|
中型~超大型のバルーン空撮の場合 : 環境破壊につながる=時代に合わない
中型 : 21立米(ボンベ3本)~
大型 : 70立米(ボンベ10本)と仮定
超大型 : 350立米(ボンベ50本)と仮定
バルーン空撮の「安定性」「画質」「コスト」は、一般的にバルーンの大きさ=ヘリウムガスの使用量に比例します。
ヘリウムガスを沢山使うから・・・
「安定=風に強い」
「画質が良い=高画質デジタルカメラ搭載」
「撮影費用が高い=ガスとスタッフが多い」
この様な傾向にあります。
中型から大型のバルーン空撮は、予算のあるクライアントを中心に採用されています。
マンションの景観撮影から、有名ホテルなどでの撮影です。
「事故の可能性を下げる」観点からは、当然の選択です。
この様な中~大型のバルーンを用いるような仕事は、予算は十分あるのでヘリウムガスの上昇分は消化できると思われます。
問題点としては具体的に以下の二つが考えられます。
1):撮影のキャンセルの可能性
ヘリウムガスの値上げは、供給不足が原因の大きな所です。
今は、大きな問題となっていませんが将来的にはまとまった数のヘリウムガスを入手できないという事態も十分考えられます。
発注から撮影までの期間が短い場合は、「ヘリウムガスの量が用意できないのでキャンセル」という事態も十分考えられます。
大きな仕事ほど、この点は問題になってくるはずです。
2):ヘリウムガスを廃棄するのは、環境的に問題
ヘリウムガスが、環境に直接影響を与えることは少ないと思われます。
(自然の大気にも微量に含まれている)
問題は、その精製と運搬の仮定で発生する温暖化ガスです。
大きなバルーンに充当される大量のヘリウムガスを精製するのに、相当量のCO2が消費されています。
つまり・・・
「大きなバルーンからヘリウムガスを抜く姿はマイナスイメージになる」
弊社も、バルーン空撮の開始当初は、バルーンから撮影毎にヘリウムガスを廃棄していました。
量にすると7立米。ヘリウムガスボンベ1本です。
超大型では、同じボンベを数十本抜くことになるので、それよりも環境負荷は低いのですが・・・
それでも、「地球環境の為には悪いことをしているな・・・」と申し訳なく感じていました。
←2007年12月撮影
マンションの建築現場にて空撮業務完了後に、バルーンからヘリウムガスを抜いています。
クライアントへのマイナスイメージを避けるために、可能な限り建物の陰などに隠れて周囲からは目立たないようにヘリウムガスを抜いていました。
|