バルーン動画撮影[技術解説] - ミニチュア撮影+バルーン動画撮影という新たな可能性

開発開始から1年が経過

ミニチュア空撮:うさぎの置物 バルーンによる動画撮影の開発を開始したのは2009年の梅雨でした。
このページを書いているのは、2010年の7月。
つまり、開発から1年が経過しました。

この1年間の間に開発は進みました。
総合的な軽量化と、スタビライザーの開発。
空力の見直し。
まだまだ開発の余地はあるのですが、区切りの報告をさせていただきます。

このページ内のYouTubeは、1週間ほど前のリステル猪苗代での撮影中に、遊びとして撮影されたものです。
使用しているレンズは、CANON TS-E24(新型)。
ボディは、5D2となります。

撮影時の風速は3m/S程度。
標高は高め。(猪苗代湖)
撮影機材は重め。
手ぶれ補正機能は無し。
実務でも想定出来る範囲の悪条件下です。

1年前なら、ブレブレの動画しかとれない条件ですが、現在はご覧の通り。
CM撮影は無理ですが、テレビ番組には対応できそうな画質まで良くなってきました。
試していませんが、ハンディカム(最新型のジャイロ内蔵型)なら、ピタッと止まる事でしょう。
もしかすると、風速5m/Sでも実用に耐えられる可能性も出てきました。

今は、撮影業務で多忙なため、本格的な開発作業が出来ないような状態です。
今年のオフシーズン(冬期)に、ハンディカムを想定した新型のスタビライザーの開発をするかもしれません。

スカイコミックの時から、1世代改良が進んでいます

スカイコミックバルーン空撮 先月までスカイコミックの撮影を全国で行っていました。
巨大絵を動画撮影するという業務です。
これをご覧いただいた方も多いかと思います。
現場が風が吹いたことが多かったこともあるのですがブレ気味の動画を量産しています。

実は、その後に施された軽微な改良が、バルーンブレを止めるのに非常に効果がありました。
スカイコミックの時に100の揺れがあったとすると、現在は30以下の揺れに押さえられています。
この2年間の改良の中で、この小変更がもっとも効果がありました。
動画はもちろんですが、夜景パノラマ撮影などにも絶大な効果がありました。
内容に関しては、特許申請に関わる場合があるので、現在は非公開となりますが確かな進歩でした。

このページのサンプルをこのクオリティで撮れたのは、その際の改良のおかげです。

1年前は、夢という状態でしたが、バルーンによるミニチュア動画空撮が現実味を帯びてきました。
都市部で最大限の性能を発揮する車載式バルーンとミニチュア動画。

これは、新しい世界が見えそうな予感がします。

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