 
			先週の金曜日に、人生初の「高速道路にて暴走」を経験しました。
			同じ事が起こるとパニックに陥る人もいるのかもしれません。
			しかし・・・
			ドライバーは私ですので、「これはブログもどきのネタがキタ~」と喜んだ次第です。
			
			←暴走中の一コマ。(イメージ)
			スピードメータは壊れていますので、指し示している140km/hは無視してください。(決して否定はしませんが・・・)
			
			この日(9/24)はお昼頃から都内にてWeb制作の打ち合わせでした。
			外気温も下がってきたことから、久しぶりにP1800にての都内入り。
			いつも通り、往路(山梨から都内)はまったりと。
			復路(都内から山梨)はギンギンに。
			
これは旧車を営業車につかうための基本です。
			トラブルは中央道下り線。小仏トンネル出口にて発生。
			八王子ジャンクションから、小仏トンネルまでは一つの難所。
			300R程度の複数の高速コーナーと、圏央道建設に伴う状態の悪い路面。
			どのような車に乗っていても、ドライバーの腕が試される楽しい場所です。
			
			いつも通り、小仏トンネルに入るまではギンギンでやってきます。
			油温もほどよく上がってしまうことから、車を冷やそうとアクセルを戻したところ・・・
			
一向に減速しません。
			これは!と感じ、まずはシャッター(順番が違うというツッコミは無しという方向で)
			そして対策(減速する方法)を始めます。
			
			
			1):アクセルペダルを足で確認
			
			アクセルワイヤーが固着しているなら、強制的にアクセルワイヤーを戻せば直るハズ。
			そこで、アクセルペダルの下に靴(ドライビングシューズ=普通の靴)で、探るモノの・・・
			改善せず。
			
			
			2):クラッチを踏むと・・・
			
			車を壊しても減速出来ないのは困るので、とりあえずクラッチを切ってみる。
			エンジン回転数は上がるが減速は可能。
			
			とりあえず、暴走で事故になって昇天というプランは消えました。
			なお、現在の方が暴走に弱いのは・・・
			今回のような経験が無いからに他なりません。
			ブレーキが抜ける・床が抜ける・走行中にエンジンが止まるなど、一通り経験をしていると、パニックになることもありません。
			
			過去に冷や汗をかいた・・・
			某車(21世紀の車)にての雪道。
			コーナーにて車両から介入。
			何をしても車が曲がらない・・・
			これが一番怖かったと記しておきます。
		
 
			
			小仏トンネルからは下りが多めの緩やかなアップダウンが続きます。
			アクセルは一切踏んでいませんが車は法定速度を上回るスピードで進んでいます。
			交通量は少ないことと、極端に速度が上がっている訳ではないので、前の車に追いつくことはありませんでした。
			
			この場所から最短のPAは藤野PAとなります。(コンビニがあるPA)
			小仏トンネルからは5分程度の距離です。
			ここにたどり着くことを目標とします。
			
			どうやって車をとめるのか?
			これは古いMT車に乗っている方なら、直ぐにイメージできるハズ。
			走行中にエンジン停止。その後は惰性。
			
			この区間(中央道・八王子~勝沼)は私のホームグラウンド。
			細かな道路の曲がりまで頭に入っています。
			現在の速度(暴走モード)で、藤野PAまで安全に転がすにはどの場所でエンジンカットすればいいかは即時に計算可能。
			
			高速道路走行中に・・・
			エンジンを止めて、PAに無音のままで滑り込みました。
			
			なお、過去には初代アウディTTにて、高速道路の走行中にエンジンカットをしたことがあります。
			振動の原因を、エンジンか、それ以外ににあるのかを切り分ける為に実施。
			カットの後には走行中にエンジンを始動して、走り続けています。
			ちなみに、ATです・・・
		
←音声有り
			藤野PAにて修理開始。
			金曜日の夕方(15時くらい)。
			じっくりと修理できます。
			現象からして、ヘビーな種類の修理は必要なさそうと判断。
			スーツを汚すことも無いでしょう。
			
			現象はYouTubeをご覧ください。
			典型的なアクセルワイヤートラブルの症状を示しています。
			場所がPAですので、長時間の空ぶかしは周囲に迷惑になることから、数秒でエンジンは止めています。
		
 
			
			原因はコイツでした。
			アクセルワイヤーが寿命を迎えていたにもかかわらず、前オーナーがタイラップにて補修。
			これが緩んでしまったために、アクセルワイヤーがガイドから外れたようです。
			これを戻して修理は完了。
			
			アクセルワイヤーを観察すると・・・
			アクセルを9割程度まで開けて、長時間放置すると外れてしまうようです。
			普通の走行なら、まったく問題なし。
			高速道路でも、頑張らなければ問題なし。
			
			交換部品の価格は$39.94。
			ちょうど円高ですので、他のパーツも含めて通販に発注を入れようと思っています。
			アクセルワイヤーはこの1年のメンテから外していました。
			数年以内にキャブ化の可能性があるので、インジェクション関連のパーツへの投資を控えていました。
			なお、アクセルワイヤーは20年に1回くらいの交換イメージ。
			現在ついているワイヤーは40年前のモノなのか、交換されているのかは・・・一切不明です。
			旧車というのは自分がオーナーになってからパーツが1巡してくると信頼性は向上して来ます。
			数年はトラブルは頻繁に発生すると思っています。
		
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