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ヤフオクタイヤがスローパンクチャー

ヤフオクタイヤがスローパンクチャー

久しぶりのミニネタです。
ブログもどきの登場は、1年3ヶ月ぶりです。
いろいろと発生していたのですが、本業が忙しいことから放置となっていました。
そんなミニに、大ぶりなネタが降ってきました。

Mini Oneは、純正の鉄ホイールから、15インチの社外ホイールに交換されていました。
その後、1年3ヶ月の間に1万kmほど走りました。
このタイヤ(BS)が距離を重ねる毎に、劣化が手に取るようにわかり、気に入らなくなってきました。
また、1年ほど前(つまり、ホイールの購入後)に、JCW+オプション18インチに試乗したところ、Mini一族で、もっとも上質な乗り心地に遭遇しビックリしたいうイベントがありました。
タイミングは、2017年の冬。
走行距離20万kmを超えた、A6オールロードの入れ替え検討の時でした。
私の購入した、Mini Oneは、15インチを装着していましたが高速道路の長距離移動でつかれることから、ご近所のみの利用という状態でした。
でも、JCW+18インチなら、都内の打ち合わせには使えると判断出来たのです。
故に、MiniとXC90を同時に検討という不思議な事になっていました。
なお、最終的にはXC90を購入しています。

XC90では、試乗したバネサス22インチよりも購入したエアサス20インチの方が乗り心地が悪いというイベントも継続中。
以上の経験から、「最近の車は、薄いタイヤ(重い)にて車両セッティングがされてるいのでは?」という推測が芽生えてきました。
昨年の秋に購入した、ゴルフ・オールトラックでは、まさかの18インチで購入。
いつものなら、小さめのホイール選択を乗り心地の観点から優先していたのですが、大きく考えが変わり始めています。

12/27(23時)に、「18インチアロイ John Cooper Works カップ・スポーク2トーン」を落札。
2018/1/28加筆
誤 JOHN COOPER WORKS カップ・スポーク 2トーン
正 JOHN COOPER WORKS カップ・スポーク 563 2トーン
※John Cooper Worksモデルには取り付け出来ません
パンク修理にて入庫してディラーにて指摘。
まちがえて購入していました・・・

どうやら新車外しの様なので、大きなトラブルは無いでしょうと・・・軽い気持ちで考えています。
深夜にもかかわらず、出品者とは数時間で決済まで完了。
12/30の午前中に商品は届きました。

F56 JOHN COOPER WORKS カップ・スポーク563 2トーンの重量
12/30 15:47の撮影
←体重測定の結果、F56 JCWの「18インチアロイ John Cooper Works カップ・スポーク 563 2トーン」のタイヤ装着重量は、20.0kgでした。
タイヤはダンロップのランフラット。
この組み合わせで、過去に試乗を行い良い印象を抱いていました。

直前まで履いていた15インチは、14.0kgとなっていました。
大幅な重量増と言えます。

ここでの問題は、撮影時間です。
2017年12月30日の16時前。
ミニの前には、XC90のスタッドレスを交換していました。
いろいろと差し迫っていることから、いつもなら実施するウエイト量などのチェックが不十分なまま、大急ぎでホイールを装着しています。
なお、装着後にエアーを補充しようとしたところ・・・
2本は、ミシュランダイヌゲージで測定不能なほど、エアが抜けていました。
この時には、夕暮れも迫っている事から、特に気にせずにエアを補充して作業を完了しています。
※冷間にて軽加重値

私の様なエアツールを完備していると大きな問題とはならないのですが、一般の方ならこの時点で詰んでしまいます。
※ランフラットなら走れますが、精神衛生上良くない

初日の走行距離

今回は、15インチから18インチという思い切ったテストを実施しました。
目的は、18インチ化による乗り心地の改善(長距離移動耐性の向上)です。
どこかでページは起こしますが、この目的は達成されました。
薄いタイヤですので、「コツコツ」とした振動は入ります。
しかし、15インチでは気になった、「ドタバタ」がスッキリと消えました。
まだ新品と呼んで良いコンディションと、2年前の製造というタイヤであることから、それなりの慣らしは必要でしょう。
この日は、いつものテストコースを中心に40km程度走行しています。
※ペースは速め

