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MINI ONE(F56)納車 自動ブレーキ付MTの希少車

f56 MINIエンブレム

2015年6月1日に、本国発注していたMINI ONEが納車されました。
2014年デビューの第3世代のF56と呼ばれる型式です。
「大きくなりすぎて、これでもMINIか?」とか、「品質が大幅に向上した!」とされる最新型です。
発注は、3月。オーダー確定から2月半で手元に届きました。
英国にて製造して千葉に上がって、山梨に納車してこの期間です。
某トヨタさんも・・・見習って頂けないでしょうか?

このページは、納車から1週間経過してから書いています。
この段階では、一通りの試乗と簡単なボディチェックを済ませています。
完全新車であることから、限界付近に攻め込むというレベルまでは乗り込んでいません。
良いところも悪いところも、当初予定+αという印象。
それでは、いつもの通り結論から・・・

実用車として高い評価をします。
そこそこ安全で、日々付き合える面白い車を探しているなら候補に入れるべき車。
製造品質は最低レベルだが設計(動的)が優秀。
致命的と指摘出来る瑕疵はありません。
フィアット500と比較すると、しっかりと一世代分の進化を感じます。

取りつけられているオプション

◆パッケージオプション
・ナビゲーション パッケージ 178,000円

◆エクステリア
無し
※完全なる、素のONEになります。

◆インテリア
・インテリア・サフェース=ダークシルバー 27,000円
・カラーライン=ダーク・トリュフ 15,000円
・シート=レザー ダーク・トリュフ 271,000円
・助手席シートハイトアジャストメント 9,000円
・シートヒーター 45,000円
・クロームライン・インテリア 24,000円
・ヘッドライナー・アンスラサイト 26,000円
・ライト・パッケージ 24,000円
・MINIエキサイトメントパッケージ 23,000円
・ストレージコンパートメントパッケージ 26,000円

◆自動ブレーキ関連
・ドライビングアシスト 114,000円
・スポーツ・レザー・ステアリング 34,000円
・マルチファンクション・ステアリング 45,000円
※ハンドルは二つのオプションを付けないと自動ブレーキの選択は出来ない

◆その他
・オンボードコンピューター 25,000円
・PDC(リアのみ) 40,000円
・レインセンサー 19,000円
・ONEエンブレム 無償対応

f56 ONE エンジンとミッションの評価
エンジンとミッションの評価

←カバーを外した状態で撮影。

購入前に試す事が出来なかった1.2L3気筒+6MT
ここは、期待以上の結果でした。
低速トルクは必要にして十分。
踏み込めば、「速い」と感じる速度までストレスはありません。
ATで感じていた、「遅れてくる」という感覚もありません。
廉価版ですが、'90年代のホットハッチと同等と考えて差し支え有りません。
絶対的な車重が軽くないことから、'80年代ではありません。
高速道路で、周囲を引き離すという想定が無いならこれ以上の出力は必要ありません。
これで、遅いと言うなら・・・
完全にドライバー側に非があります。
標準のか細い175幅のタイヤとの組み合わせなら、シャーシとエンジンがベストバランス。
交通の流れに沿っても、ワインディングを攻めても気持ちよい物でした。

そして、人生初のオートフリッピング。
これは、「こういう物」と割り切って接すれば良い物です。
私のメイン車両は、VOLVO P1800E '72
この車と同じ様に乗っていると、早めにシフトしてしばらく空走するという癖があるようです。
いつもなら、クラッチを繋ぐタイミンクでフリッピングすることから、スムーズに走れます。
このタイミングで、MINI のMTに乗ると・・・
シフトと同時にフリップ。
一呼吸置いてからクラッチを繋ぐと回転数は落ちていることからショックが発生すると・・・
気持ちの良いモノではありません。
ならばヒールトゥーとなるのですが、ペタル配置をそれを嫌っています。
MINIが要求するとおり、シフトと同時にクラッチを繋ぐとスムーズに走れます。
BMWが得意な押し売り感はありません。
まともな設計をすればこうなると納得出来ます。

