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コラム:プロの開発現場
←今回のテストのみに制作された延長尾翼(赤)
尾翼は、以下の要素のバランスを見極めて設計されています。
・撮影時の風の強さ
・バルーン本体の空力特性
・目標とする総重量
・限界対風性能
大きくすれば・・・機体が安定するという物でもありません。
「エコバルーン」である小型の車載バルーンでは、限られたヘリウム使用量であることから、限界の余剰浮力しかありません。
大きな尾翼は、機材の総重量を押しあげて余剰浮力を奪います。
最低限の重量で最大限の効果を出すことが求められます。
今回のテストで制作された尾翼は、1回のテストで役目は終わります。
テストにより、大きさや形状が検討されて、耐久性の高い製品版の制作が行われます。
凧の帆の材料(フィルム系)で制作された、今回の尾翼は「軽い」のですが、繰り返しの実務では耐久性に問題があります。
ブロの機材に必要とされる能力の一つに「安定性」があります。
いつでも一定以上の能力が確実に保証されることが必要です。
今回の様なテストも論理を机上でまとめ上げ、それを実証するために形にしています。
形にする際も、「本番用の作り方」では、時間もコストも必要です。
そこで・・・1回限りの簡易的なテスト機材にて論理を確認するテストを行います。
今回に用にテスト結果がよいと・・・本番パーツを制作することになります。
開発速度を上げるためには・・・
・数多くの理論の机上検討
・理論を速やかにテスト形状にまとめる
・テストにより理論の検証
・テスト結果から形状などの再設計
・さらにテスト
開発の現場では、製品版の陰に隠れてしまう、テスト機材が山のように作られています。
今回の夜景空撮機材に限りませんが、0[Zero]の事務所にはデジタル一眼レフカメラと限定しても10台。
バルーンは、大型の物で4台の在庫があります。
0[Zero]では、今回のようなハードウェアのみならず、航空写真ナビのようなソフトウェアまでも独自開発を行う、国内で唯一の空撮会社です。
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