2018/6/02加筆
この後に、スプリングとアブソーバーをJCW純正に交換しました。
それにより、15インチの際に感じていた、「ドタバタ」に関しては、ホイールよりもバネサスに原因があることがつかめました。
もしも、15インチ装着車の乗り心地を改善したいならば、JCWの中古スプリングに交換することをおすすめします。
ヤフオクなどでは大量に出品されている事から、格安にて対策可能です。
後日ページは起こしますが、ドタバタの主原因はONEの純正足回りのストローク不足が原因です。
クーパー以上のグレードでは、普通のストロークがありますが、ONEは規制されています。
これも、「ONEの呪い」のひとつです。

ミニの空気圧警告
空気圧警告発生

←タイヤ交換(エア圧調整)から、24時間で発生。
出先の嫁さんから、SOSの着信。
これは、悲しいお知らせですね。
1日前に、冷間で220kPaに調整した後輪が、190kPaまで下がっていました。

こういうアラートが出るのは、ランフラットの取り扱いになれているBMWですね。
こういうところは、素直に感心します。

この日は、12/31です。
ヤフオクの購入先には一報のみ入れました。
私の方は、スローパンクチャーの確定の為に、再度指定空気圧(今度は、重加重値)まで入れて様子を見ることにしました。

ミシュランダイヌゲージ
スローパンクチャー確定

2018/1/3 15:00撮影
中途半端な冷間時(12/31)に260kPaに調整した左後輪です。
215kPaまで下がりました。
調整した時が温感と仮定しても下がりすぎです。
なお、同じ値に調整した右後輪は、250kPaとなっていました。
※中途半端な温感とすると、丁度良い値

これで、左後輪のスローパンクチャー確定です。
なお、左前に装着しているタイヤも抜けています。

エアーバルブのチェック
エアーバルブのチェック

念のため、エアーバルブからの漏れをチェック。
4本とも、問題なし。

ちなみに、今はドローン開発が業務ですが、バルーン空撮の機材も内製しています。
このバルーンは、ヘリウムガスの漏れとの戦いであることから、ガス漏れを探すのも仕事です。
もちろん、タイヤは専門外ですが、バルーンの知識は転用出来ます。

ここまでのまとめ

嫌な予感がします。
到着時に空気が抜けていた2本のタイヤはスローパンクャー確定です。
このホイールは、JCW専用のオプションホイールです。
17インチが標準のJCWに、14万円の追い金が必要なF56の純正ホイールでは、もっとも高価な代物です。

普通に考えると、新車外しのコンディションでヤフオクに出回る可能性は低いと言えます。
すると、なにか手放す理由があったのかと・・・勘ぐりたくもなります。

車両に装着したままで、ホイールを観察していきます。

エアーバルブキャップが違う
左前:エアーバルブキャップが違う

2018/1/3 15:40撮影
何度がエアー圧調整をしていたので気がつきました。
エアーバルブキャップがひとつだけ違います。
なお、違っていたのは左前に装着している個体。
ここは、スローパンクャーが発生しています。
しかも、バランスウエイトも付いていません。

ウエイトキャップが違う
左後:ウエイトが違う

2018/1/3 15:46撮影
スローパンクチャーを起こしている右後ろのウエイトを確認しました。
すると・・・
正常なホイールと異なるウエイトが貼られている事が確認されました。
※埃の積もり方に注目

ウエイト

←これが、問題無いホイールのウエイト
工場にて装着されたと推測

まとめ:大ネタに発展する可能性有り

ホイールを外していないことから、問題はまだ出てくる可能性があります。
特にエアーバルブキャップが違うホイールには、ウエイトを外したと取れる跡が見えます。
つまり、何らかの理由で組み替えられている可能性がある。
※マークして、同じ位置に組めば再バランスの必要が無いのにね・・・
もしかすると、バルブキャップを交換しているのにかかわらず、スローパンクャーになっている?
つまり、エア漏れの原因は、もっとヘビーな理由・・・

これが、ディーラーなどから購入してるなら、お店に任せて完了です。
「工業製品ですから、こんな事もありますよね~」で完了です。
しかし、今回はヤフオクからの購入。
そして、以下の様な一文が出品ページには書かれています。

商品は中古ので、ノークレーム、ノーリターンですので、ご了承ください。
※原文のまま

あ~面倒・・・

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