排気音は、車内と車外で印象が異なります。
車内では、気にならない音質と音量です。
車外では特徴の無い安っぽい音がします。
排気音が命というタイプの方には合いません。
初期型のフィアット500S(MT)の様な、安くても楽しい音ではありません。
アバルト500の様な、音を作り込んでいる訳でもありません。
実用車として、可も無く不可も無くという音質です。

欠点とは言えませんが気になったこと。
止まるかどうかのギリギリという速度では、2速は使いにくいと感じました。
私も、嫁もこの瞬間にエンストを経験しています。
普通の車なら、2速で乗り切れるのですが、この様な時は1速に落とすことを要求します。
この様な時に、小排気量ターボであることを感じさせます。
ここに関しても、慣れで消化出来る範囲。
これしか乗らないなら、何も気にならないと思います。

2016/03/21加筆
この時点では分かっていませんでしたが第3世代MINI ONE MTは、クセのあるギア比に設定させています。
具体的には・・・
1速は、60km/hまでカバー
6速は、理論上300km/hオーバー
この独特の変速比により普通のMTのような動作をすると、「もどかしい」車になります。
詳しくは以下にて。
Mini One 6MTの呪い

MINI純正シフトノブ

純正シフトノブは樹脂製です。
ここは、アバルト500よりも劣ります。
常に触るところだけに、ここの安っぽい感触は頂けません。
どうせ、ユーザーが交換するからどうでも良いということでしょうね。

なお、シフトのフィーリングはドイツ車に期待するソレ。
気持ちよく、カチッと入ります。
なお、フィアットムルティプラ(MT)で10年近い時間を過ごした嫁は、違和感があるようです。
イタリア車独特の、ふにゃふにゃで力が入らないシフトの方が好みの様子。
私は、どちらも大丈夫。(フィアットも嫌いでは無い)

F56 MINI MT
ペダル配置

高速道路重視のペダル配置です。

クラッチとブレーキは近すぎます。
ここを近づけてフットレストにスペースを割り振っています。
アクセルペダルは、ヒールトゥーを認めない配置。
坂道ブレーキやオートフリップがある事から、ヒールトゥーは不要という設計がされています。

設計の方向性の部分なので、この配置は認めます。

MINI純正のハンコック
タイヤの評価

175/65R15 84H
ハンガリー製のハンコック。

実は、楽しみにしていたタイヤでした。
これが生まれて初めてのハンコック。
契約時点では嫌っていたのですが、ボルボ繋がりの知人からハンコックタイヤの良い印象を仕入れました。
何事も食わず嫌いはいけません。

ディラーでの後席の試乗時には、ノイズが気になりました。
私が運転なので試す事は出来ないのですが・・・
前席では、ノイズは気になりません。
世間一般の物差しで測ると、「曲がりすぎる」嫌いがあるMINIです。
このサイズにより、ここを薄めるのはアリな方向と感じました。

攻め込むと・・・
当然ですが、鳴いてきます。
ただし、この速度は十分非常識な速度です。
節度を持って乗っている分には、鳴くことはありません。
つまり・・・
多くの方は、このタイヤの性能で十分であると言えると思います。

時間が進んでから評価は行うため、現段階では評価保留とします。

F56 MINIの純正足回り
足回りの評価

アームはスチールですが十分の長さを持ちます。
重量軽減効果が大きいハブキャリアはアルミ。
正しいアブソーバーの角度と、細かい調整を可能にする機構も魅力的。
そして、マルチリンク・・・
ライバルとなるアバルト500との最大の差がリアの足回りです。
メカ好きは、これだけでご飯が捗ることと思います。

乗り味はどうかというと・・・
乗り心地は実用車としては固め。
175/65R15なら、「軽やか」となるハズなのですが重厚な方向。
直進安定性は、ひとつ上のクラスと比較すべきレベル。
それでいて回頭性は極めて高い。
切り始めはスムーズに素早く反応。
過重が徐々に入っても変な段付きは無し。
アバルトは古典的な良いと感じる足回り。
MINIと比較出来るのは、156など古い世代のアルファロメオ。
あの低次元のエンターテインメントが正しい形で進化したと言えます。
回頭性を演出しているのは、このリアサスと推測します。
前が粘るのではなく、後ろが流れていく。
17インチなどにしてしまうと・・・怖いことになりそうです。
個人的には、もう少し柔らかめが好みです。
こちらは、タイヤ(空気圧)で調整も試す必要があるかと思います。

