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オールロードクワトロ問題発生。長距離を走りきれない・・・

A6

先週の事になります。
業務で、香川までA6オールロードにて往復してきました。

特に、イベントとも言えないので、記録系の写真も撮影していません。
といっても・・・
往復で1300kmを走りきっています。

私にとっても、いつもの長距離移動なのですが重大なイベントが発生しました。

アウディのガソリン相性です。

ブログもどきの定番的ネタになったきましたがアウディの振動問題です。
まだ、見ていない方は・・・下記を一通り見て頂けると楽しめます。
'07/08/30 自動車雑誌でAudiの評価が安定しないワケ その1
'07/09/10 自動車雑誌でAudiの評価が安定しないワケ その2
'07/10/11 自動車雑誌でAudiの評価が安定しないワケ その3
'07/10/12 自動車雑誌でAudiの評価が安定しないワケ その4

オデッセイの試乗でも記していますが私はエンジン起因の振動を嫌います。
普通の方では指摘しないレベルの振動でも、自分の乗る車としては採用しません。
それには様々な車で長距離を移動した経験から導き出した以下があるからです。

エンジン振動を伝える車は長距離で疲れる

今回は社内の車両布陣を大幅にかえる恐れのある、イベントに発展する予感です。

おさらい・・・ A6オールロードクワトロは振動しにくいハズ?

A6オールロードクワトロは約3年前に新車にて購入しています。
今まで、9万kmを走りきっているので、日本国内のアウディとしては過走行に該当します。
本来なら、3年間で15万km程度になると予測したのですがメルセデスT1Nの導入と業務のバランスから当初の予定よりも走っていません。

Eクラス・ステーションワゴン 山口にて さて、購入時から過走行をする予定で、その当時のEセグワゴンを中心検討を行い、アウディを購入したという流れがあります。
購入後に、Eクラスにて1万km近く走り、アウディの購入で正解という確認も取れました。

3年前の購入時の事になります。(まだ、ブログもどきの開設前)
その時にはアウディはガソリンの相性が強い事は承知していました。
既に、TTとA3が手元にあり、この二台で徹底的に検証を行っていました。(上記のガソリン相性のリンク記事はその当時の記憶から書いています)

その、A6購入時のお話しです。
試乗を行ったのはFFモデルとなる2.4Lでした。
非直噴エンジン。圧縮比も低めと言うことから、振動は少ないだろうと予測しての試乗です。
その結果・・・
振動が酷かったのです。
燃費は良好だったのですが振動が酷くて購入検討に値しないと呼べるレベルの振動でした。

片道50kmとなった、高速試乗を終了し帰路に入りました。
その時に、一つの考えが過ぎりました・・・
「この試乗車はガソリン相性を起こしているのでは・・・」

ここで私は普通のディーラー試乗者がやらない行動に出ます。
スタンド(アウディで振動が出ないと確信している場所)にて、「ハイオク満タンお願いします」と・・・
もちろん、自腹にて、試乗車にガソリン満タンです。

結果は大満足でした。
それまでの振動が嘘のように、滑らかな走りになっていました。
エンジンからの振動は当然ですが脚の動きまでスムーズになっています。
不思議なのですが振動が発生しているときはエンジン以外にも影響が及ぶのがアウディです。
その後、A6の3.2(最初期のA6オールロードの設定エンジンと同型)に試乗しました。
こちらはハズしても振動は軽微であることを確認。(ハズレのスタンドもリスト化しています)

「ハズしても・・・」
ここがポイントです。

めでたく・・・
普通のA4二台分になりそうな、A6オールロードの購入となりました。

おさらいです。
A6オールロード3.2はガソリンの相性が軽微。
少なくとも、最近まではそうでした・・・

本題。1300km走行で何があったか?

往路はいつも通り快適でした。
この春に、プライマシーHPを履いてからはオールロードクワトロはお気に入りの一台になっていました。
なお、ガソリンは地元のスタンドにて満タンにしてます。 山梨から香川は往復で1300kmの道程です。
この間に1回はガソリンの補給が必要になります。
今回は香川(高松市内)のセルフスタンドにてガソリンの補給を行いました。

香川で補給したガソリンに問題がありました。
明らかに、フロアからの振動が増えました。
助手席では問題なし。
私は助手席スタートだったのですが気が付きませんでした。
大阪市内の手前でドライバー交代を行うと・・・
その振動の多さに驚きました。

ハンドル:微振動
アクセルペダル:微振動
フットレスト:強めの振動

一番の問題はフットレストからの振動です。
過去に、ハズレのガソリンが入ることにより、わずか(許せる範囲)の振動が出てくることはありました。
今回の振動は苦痛と感じるレベルのハッキリとした振動です。(これでも、オデッセイMよりは少ない)

問題なのは・・・
香川で入れたガソリンは「いつもの、高松のスタンド」であったことです。
今年になってから、2~3回目の利用です。記憶では・・・3月にT1Nにて利用しています。
5月にはムルティプラも寄っているような・・・

翌日の事・・・

当日にも、しっかりとした疲労があったのでが次の日は酷いことになっていました。
目が覚めた瞬間に背中の痛み。
半日は集中力が落ちると感じたため仕事を休みました。
同じ距離をディーゼルのT1Nで走っても、何も問題なしです。
たぶん・・・スイフトでも、ここまで疲れません。

もっとも心配なのが今後のA6オールロードクワトロです。
ガソリン相性の記事でも書いてますがハズレのガソリンが入ってしまった場合は私はガソリンを全て捨てています。(過去にTTにて)
今回のオールロードクワトロの感じはまさに初代TTの感じとそっくりです。
ガソリンがあっていれば良い車。
外すと、長距離移動は困難な車。

営業車として、初代TTを使っている時期がありました。
高速移動の燃費がよく、ゴルフと同等の信頼性を持っていることから重宝しました。
個人的にはいつまでもTTで良かったのですがハズレガソリンを引いたときの処置に困り、A6に乗り換えました。
「A6オールロード3.2なら、ハズレガソリンが入っても許容範囲」がいままでの私の常識でしたので・・・

これが今回の1300km走行で崩れました。

A6オールロード3.2は最低でもあと2年は主役として活躍する予定でした。
しかし・・・
今回の振動発生で、アウディは経年変化でもガソリン相性を呼び込む可能性が出てきました。
しばらくは様子をみますが・・・
長距離移動専用の営業車が入れ替える可能性が出てきました。

「そんなに、ブツブツいうなら、ディーラーで治せば良いじゃないか?」と思う方もいるでしょう。
しかし・・・
ディーラーでは対応出来ないんですね。
保証はまだ残っています。
延長保証をつけているので、あと2年以上の保証期間があります。(走行距離無制限)
どんなに、ディーラーにお願いしても治せないと予想します。
(ヘッドライトの振動は新車の購入時からお願いしていますがいまだに治せません)

結局は泣き寝入りというオチを予想しますが・・・
ディーラーに相談してみますか・・・

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