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			この頃、登場する事が少ないARQですが処分はしていません。
			既に9月ですが・・・
			
今年は一度しか乗っていないので・・・
			その唯一は買い取り屋への査定。
			過走行に起因するのですが、あまりの査定の低さと311以降の業務の変化から入れ替えを断念しました。
			
			過走行とは言っても、整備は完璧。
			事故らしい事も経験無し。
			激安で、程度が良い。
			
こんな車を他人に譲るのはもったいありません。
			奥のバッテリーが5年間。14万kmを使い切った純正バッテリー。
			手前が今回のネタになる、パナソニック。
			型番は105-35H。
			購入価格は約2万円。
		
 
			
			カーバッテリーは過去に30個以上を購入していると思います。
			そのほとんどがボッシュ。
			特にボッシュ党と言うのでは無いのですが・・・
			何となく安心かと思いまして・・・
			
			ところがこの頃(ボッシュ偽物? 再生? 半年でバッテリー上がり)から、少し信頼を落としていました。
			この時に交換された、ボッシュPSIバッテリー(廉価品)はT1Nにて使っていますが明らかに調子を崩しています。
			交換から1年半ですが信頼出来ません。
			
			そこで、ボルボP1800Eに搭載したパナソニックのバッテリーを思い出しました。
			このバッテリーの印象が悪くなかった為、パナソニックカーバッテリーとしては2回目の購入になりました。
			欧州車専用サイズとしては初めての購入になります。
			
			もちろん、パナソニックの公式サイトの適応表にて確認。
			ネットでもディーラーにて装着している方がいるようなので、安心して購入しています。
		
 
			VARTAのバッテリーを見掛けるのは2回目です。
			このページの中程の青いバッテリーが同サイズ。
			T1Nを走行6万kmの中古として購入した際に取り付けられていました。
			この青いバッテリーは新車装着(10年以上経過?)の疑いがありました。
			もしかすると・・・VARTAのバッテリーはとても良いものかも知れません。
			そこで、軽く調べると・・・
			お~
			AGMがある・・・
			もしかすると、ボッシュのOEM元?
			メルセデスやアウディの新車装着率が高く、十分な耐久性があることはわかりました。
			多少高いですが次はVARTAを試そうと思っています。
			
			5年・14万kmを無交換ですので、何も文句はありません。
			しかし・・・
			少し、液漏れしています。
			このバッテリーの上には純正のカバーが付くことから、被害は周囲には及びません。
			T1Nの様な商用車なら気になりませんがA6の様な高級車なら・・・
			カバーも必要かも知れません。
		
 
			
			しかし・・・
			パナソニックのバッテリーでは写真の赤い矢印の部分の出っ張りにより、素直にプラス端子が装着できません。
			無理をすれば付くのですが・・・美しくはありません。
			取りあえず、装着はできるので先に進みます。
		
 
			
			旧車なら・・・
			迷わず加工に入りますが一応はシングルフレームのアウディ。
			美しく乗ります。
		
 
			
			形状は普通の欧州車用バッテリー。
			性能は一級。
			今回はこれを積むことにしました。
			
			プラス端子もカバーも問題なし。
			はじめから、ボッシュのシルバーでも買っておけば良かったです。
		
 
			
			このサイズ(SL-1A相当)のバッテリーは社用車で3台が該当します。
			T1N・312Dとレインボースター312D
			そして、A6オールロードクワトロ3.2です。
			
			空撮の仕事では各種バッテリーを充電する親バッテリーとしても使っています。
			つまり・・・
			このサイズのバッテリーは社内にゴロゴロ転がっています。
			
			今回は豊富な在庫を所有してる、私だから問題にならなかったのですが普通のご家庭では困ってしまう事でしょう。
			別のバッテリーを取り寄せると、パナソニックの新品バッテリーが余る。
			結局は無理に取り付けることになると思います。
			
			今回のトラブルの犯人は例の、「ポッチ」
			パナソニックバッテリー独自の、「持ち手」を支える部分です。
			
ここでは、「ポッチ」を掘り進めます。
 
			
			このアウディの攻めはバッテリーの形状が想定外だと・・・
			ご覧のように崩壊してしまいます。
			
			私の知る限りは1万円以下の激安バッテリーを含めて形状が異なっていたのはパナソニックのみでした。
			つまり、コストの理由からパナソニックが形状を変えているとは思えないのです。
			
疑問が湧いていきます。
「なぜ、パナソニックは形状をオリジナルにしたのか?」
			私にはパナソニックのオリジナル形状のメリットが見いだせませんでした。
			一般的な持ち手の方が取り付け時などの移動は容易でした。(今回経験して)
			製造コストが大幅に落とせるとも思えません。
			有効な軽量化が出来るとも思えません。
			形状にパテントなども無いのでしょう。もしも、あったしても無視できる範囲。(激安バッテリーも規格形状)
			
結局はパナソニックの、「エゴ」という結論しか出せません。
この形状を推し進めた方と、膝をつき合わせて酒でも飲みたいモンです。
			パナソニックのバッテリー(国産車用)はボルボP1800にて使っています。
			このバッテリーは軽量であることと、信頼性が確認できているので、好んで使っています。
			同設計のバッテリーが欧州車用に対応すれば、積極的に使いたいところですので・・・
			
この件を、パナソニックにメールにて問い合わせてみました。
回答からポイントのみをお伝えします。
適応表の載っていても、装着テストをしたわけでは無い。
			との事です。
			拡大解釈すると・・・
			「パナソニックのカーバッテリーは付かないこともある」
			
			もちろん、統一形状から外れていることの記載はありません。
			購入時に説明も無い事でしょう。
			ご自身で取り付けるときに発覚します。
			ディーラーに任せている場合は・・・
			どこかで、不必要な改造か、無理な取り付けが行われている可能性があります。
			
			他の選択肢も、豊富にあります。
			そこそこの欧州高級車なら、パナソニックのバッテリーを敢えて選択する理由はありません。
		
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