F56 MINIの純正レザーシート
レザーシート

これがメーカー純正レザーシート。
MINI甲府では、初めてのレザーシート装着車との事。
実は、希少の様です。

契約前に、「一部ファブリック」と聞いていました。
その文字情報は来るのに画が示されない・・・
心配していましたがファブリック(アルカンターラ)は、シートの痛みやすい位置に最小限。
コストダウンを狙ったというよりも、痛みやすいスポーツシートに気を配ったという良い設計です。
なお、現在所有している車両では、アバルト500・AudiA6ARQ・VOLVO P1800はレザーシート装着車。
過去のA3やC30もレザーシート装着。
レザーシートの経験は十分かと思いますが・・・

これは、良いモノです。

ノーマルシートとは形状が異なるスポーツシート。乗り込むのは普通のシートと同等に容易です。
サポートも、非力なタイヤが発生する範囲では過剰なほど。
落ち着く高さまで下げられて硬さも適正。
VWやMBに感じる、「固すぎる」という感じる事がありません。
500万円クラス以下では、トップクラスのシートです。
ここまでは、良いことを書きました。
駄目なところは、日本人女性がMTで乗るとスライド範囲が足りない事。
もう2ノッチ程度は前進させたいところです。
ま~ こんな少数意見はBMW的には却下ということでしょうね。
なお、身長150cmの女性では問題となるハズです。
該当する方はお気を付け下さい。(あくまで、MTです)

ここでの評価は、「設計」です。
製造品質では、最低クラスと評価します。(下記にて)

2016/03/21加筆
この時点では分からなかった静電気耐性が判明しました。
MINIのレザーシートは静電気が発生します。
ご自分が静電気体質であるという自覚がある場合は、VWやVOLVOを推奨します。
普通の方は気にならないレベルです。
※嫁や社員は静電気が発生していない。

F56 MINIの純正レザーシート
センターコンソールとマニュアルエアコン

スイッチ関係の位置は、良く考えられています。
この設計の良さは、MTだと特に感じます。
MTでは、シフトノブが左手のホームポジション。
最低限の移動で必要とする多用するスイッチに手が届きます。
ここの設計力は、満点に近い点を付けさせて頂きます。
ATだとここの良さは気が付きにくい点です。

なお、メインドライバーの嫁からの要望で、エアコンは狙ってマニュアル。
購入前は不安でしたが、予想以上に良い物でした。
もう一度、購入することがあってもマニュアルエアコンを指名買いします。
何故気に入ったかというと・・・
ここが、適切なスイッチ位置設計とつながります。
MTシフトノブから、わずかに手を動かすとファンや温度調整のダイヤルに手が届きます。
あまりに、快適に動かせることから、ファンの調整が待ち遠しいほど。
狭い室内空間を逆手に取った素晴らしい設計と感じました。

F56 MINIの純正メーター
メーター

まずは・・・
小さなメーターに情報を詰め込みすぎです。
デザイン優先の小さなメーターは認めます。
ならば、優先順位が低い情報は省く努力をしましょう。
なお、このメーター内に追従オートクルーズのアイコンなども表示。
実体化するまでもなく、設計段階で情報量がパンクすることは想定出来るはずのですが・・・
燃料計はさすがに入りきらなかったのか、無理矢理の外付け。
ここに関しては50年前の方が視認性が高いという矛盾が発生しています。

ここの設計は、センターコンソールのスイッチ設計よりも数段劣ります。
別の方が設計したのでしょう。

そして、スピードメーターの表示。
90km/hなどの、奇数数字に該当する速度が読みにくい。
走行中に、「チラッ」とむ見ても余計な神経を必要とするタイプ。
奇数の針のデザインを、「普通」にするだけで良いのに・・・

そして回転計。
MTで多用する回転計は、スピードメーターよりも低い扱い。
ここもAT主導なのでムリは無いですね。

F56 MINIの純正ナビ
ナビ

アルパインOEMとの事だったので、採用を決めた純正ナビ。
触った感じも、テストとしてルートを引いた感じもカロッツェリアよりは印象の良いモノでした。
ここの評価は時間を掛けて行います。

