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MINI Coper クラブマン ボンドストリート導入

MINI ボンドストリート フロントフェンダー

現在、第2世代のMiniを3台同時所有しています。
この3台ですが、全て偶然個体を見付けて購入に至っています。
それぞれに購入に至る根拠はあるのですが・・・

2台目も即決です。

R55 JCWはお気に入りの車になっていました。
好きならば、さらに色々と調べることになります。
弱点やら、部品など色々と調べるついでに中古車なども探す事は良くあります。
そうして、知識は蓄積されていきます。

既に第2世代クラブマンのJCW MTというレア車を所有しています。
この尖った感じは大好きになったのですが、まったり系も試して見たくなりました。
狙うのは、NAエンジン搭載のCoper。
まったりなら、ホイールベースの長いクラブマン一択です。
ここでカントリーマン(SUV)は候補には出来ません。
確かに、一般道を流すにもNAでも問題にならないでしょうが、私の生活道路は盆地の山間部です。
車重重め(SUV)のNAは、MTと言っても少し怖いですね。

希望は以下になります。
・MTであること
・NAエンジンであること
・後期型であること
・可能な限りオリジナルを保っていること

>はブラックが好み

ほとんど、JCWを探したときと同じですね。
台数が多いCoper Sは、非常にトラブルが多い。
主原因はエンジンその物の設計なのですが、熱に厳しいこのエンジンを狭い空間に納めるのは無理があると考えていました。
NAにすることにより、高圧ポンプやスラッジなどの直噴起因のトラブルの多くは回避出来ます。
まったり系は、ミッション・タイヤなどにも優しくなり結果として車の寿命も延びやすい。
狙いは、NAエンジン搭載のMTとして、過去モデルを調べていくと・・・
ハンプトンという限定車があったことがわかりました。
上記の条件は全てクリア。
デザインもとてもまとまっています。
台数もそれなりに出ていた限定車だったようで、JCWよりも捜索難易度は低いと思われました。

2023年11月に中古車サイト検索
ハンプトン26台
ボンドストリート10台
※全てAT

1ヶ月ほど中古車販売サイトを観察したものの物件が動く様子は無い。
それではと・・・専門店に入荷したらお知らせをいただこうと、依頼の為に店舗を訪れました。
時間は十分あることから、1~2年をかけて探すイメージです。

訪れたのは横浜の某有名店。
ネット上も大きなネガな情報はなかったお店でした。
※私も特にネガな感情は無いのですが、敢えて店名は無しで

お店には、ATのハンプトンの在庫はありました。
これを見ながら、MTが入荷したらお知らせをとお願いしたところ・・・

スゴイの入ってますけど、見ます?と悪魔のささやき。

5分ほど歩いたヤードに、そいつはいました。
・R55最終限定車のボンドストリート
・Coper(希望通りのNA)
・内装天井黒(標準は白)
・走行4.3万km
・未改造(ルーフキャリアのみ装着)
・Cピラーはブラック
・当然MT

これ、マニアが見れば一発ですが、二度と出てこないレア車です。
特に内装天井黒と言うのが泣かせる。

GRコペン2台お買い上げ

時は、2023年4月中頃です。
そして、その時の状況。

・1月にゴルフバリアント購入
・4月初めに、GRコペン×2台同時購入

まだ4ヶ月で3台を購入済でした。
しかも、今月たげで2台。
流石に即決は出来ず、「ご飯を食べてくる間、考えさせて下さい」と伝えて店舗を離れます。
そして1時間後・・・

「包んで貰えますか」となります。
やはり、この車は流したら二度と巡り会え無いタイプのレア車です。
入荷直後で仕上げてなかったのてすが、専門店で、このレア度合いです。
そりゃ~プレミアは山盛りです。
そして、人生初の一ヶ月で3台納車というイベントへ。
今年は4台を購入。
もう、再来年くらいまでは車は買わないな・・・とその時は思っています。
※さらに購入はつづく

MINI R55 ボンドストリート 横から

敢えて、「惜しい」から

これ、生涯手放さない個体です。
お気に入りのJCWは、最終では無いことから入れ替えの可能性あり。
でも、コイツは正真正銘のラストモデル。
まったり系Miniの原器として手元に残します。
そこまで気に入っているのですが、個人的に残念な点を二つ記しておきます。
・純正スモークガラス
・純正フロントウィンドウ熱線

多くの方がプラス査定となるハズですが、これが気に入らない。
まず、フロントウィンドウ熱線は、大嫌いなんです。
まだ、ページは起こしていませんが、現行のディフェンダーも購入していました。
この車両は一年で手放すのですが、その理由の一つがコレでした。
私は、気になってしょうがありません。

スモークガラスは、特徴的なクラブマンのシルエットを殺してしまうから。
選べるなら間違い無く、透きガラスで。
もちろん、この二つは交換が可能です。
もしかすると・・・手を出すかも知れません。
※F55(第3世代5ドア)では、フロントガラス外して内装天井交換しています

