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Audi A6オールロードクワトロ 初回車検 その1

初回車検

社用車のA6オールロードクワトロが初回車検となりました。
現在の走行距離は10万km。
一般常識としてしは過走行と言うことになるのですが・・・

想定よりも走っていません。

この車の購入時の想定では年間5~10万kmの走行を想定。
延長保証を行うと、5年間の走行距離無制限保証が最大の魅力に感じ、超ハイテク車を新車で購入しました。
その後、業務の変更と空撮専用車両のT1Nの購入により、走行距離は伸びませんでした。

ブログもどきの常連さんなら、お気づきでしょうが・・・
これは私の個人的な車への考え方の逆の動きです。

あくまで、仕事の道具としてA6は購入していたんですね。
なので・・・
私のファーストカーではありませんでした。
購入から初回車検までは「カメラマンの車」(30代男性)
今は「デザイナーの車」(20代女性)です。
私の車は・・・購入時からムルティプラです。

一応、会社の代表です。
こんな、私が起業前から決めていたことがありました。
「社内で一番良い車は会社のNo2が乗る」
田舎の小さくてダメになっていく会社は社長が無理をしてセルシオです。
この事はどこかでページを起こします。

ご注意 走行10万kmの中身

今回のページを見た後に、「アウディは耐久性があるんだ・・・」と決めるのは早計です。
確かに、10万kmを走りきっているのですがその中身が違います。

・走行距離の半分は高速のオートクルージング
・都内の渋滞走行距離は1,000km以下
・残りの走行距離は山梨の郊外
・整備は有償・無償を問わずに正規ディーラーにて
・私が総走行距離の半分を担当(ここがポイント)

都内で乗りっぱなしの3万km走行よりも車に対するストレスは少なめです。
例えば・・・
新車装着タイヤは7万km以上使いました。
もしも、100%私がこなした距離ならば・・・
今でもタイヤは交換していないかもしれません。(2年半のオーナーであったカメラマンの据え切り起因)

ファーストカーでは無いにしても、時折は長距離を走ることになります。
その際に、車の変化をいち早く感じ取れること。
ドライバーに、車を傷ませないドライビング方法を指導出来ること。
ここは大きなポイントです。

答えから・・・ 車検実態のコストは適正

今回の車検の総支払額は約20万円です。
交換したパーツは以下となります。

有償交換
・オイル・オイルフィルター
・エアーフィルター
・プラグ(9万km交換推奨)
・フロントナンバー交換

根本的に交換している部品が少ないんですね。
最近の車はパーツ単体の耐久性が向上しています。
これは国産・外車の区別無く同様の傾向です。(私の用途では外車の方が有利)
私自身がデーラーに交換指示したのは以上です。
「この内容で20万は高いんじゃないか・・・」と感じた方。
落ちはつけます。読み進んでください。

交換推奨パーツ

ディーラー車検なら当然と言えるのですが・・・
以下のような部品の交換推奨が入りました。

・ブレーキオイル(交換時期だから)
・ブレーキパット(少なくなってきたから)
・バッテリー(1年以内にどうですか?)
・ポーレンフィルター(交換時期だから)
・ワイパーブレード(車検の定番?)
・タイヤローテーション(車検の定番?)

これらを全部交換すると・・・
プラス10万コースでしょうか?
普通の方(ARQを新車で購入する方)なら・・・交換しますね。
私の場合は明確に理由を述べて交換を止めています。

この辺からブログもどき流になってきます。
それでは個別に解説です。

ブレーキは・・・
折角のパットセンサーですので、ギリギリまで使い切ります。
今のパットは走行2万kmの時に、ジャダーが出てきたために交換してました。
つまり・・・8万km使っているのです。
ここでもわかるのですがブレーキにストレスは入っていないのです。
ブレーキオイルも熱が入っていません。
ブレーキパットの交換まで粘ります。

バッテリー・ワイパーブレードなどは・・・
自分で交換します。
交換したことによって後々の保証が面倒にならない部分以外は自分で交換して費用を落とします。

なぜ、V6のプラグをディーラーに任せたのか?
ここを自分でやってしまうと、エンジンにトラブルがあった際の逃げ道になってしまいます。
今回の車検が延長保証が切れる2回目なら・・・
自分(社員)が交換するパーツです。

なお、車検入庫時にATFの交換をお願いしましたが・・・
ここは未実施としました。
アウディとしては交換非推奨との事です。
つまり、交換するとATの保証が切れる事を意味します。
悩ましいところですが非交換を選択しました。
なお、初代TTではATFを交換しています。

ディーラー車検である最大の理由。保証交換

新車で購入しディーラー車検としている理由はただ一つです。
保証の為です。

年間走行距離が2万km以下となるような普通の用途なら、アプルーブドカーなどの上質な中古にして費用を圧縮します。(社員メインの場合)
私がメインなら・・・
走行距離は多めで、程度の良い中古車が好みです。(費用対効果の観点から)
社内の車で、私がメインの使用者となるのは以下の3台です。
ムルティプラ:3年落ちの中古で購入。
メルセデスT1N:10年落ちの中古で購入。
ボルボP1800:35年落ち・・・

A6・TT・A3・116という、社員メインの車は・・・
TT以外は新車購入です。

ここからが本題です。
納車時から保留していた項目を含めて、ディーラーに以下の不具合を指摘しています。
アウディの延長保証はエンジンなどに限られます。
つまり、初回車検時に保証が切れる項目については集中的に交換する必要があります。
以下の指摘項目の全ては私からの指摘です。
ディーラー任せなら・・・
一つも取り上げられない内容です。

1)走行時のヘッドライト振動
2)走行中のMMIリセット現象
3)設計ミスに起因するサイドステップのキズ
4)据え切り時の異音
5)テールゲートのウェザーストリップ変形
6)Dピラーのトルクスボルトの錆
7)アームレストの爪折れ
8)水温計の異常

ここまでで結構なページボリュームとなってしまいました。
保証整備も・・・十分なネタボリュームがありますので、その2に続きます。
保証整備は揉めそうな雰囲気です。
最低でも、その3までページは伸びそうです。

初回車検 その1のまとめ

新車購入なら、保証を適用させる観点からディーラーでの車検は必須。
通常使用なら、30万円を超える車検費用となることはない。

ただし・・・
アウディジャパンの保証対応については、「遅く」「不適切」と感じる。(詳しくはその2以降で・・・)

ディーラーサービスに関しては当たりはずれが大きいと思われるので触れません。

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