2016/03/21加筆
ナビとしての重要性能であるルート選択のセンスは予想通り優秀でした。
しかし・・・BMW起因のアイコン周りの使い勝手の悪さはいけません。
この車で都内出張を良く行いますが、10年前のA6の方がナビ(インターフェイス周り)としては優秀です。

F56 MINIのONEエンブレム
ONEエンブレム

第3世代からは、廉価版であるONEにエンブレムは装着されません。
オプション設定も無く、日本仕様はレス仕様のみになります。
カタログに明記は無く、契約前に説明はありませんでした。
エンブレムはブランドの顔とも言う部分。
「国内仕様と一部異なります」では片付けることが出来ないと思います。

この情報は、納車前にネットにて確認。
営業さんに確認を取り、ご覧の様にエンブレムを付けて頂きました。
なお、第2世代と第3世代でエンブレムは共用。

「どっちみちONEのエンブレムは外されるんで、最初からレスで良いでしょう」BMWの日本法人で、こんな会議をやったのでしょう。

ここで、ブランドロゴの基本を語ります。
エンブレム(ロゴ)は、そのブランドの顔。
そのブランドの価値を高めるために様々な方が日々動いています。
ロゴを守るため商標登録され、マネをされることを防ぎます。
ユーザーは、そのブランド(エンブレム)に価値を見出し対価を払います。
ユーザーは目に見えない信頼をロゴ(エンブレム)に見出します。
一般的には、カタログやサンプルに付いているエンブレムが、手にした商品に付いていないなら大問題となります。

例として以下を示します。
あなたは、公式のブランドショップから財布を取り寄せました。
手元に届いた商品には、付いてるハズのロゴ無い・・・

「品質には問題有りません」と言われても、多くの方は怒る事でしょう。
これが、ブランド(ロゴ)に対価を支払っているという例になります。

ブランドロゴは、メーカーとユーザーで認識違いがあってはならない。
そこは、「お届けの商品と一部異なります」では、片付けられない部分なのです。
財布など、他人の持っている物で、「なぜこの人は、こんな物に高い金を払うのか・・・」と感じる時があるでしょう?
それは、その方の価値観で判断して妥当としたのですから、他人がとやかく言う部分では無いのです。
同様に、あなたがもっている財布も、他の人から言われる筋合いはありません。
重要な部分は、対価を支払う方がブランドに価値を見出すかなのです。
そこに、他人の趣味や価値観は挟むべきではありません。
その方が価値を見出せば、ブランドは成立します。
他人の価値観で無く、対価を支払う方の価値観。
これが、ブランドと言う物の基本と考えています。
どのような物であろうと、ブランドロゴは重要に扱う。
一応は、10年程度Web制作の最前線でディレクターをした人間として語りました。

本題に戻ります。
ONEのロゴは、廉価版ということもあり存外な扱いを受ける不遇の物。
これを外して、Cooperに交換するのがオーナーさんの定番エンブレムチューン。
これで、民度が計れるという物。悲しい限りです・・・
このエンブレムをレスとする判断をされた日本法人の方も、同様に嘆いているかと思います。
そして、苦渋の決断をしたと・・・
しかし、ここは違うのです。
カタログ写真も修正せずに、エンブレムを外したということは、自身のブランドを貶めたと言っていい行為です。
私が、然るべきポジションの人間なら、この様な事が出る方に重大な事柄を任せる事はありません。
それくらい、ブランドロゴは慎重に扱うべき対象なのです。
エンブレムの扱いはフラッグシップでも不遇の廉価版でも同じ事。
価値を見出すのは、対価を支払うユーザーなのですから・・・

F56 MINIの塗装不良
製造品質

ここまでは、設計を中心にf56MINI ONOを褒めています。
ここからは、MINIの悪いところを掘り下げます。
酷い事を書きますが、事実であることから受け止めるしかありません。
また、このページを元にクレームを出すことも控えて下さい。