低排出ガステッカー

個体のスゴイところ

次は褒めます。
・完全なるノーマル車
・チョイノリがされてない
・オリジナルペイントと想定

「低排出ガス車」のステッカー。
私は、直ぐに剥がしてしまいます。
これ、明らかにデザインを壊します。
敢えて残しているのは、この車が完全なるノーマルを維持しているから。
内装も完全なノーマル。
ナビは当然付いていません。
車を観察すると、そこまで手入れがされていたという雰囲気は無いんです。
飛び石の感じから高速道路はそれなりに利用。
シートの感じからコンビニまでのチョイ乗りという感じはしていない。
ドアパンチなども食らっていません。
確かに安い買い物ではなかったのですが大満足です。

低排出ガステッカー

ボンドストリートのスゴイところ

初代クラブマンの最後の限定車です。
デザインの手抜きは一切ありません。

←乗り込むときに毎回見る風景。

クールシャンパン色が屋根とドア内装に用いられています。
これ、色々と小細工がされています。
第3世代の、「とりあえず楕円にしときました~」のやっつけ感はここにはありません。

低排出ガステッカー

ボンドストリートと言えばレザーのダッシュボード。
これは、マニアは知っています。
でも、凄いところは、一台の車としてのトーンの統一感。

メータは、R56定番の白ではありません。
わずかにシャンパン入っています。
在庫管理コストなど、完璧に無視しています。(褒めてます)

買ったから言うのでは無いのですが、ボンドストリートは、Coperが正解でしょう。
これ、Cooper Sにすると、車の動的特性と内装の雰囲気が合いません。
なお、Coper Sは、ハンプトンのキャラには合うと思います。ただし、ATのCoper Sは修理代的に苦行のハズ。
でも、デザインのバランスは、Mini一族でトップクラスなので、乗り続けるという選択肢もあるかと思います。
そう考えると、ATならハンプトンの場合もCoper(NA)で乗るのも良いかも知れません。
ハンプトンの満点は、Coper SのMTで、シルバー少なめでしょうね。
これを小綺麗(予備整備満載)にして、かっ飛ばす。
わかった大人の男性にこそ乗って欲しい物件です。

わかった大人というなら、私のところのMT Coperのボンドストリートはさらに上位になりますか。
でも、これは欲しても出てきません。
仮に出てくると・・・私がお代わりする可能性もあります。
私は7人の子持ちであることから、将来的には乗り手は沢山いますので・・・

ボンドストリート ホイール

走りは?

まず、タイヤに関してのお断り。
実は、JCWもボンドストリートも、同じ銘柄(ダンロップ DIREZZA DZ101)の同サイズ(205/45R17)を履いていました。
偶然ですが、試乗が捗る配慮ですね。

このタイヤは少しナゾなんです。
現行型は、DZ102。
ウチの2台は、DZ101。
2台とも製造年は新しめ(ボンドは'21年)。
直前の車検時に交換されたと推測されます。

以下は、DZ102発売時(2014年)の公式サイトから抜粋。
・ドライブレーキ3%向上
・ウェットブレーキ5%向上
・耐摩耗性28%向上
・騒音エネルギー26%低減

※DZ101比

何か、全方位で性能が劣っていますね。
なお、新型となるDZ102の実売価格が、ミシュランPS5の半値程度でした。
手持ちの2台は整備にお金をかげているというタイプではありませんでした。
恐らくですが自動車整備工場にお任せでタイヤを交換すると、こういうのを履かされるんでしょうね。
オーナーさんは、そこまでタイヤに拘るのでは無いでしょう。
でも、中華タイヤにはクレームが入る。
ダンロップで仕入れが安いタイヤということでしょう。

DZ101(履いている方)ですが、もう少し調べます。
発売日を探してみると・・・まさかの2003年。
危うく20世紀になるところでした。

それで、このタイヤを適正空気圧で走ると・・・
路面からコツコツと凸凹を拾います。
不快では無いですが、期待していたまったりにはほど遠い。
これを10%程度下げると・・・
お~ これこれ。
完璧では無いけどまったりが顔を出してきました。

恐らく新車装着タイヤよりも、現在のタイヤは劣っているハズです。
この段階で評価するのは、車に失礼かと思いますので、現段階では保留とします。

なお、JCWの方は、手持ちの車でもっともウェットグリップが劣るという結果になっています。
いつものS字コーナーで、他の車両よりも2割減の速度で進入して、滑っていきます。
主原因は、車その物にあると睨んだのですが、タイヤも一因になりそうですね。
ただし、こちらは現状でも面白いので、このタイヤでも合格点が出せます。
※雨で滑ることも楽しんでいる
でも、ミシュランPS5とか履くと、どうなるか興味は尽きませんね・・・
タイヤの件は、どこかで掘り下げますね。

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