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バルーン夜景空撮[技術解説] - キヤノン5D MarkⅡ導入

販売日にキヤノン5D MarkⅡの購入

キヤノン5D MarkⅡ

2008年11月28日にキヤノン5D MarkⅡの一台目を購入しました。
メインボディとなる可能性が最も高いデジカメです。

なお、購入は地元の家電量販店=「ヤマダ電気・テックランド山梨中央店」です。
D700についで二度目の購入です。
これで、意味はわかって頂けると思います。(テックランド山梨中央店推奨。他店は知りません。)

購入日は金曜日であったため簡単なテストのみです。
翌日に、普通の撮影業務(空撮や・バーチャルツアーで無いという意味)が入ってましたが5Dで撮影は行いました。
まだまだテスト段階ですので、一部のテスト結果のみをご紹介します。

夜景バルーン空撮にベストなカメラは?「ニコンD700」vs「キヤノン5D MarkⅡ」

夜景CubicVR撮影前提のテストから

地上での簡単なテストから。
シグマの全周フィッシュアイにて撮影されたカメラ出しjpgからのトリミングです。
レンズは開放。ISO3200となります。
同じレンズをマウント違いで所有しているので、D700も試したのですが・・・5D MarkⅡが差を付けて勝利しています。
この差は予想通り、多めの差でした。

紙上・ネット上にて、D700と5D MarkⅡの比較が実写つきでされることになると思います。
私が感じた限りは5D MarkⅡが圧倒的に優れる(夜景撮影前提)です。

キヤノン5Dの大きな欠点。電波に弱い=画像のシマシマ

5Dのシマシマ

一部の方は気が付いたようですが・・・
キヤノン5Dは特定の電波に弱いカメラです。
他のカメラでは何も問題ない条件でも5Dはシマシマが出てきます。
東京タワーの近くなどでは注意が必要なカメラでした。
同じ条件で、ニコンやペンタックスではノイズが出ない。
5Dでは複数のボディにて発生と言うことから5D独特の欠点として結論づけていました。

MarkⅡになっても対策がされないとすると、大きな減点ポイントとなることから初日のテスト項目に含みましたが・・・
この点については合格との報告を受けました。(テストは別のカメラマンが行っています)

2008年12月5日 19時加筆:5Dのシマシマについて
5D(2台)・1DmkⅡ・10D・D700・K20D・D40・D2H(その時点で所有していた社内の機材を総動員)
これらを同条件にてテストを行い、発生したのは5Dのみでした。
サンプルは湖です。
この様な場所でも、電波の相性が悪いと暗部に明確なノイズが発生します。
また空撮に用いるラジコン機器と機材に用いられているカーボン材とカメラの距離もノイズの原因となっていました。
この様にノイズにシビアなのは5Dのみでした。
念のためお知らせします。

◆おまけ
上空30mから落下した5Dについて

ニコンD700について

このページは、「バルーン空撮屋が夜景撮影を行う」という前提で書かれています。
軽量で、高感度化にての画像が5D MarkⅡが優れることから述べている結論です。
もしも、趣味として向いているのはどちらのカメラだと問われれば・・・
「ニコンD700を推奨します」

・ピント合わせがやりやすく正確
・触って心地よい
・一般用とでは十分な画質

5D MarkⅡも質感では大夫マシになりましたが・・・
ニコンと比較すると、一歩も二歩も譲ります。
そのかわりに画質がよいというのが5D系の伝統です。
私が趣味としてカメラを触っているのなら・・・D40で写真は撮ります(安く・軽く・気軽)。
ポジで写真を撮るならコンタックスG2ですね。

公開日:2008/12/01
最終更新日:2013/01/07
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