それでははじめます。
←とりあえず、ブツ。
塗装工程に混入しているゴミです。
ラインでは、この様な部分は補修するのが一般的。
補修して、この量なのか、補修を放棄しているのかは不明です。
昨日からコーティングの下準備をはじめたのですが、ルーフにあるブツは10個以上。
途中から数えることは止めてしまいました。
参考として・・・
'05年購入 アウディ・TT['03] = 1個
'13年購入 トヨタ・ハイエースワゴンGL['13] = 2個
'06年購入 アウディ・A6オールロードクワトロ['06] = 0個
MINI = 10個以上(ルーフのみ)

いや~スゴイ。
ショールームで覚悟していましたが、手にすると本当にスゴイ。
絶対に、町工場以下の工場で塗装をしてますよね?
今時、こんな車を300万オーバーで購入することになるとは思いませんでした。

F56 MINIの塗装不良

クレーマーじゃ無いかって?
私は、クレーマーではありません。
なぜなら、こんな状態でも承知してMINIを購入していますから・・・
当然ですが、クレームを上げません。
なので、クレーマーでは無いのです。

←下地が見えている。

チリは合わないのは標準装備。
この点は、その辺を走っている輸入車ではMINIと低品質でトップクラス。

デビューから1年が経過しての購入なので、ラインは安定すると思ったのですが悲惨な状態です。
中途半端な補修ペイントが、別のパーツを汚したりと・・・
ハイエースも酷かったですが、MINIも酷い。
ハイエースは、下請けから納入されているパーツの品質は良好。
トヨタのライン(塗装や組み付け)がお粗末というパターンでした。
MINIに至っては、納入パーツの品質も・・・お粗末。
純正シートの張り具合は、「社外のカバーを付けましたか?」というシワシワな状態。
シートその物に関しては、高い評価を出してますが、ここの組み付け品質は最低レベルと評価します。
まだ、全てを確認していないので結論は速いのですが・・・
MINIは、AUDIと比較すると10年は遅れています。(製造品質として評価)

日本なんて辺境でしょ?
日本なんて辺境でしょ?

これは、リアフェンダーに取りつけられている謎のパーツ。
何の効能があるかというと・・・

これで、日本の車検に通せます。という後付けパーツです。
詳しくは、タイヤのはみ出しで検索して欲しいのですが、この位置にこのパーツを取りつけないと特定のタイヤで車検に通りません。
ONE純正の175幅ならクリア出来そうですが、オーバーサイズのアルミでは問題となるのでしょう。

日本なんて辺境でしょ?

これが日本仕様スペシャルパーツの取付方法。
これは、東北道を常用する車両でも持つのでしょうか?
※東北道は、除雪材によるサビが酷い

ここに関しては、基本的には撤去の方向で考えています。
タイヤサイズは、175幅15インチを採用。
どこまでも、外観はチープ路線で。
このフェンダーの耳は、見る度に落ち着きません。
パーツは捨てずにとっておき、車検時に指摘されたら、「ホッチキス止め」します。

まとめ

いろいろと書きましたが気に入っています。
アバルト500は、常に飛ばせと車から急かされます。
C30R-designは、フォーカスSTか!という素晴らしい足回りでしたが、眠いエンジンとミッションにより評価は落ちました。
(ただし、ハンドリングはMINI以上)
MINI ONE MTの良いところは、まったりと走ってもエンジン・ミッション・足回りが良い車である事が伝わってくること。
そして、それを低速度でも楽しめること。
飛ばしたときの感じは、初期型のフィアット500Sや、手持ちのアバルト500よりは劣ります。
しかし・・・ほとんどの時間を過ごす巡航速度が気持ちいい。
製造品質の低さは、承知して購入してるので後悔無し。
ただ・・・
この優れた設計に、Audiの品質が入れば、本当に素晴らしい車になるのにと残念でなりません。
MINIの雰囲気は、過去に過去に購入している初代TTと通じるところがあります。
あれは、乗り手を選ぶ車でしたが、こちらは誰にでもフレンドリーな車。
もしも、フィアット500とMINIで迷っているならMINIを推奨します。
なお、グレードで悩んでいるならONEで十分。
製造品質の低さも、ONEなら気になりません。
だって、廉価版の実用車ですから。

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