス関係のネガな現象は確認出来ない。(一部で高速安定性ナシとの指摘有り)
ただし、過去に試乗しているR-Design・バネサスの見事な感じからは劣ります。
※オフロードでは薄めのタイヤはいろいろな意味で厳しい。
趣味の車なら、間違いなくバネサスを選びますが、仕事としてオフロード走破性を捨てることが出来ません。
高速道路での長距離移動とオフロード走破性のバランスは、私の仕事車としては非常に重要な評価項目となっています。
この部分は、合格ラインに達していることが確認出来ました。
そこで、この車を購入することになりました。

契約の2週間後に、オールロードクワトロで出向きXC90を引き取り。
都内一般道と中央道にて岐路についても、一般的な速度の範囲なら何も問題なし。
高速道路上で、「頑張った」場合に、不思議な現象を確認。
ここに関しては、後日ページを起こします。
その後に、都内への業務と生活道路に投入したところ・・・
エアサス装着車の問題点が発覚。
具体的には、路面が悪い一般道にて、左右に揺さぶれる悪癖が出没。
それも、後輪限定で発生。
これは、過去の経験から、柔らかめのアブソーバーに不必要に太いスタビライザーが装着された車両の挙動です。
高速のジョイントは良好。
良路面なら、低速度も良好。
しかし、悪路の場合は速度を問わずに細かなローリング発生。
一般道も路面が荒れていると、法定速度+αまで踏み込むとセカンドシートからクレームが入るレベルに入ります。
後々ペーシは書きますが、エアサスに試乗したライターさんはプロとしては失格。
「アッパーアームが短い」とか、「成熟不足」などという単語が見受けられましたが、それは見当違い。
今回の現象は、SUV故に横風対策としてスタビを締め上げなくてはならない。
さらに、営業サイドの都合からショルダーの立った20インチのスポーツタイヤを装着する必要がある。
その結果の悪路でのバタツキです。
エアサス装着車は穏やかなタイヤで本来の性能が発揮されると考えています。
私の先代のメイン車両のアウディA6オールロードクワトロの試乗記でも、17インチの穏やかなタイヤと18インチのスポーツタイヤとでは天と地ほどの差がありました。
古い試乗記から探すと、装着タイヤサイズにより大きく評価が揺れている事が確認出来ます。
21万km超えの間には、プライマシーやP7といった、エコ・コンフォート系のタイヤから常に選択。
全ての場面で満足出来る結果が出ています。
この、アウディA6オールロードクワトロと、今回のXC90の足回りは非常に似ています。
前はダブルウィッシュボーン。
後はマルチリンク。
そして、エアサス付き。
自身の経験から、以下は確信を持っています。
「エアサス装着車にスポーツタイヤを付けてはダメ」

XC90は、19~22インチが純正タイヤとして用意されています。(18インチも可)
購入車両は、20インチのコンチネンタル・コンチスポーツコンタクト5=スポーツ系が装着。
試乗時に目が覚める程驚いたR-Designには、22インチのスコーピオンヴェルデ=エコ系が装着。
ネット上のエアサスネガなページは、スポーツタイヤ+エアサス
好感なページは、バネサス+エコタイヤ。
エアサス付きも、エコタイヤ装着の場合は、概ね良好な評価となっています。
もう答えは出ていますね?
純正装着のコンチスポコンをエコタイヤに解決すれば、この問題の多くは解説出来ると推測出来ます。
思い切って19インチへのダウンサイジングを実施するという選択肢もあります。
最近の純正装着タイヤは、小さめのホイールはスポーツタイヤ。
大きめのホイールにはコンフォート(エコ)タイヤという、本末顛倒の車両が多めです。
しかも、大きめのホイール(タイヤはコンフォート)でセッティングを煮詰めている雰囲気を感じています。

なお、悪路でのバタツキは気になりますが、致命的というレベルには至っていません。
日々の業務では満点は出せませんが、合格点は出せます。
繰り返しとなりますが、20インチのサイズでもエコタイヤなら大きな改善が望めます。
もちろん、19インチ化も候補のひとつ。
アレレレレ・・・
先代のXC90も、オブションの18インチから、16インチへのダウンサイジングを実施した記憶があります。
またしても、ダウンサイジング実施という世間の流れに逆行する方向性に入るのかもしれません。

しばらくは、XC90ネタが続きます。

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