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静電気の、「本当のところ」

ハイエース 静電気

静電気に関する事で、新たな発見があったのでページ制作。

5年前に書いた「静電気体質と自動車 バチンがイヤなら国産はパス!」の続編になります。
その当時は、ぼんやりとイメージしていた静電気の事が、ハイエースの購入によりハッキリとイメージ出来ました。

それでは、いつもの通り結論から。

自動車メーカーは、意図的に静電気を出す車両を設計している。

2014年1月現在の保有車

◆現在保有中
所有中 '06年購入 フィアット・ムルティプラ['04]
所有中 '06年購入 アウディ・A6オールロードクワトロ['06]
所有中 '07年購入 ボルボ・P1800E['72]
所有中 '08年購入 メルセデスベンツ・T1N['99]
所有中 '10年購入 ボルボC30(R-Design)['09]
所有中 '10年購入 ボルボ・P1800E['71]
所有中 '11年購入 ボルボ・P1800ES['73]
所有中 '13年購入 トヨタ・ハイエースワゴンGL['13]
所有中 '13年購入 アバルト500グリージョレコード['13]

◆数年前に売却済み (参考として)
売却済 '04購入年 ボルボ・XC90(T6)['04]
売却済 '05年購入 アウディ・TT['03]
売却済 '05年購入 BMW・116['05]
売却済 '06年購入 アウディ・A3(2.0TFSI)['06]
売却済 '10年購入 レインボースター312D['97]

ブログもどきを書き始めてから、購入・保有している車両は上記です。
ハイエースのみ国産車。
それ以外は、現行の輸入車が多いという構成です。

静電気の発生率の評価

ハイエースの静電気発生率を100として評価 (数値が少ないほど、静電気が発生しない)

◆100
ハイエース

◆10 (ごく希に発生する)
・フィアット・ムルティプラ
・メルセデスベンツ・T1N
・レインボースター312D

◆5 (発生した記憶が無いが、0と言える確信が無い)
・アウディ一族
・ボルボP1800
・アバルト500(メインドライバは、発生無しと報告)
・BMW

◆0 (静電気が一度も出たことが無い)
・ボルボC30・XC90

ハイエースの静電気
ハイエース 静電気

今シーズンは、C30とハイエースを中心に乗っています。
ハイエースでは、室内の移動のみでも静電気発生。
シートに座れば、「90%以上の確率」で静電気は発生します。
直後にボルボ・C30に乗り換えると、静電気の発生は一切無し。
この点から静電気発生の原因は、ハイエースにあると断定出来ます。
私は静電気体質であることから・・・家族などを使って同様にテスト。
その結果は・・・
同じでした。
子供4人(5~10才)が、静電気「バチッ」で遊びはじめる。
静電気をはじめて体験している三女(5才)などは・・・泣きそうでした。
ハイエースは、「バチッ」として怖いというイメージがすり込まれています。

なお、静電気対策として「静電気対策靴」は有効です。
手持ちの安全靴の中で、「静電気対策靴」(76)があったので試して見たところ・・・
確実に静電気の発生が減ることが確認出来ました。
仕事の道具として、76の安全靴を加えます。
こちらは、機会があれば掘り下げます。

ハイエースでもレカロなら、少なくなる
レカロ 静電気

ハイエースで効果の高い静電気対策も判明しました。
←運転席のみレカロシートに交換されています。
この運転席なら、静電気の発生率は1/5というレベルまで軽減出来ます。
即効性があるので、静電気に悩まされている方はレカロの購入を考えて見て下さい。

確定では無いのですが・・・
純正フロアマットも静電気の発生源として疑わしいところです。
ここは、カロ(シザル)などにすると良いかもしれません。(保証しません)

レカロ+静電気対策靴で、ハイエースもかなり快適になります。
運転席から移動しないなら、静電気の発生率は1/10まで落とせます。

本題に入ります

ハイエースは、ラジコン空撮の機材車。
静電気の頻繁な発生は、業務遂行に影響があります。
この対策の為に、「ハイエース 静電気」などというキーワードで検索していると、発見がありました。

・レクサス 静電気
・クラウン 静電気
・マークX 静電気
・アルファード 静電気

こんな単語で検索すると、見えてくる事があります。

輸入車が静電気が少ない事は確定。
なら、レクサスは発生するのか?

こんな事が切っ掛けでした。
上記のキーワードで調べると見えてくる事があります。
レクサス=発生しない
クラウン=発生しない
マークX=もの凄く発生する

トヨタの場合は、クラウンとマークXでは静電気の発生という点で差別化していると読み取ることが出来ました。
なるほど・・・がんばってクラウンを買ったなら、それなりの優越感が欲しいですよね。
社長のクラウンは、静電気無し。
部長のマークXは、静電気有り。
日本の縦割り社会では必要な配慮ですよね。

面白いのは、アルファードの扱い方。
年式等に注目しながら、ご自分で調べて見て下さい。

輸入車はどうなのか?

静電気に関して、トヨタの考え方はわかりました。
その考えには、特に驚きはありません。
「やっぱりね」といった感じです。
ここで輸入車に目を向けます。
ボルボは、下から上まで静電気が出ないことをポリシーとしていることは確定。
なんと言っても、一番下のC30を日々乗っているので、ここは確定と出来ます。
フィアットは出来る範囲で頑張っている事も確定。
フィアットは、全てが実用車なので線引きをする場所がありません。
ここでの注目は、メルセデス・ベンツとBMW。
商用車であるT1Nは、時折発生します。
乗用のメルセデスは購入したことが無いので、言い切る事が出来ません。
そこで・・・

・Cクラス 静電気
・Eクラス 静電気
・W203 静電気
・BMW 静電気
・BMW mini 静電気

情報量が少ないので確定は出来ないのですが・・・
先代Cクラス(W203)は、静電気が出るようです。
Eクラスに関しては、静電気発生は無いようです。(先代Eクラスに1ヶ月乗った際も出ていません)
「BMW 静電気」「mimi 静電気」としたのには理由があります。
メルセデスは静電気発生率で差別さているとすると、BMWはどうなのか・・・

結果は面白い事になるので、ご自分で調べて見て下さい。

結論:自動車メーカーは、意図的に静電気を出す車両を設計している。

ここまで読み進めて、ご自分で調べたなら見えてきたと思います。
特定のメーカーは、明らかに静電気の発生とクラス分けを結びつけています。
ボルボが静電気の発生が一切無いことから、設計レベルで自動車から静電気を排除出来る事は確定です。
「安い車は、そんな対策出来ないから・・・」というツッコミには、「フィアットでも簡易な静電気対策をしています」と切り返します。
つまり・・・
静電気対策には天然素材などを必要としますが、現実的なコストの範囲で収めることが可能であると推測します。

ここで疑問が膨らみます。
自動車メーカーは、静電気をどうして防がないのだろう・・・
わかりやすいのは、マークXとクラウンの比較。
そして、初代アルファードと現行アルファードの比較。
メルセデスの特定車種の絞り込みも面白い。

何を言いたいかと言うと・・・
特定のメーカーでは静電気の発生率というポイントで、自社商品の系列のどこに位置するのかを表現しています。
メーカーは当然ですが、静電気の発生メカニズムを理解しています。
そして、マーケティング会議で、「新型○○の静電気発生率をどうするのか?」を議論します。

こういう目線で、特定車種名と静電気で検索すると・・・

あ~~
見えてきます。
正しい考えを持っているメーカーとそれ以外が・・・

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