夜景空撮[技術解説] - 夜景パノラマ空撮カメラ?

このページを制作しているのは、2008年7月26日です。
本来なら、昨日販売が開始されているニコンD700のレポートが始まるはずなのですが・・・

外注先のイージーミスにより、D700を入手出来ていません。
発表直後に発注を入れたのですが、数週間の間に動きもあったのでD700の購入については考えている所です。

ニコンD700が、どうして手に入らなかったのか?

夜景空撮のスタートは2008年6月から始まりました。
夜景空撮の問い合わせが増えてきたからというのもあるのですが、一番の理由は「ニコンD3の軽量化バージョンが発売」されるという噂からです。
その時点で入手可能であったD3は、夜景撮影では最高の性能でした。
しかし、重い事が空撮にとっても問題です。
このD3の軽量化されれば、夜景空撮の機材の半分は完了したことになります。
この軽量化D3と言えるD700は、2008年7月1日に発表されました。
発売日は7月25日です。

注文したのに「届かない」とは?

D700は、発表された日に長年使っているリース会社に「予約確定」の知らせを入れました。
夜景開発の鍵を握る部分ですので遅れることが許されないことから、「値段は問わない。とにかく商品確保を」と文章化して送り、その返信もあったことから安心していました。

発売日3日前に・・・
「すいません。商品入荷日が確定できなせん・・・」と担当営業から電話がありました。
いろいろと言いたいことはあるのですが・・・どうやら量販店に在庫はあるようです。大きな実害はありそうもないので、納得しました。
このリース会社は、私がサラリーマンの頃からの付き合いです。
過去の担当者は、がんばってくれていたので会社を起こしてからもお付き合いがあったのですが、これではお客様(私を含め)離れます。

D700は、買うのか決めていません

D700の発表から発売の間に少し動きがでていきました。
最大のライバルと思われる、次期5Dの発売が近づいている感じがします。
これの様子を見たいという気持ちが今までよりも強くなってきました。
D700は、夜景撮影ではキヤノンを上回ります。
しかし、昼間の空撮と仮定すると5Dと同じ(レンズに依存)になってしまいます。
普通のプロカメラマンなら、最大公約数となる「ニコンに一本化してシステム完了」になるのですが空撮夜景も撮影する空撮会社の場合は、事情が異なってきます。

 ・夜景の空撮は、「暗さに強い」=ニコンD700
 ・昼間の空撮は、「高画質で軽い」=キヤノン5D
 ・冬の降雨時の空撮は、「軽くて手ぶれ補正付」=ペンタックスK20D

今は、3つのデジタルカメラ会社の一眼レフカメラを使い分ける事が、もっともバランスの取れた選択と思えています。
普通のプロカメラマンではあり得ない事態です。
「軽さ」ということが重要になってくる、車載式バルーンを採用している空撮会社だからこそ発生する問題です。

つまり・・・ こんな悩みを抱えるのは、世界でも数社と思われます。(もしかしたら、0[Zero]だけかも?)

次期5Dが、「暗さに強い」「軽く」なれば・・・

このままでは、3種のデジカメとそれに必要なレンズが必要です。
主たる機材(ボディとレンズ)は、スペアが必要なので機材の数も予算も莫大なものとなります。
仮に、次の5DがニコンD700と同等の暗さに強いカメラなら・・・ニコンは機材から外せます。
さらに、将来的にKissクラスの軽量化ボディが発売されれば・・・ペンタックスも外せます。
ボディを動かす為には、撮影コントロール部分も必要なので、実際には大型のカメラバック3つ分は機材が必要なのです。
カメラが一般化できると・・・色々な意味で助かります。
一本化するメーカーは、キヤノンでもニコンでも良いのです。
「軽く」「高画質」「暗部に強い」の3つのみ。
D700をバラして軽量化を行うと・・・要件はクリア出来そうですが、出来れば手を染めたくありません。

購入の最終決定は店頭でする予定です。

数年前はニコンがメインでした
DXレンズ

5Dが発売される前は、ニコンが社内のメインボディでした。
その頃(3年前)は、バルーン空撮は行っていなかったのですがバーチャルツアーの製作とラジコンヘリコプターによるCubicVRなどの製作を行っていたことから、高画質で軽量な5Dは完璧なカメラでした。

その直前までは、ニコン(D100・D2H)を使っていたのですが、画質は雲泥の差でした。
撮影後の加工時にデザイン部から「このカメラ(画像)良いですね~」と社内では絶賛でした。
販売直後の5Dは、プロが使うカメラでは無いとされていましたが・・・
その画質から、プロが使うことになってきたという名器です。

←私がニコンから離れる事になったレンズ
その当時の広角系のトップクラスの純正レンズです。
この写りが悪かった(建築写真で使い物にならない)ので、キヤノンへの乗り換えがスムーズに進みました。
処分していなかったので、会社のレンズ庫に忘れ去られていました。

冬の雨対応:ペンタックスK20D

ペンタックスK20D

夜景CubicVR撮影のテストして購入されたペンタックスのK20Dです。
未対応の全周フィッシュアイを取り付ける為に社内でマウント改造をされています。
購入から1ヶ月を経過したので十分なテストができました。
その結果は・・・

 ・夜景CubicVRの撮影は風速2m以下にて可能
 ・軽量であるため、空撮バルーンに優しい
 ・夜景パノラマ撮影に関しては、フルサイズの方が有利

悪くは無いのです。
一般の方には、強くおすすめできる良いカメラです。
ただし・・・ほとんどの実務では別に良いカメラがあります。
夜景空撮を本格的にはじめると、パノラマ写真の需要がほとんどと推測しています。
このメインとなるパノラマ夜景空撮(明るめの広角レンズ)では、ベストでは無いことがわかりました。
手ぶれ補正が空撮では、劇的に有効では無いことが確認できました。

しかし・・・
「比較的軽量=社内ではもっとも軽量」「実用となる空撮CubicVR撮影可能」「簡易防水標準」
普通の空撮と夜景空撮は、キヤノンかニコンに任せます。
K20Dは、冬の雨撮影専用機とします。

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夜景バルーン空撮開発 関連リンク

1)世界初のCubicVR撮影を!
2)夜景撮影テスト1回目
3)空力再設計1回目
4)夜景撮影テスト2回目
5)空力再設計2回目
6)臨時対風テスト=大失敗
7)墜落撮影機材のダメージ
8)墜落撮影機材の修理
9)夜景撮影テスト3回目
10)夜景撮影テスト3回目
11)夜景パノラマ空撮カメラ?
12)夜景撮影テスト4回目
13)強風対策=尾翼強化
14)ニコンD700導入
15)軽量化 -27g
16)軽量化 -213.1g
17)夜景撮影テスト5回目
18)ニコンWT-4導入
19)WT-4の落とし穴
20)空撮専用車両の改造
21)開発中間報告
22)キヤノン5D MarkⅡ導入
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