電気の特性上、電圧を上げると効率良く電力が供給できることから主幹に近いほど電圧は高くなります。
また、電圧が高いほど鉄塔の高さは高くなります。
100万ボルトクラスは100m以上。
低い電圧の物でも30m程度の高さはあります。。
30~100mは、バルーン・ラジコン・クレーンの空撮では常に影響のある高さです。
空撮に携わる者は送電線にどのような危険があるのかを熟知する必要があります。
←緑色の線が送電線です。
画面中央から左上に伸びているのがバルーンを繋留しているハーネスです。
写真では確認しにくいですが、実際に送電線が走っています。
これが風速2m以下の撮影時の限界点の目安です。
0[Zero]の開発した空撮バルーンは、小型のタイプとしていは例外的に風に強いバルーンです。
空撮専用車両を採用することから、年間の空撮カット数は通常のバルーン空撮会社と比較にならない数になっています。
調査目的などで、「海」「谷」「山間部」など通常の空撮会社では立ち入らない場所での撮影経験が豊富にあります。
豊富なノウハウを持っているからこそ設定出来る距離です。
一般のバルーン空撮会社では、バルーンを自由にコントロール出来ないことから事故に備えて80m以上離れることを推奨します。
地元の電力会社を中心に空撮に関係する情報を常に収集しています。
←東京電力から頂いた資料です。
現在はバルーンも含めて空撮に対する社内の基準が定まっていないとの事です。
ラジコンヘリコプターの規定をバルーン空撮に当てはめているというのが実状の様です。
全国的に電力関係は同様な傾向です。
送電線以外にも高速道路・鉄道なども空撮に影響があるのですが、基準が明確にされていないというのが実状です。
送電線事故というのは一般の方が思っているよりも発生しています。
今のところ、バルーン空撮では重大な送電線事故は発生していません。
ラジコン空撮などと違い送電線事故は即時に人身事故になるという認識がしやすいからかもしれません。
しかし、事故が発生すると重大な短絡事故に発展する可能性があります。
ラジコン空撮も大きな事故は発生していません。
これは、空撮に用いるラジコンが比較的小型であることから、短絡事故を起こしにくいという特性からです。
仮に事故が発生していたとしても、送電線を切断出来るほどの威力は持ち合わせないことから表面に出てこないという可能性もあります。
空撮という業務の絶対数が少ないことから現在は撮影者の自主規制に任せている状態です。
もしも送電線の付近にて、空撮会社に依頼をする際は注意が必要です。
1)バルーン空撮とヘリウムガス
2)バルーン空撮専用車両
3)空撮システム開発解説
4)バルーン空撮テスト
5)バルーン空撮と風について
6)機材開発例:レンズマウント
7)標高2100m:高地撮影テスト
8)ヘリウムガス不足と値上状況
9)2008年版:空撮プロはどのデジカメを使う?
10)空撮の保険について考える
11)空撮と送電線
12)空撮スペシャリストの技
13)寒冷地専用バルーンテスト
14)バルーン繋留角度解説
15)新型の開発は一時停止
16)バルーン素材としての塩ビとエバール
17)特許出願までの道程
18)バルーン小型化の研究
19)開発失敗バルーンの例
20)最大風速13m/sの乱流下のテスト画像公開
21)0[Zero]のバルーンが風に強い理由。その1「尾翼が大きい」
22)2009年版:空撮プロが使うレンズ
23)眺望撮影の「良い例」と「悪い例」
24)ミラーレス一眼は、バルーン空撮のスタンダード
25)強風下の撮影を可能にする「ヒューズ」
26)機動性という品質
各種お問い合わせは、お電話でも!
055-263-5488
メール : メール送信はこちら