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ドローン空撮[技術解説] - 1号機にカメラ搭載

マルチコプター夕方にテスト
SONY cyber-shot DSC-HX9V
SONY cyber-shot DSC-HX9V 搭載

この日から、テストのペースアップを図ります。
カメラの搭載は、もう少し先と考えていましたが。(数日前にも、上空でのモーター停止テストなど実施)
壊さない程度で負荷を掛けつつ信頼性の検証と実務適応を調べに入ります。

購入時からの機体修正は、一点のみ。
カメラを搭載する為のクイックシューの取り付けのみ。
この段階で、購入時に付いていたカメラ搭載のプレートを撤去しています。

通常なら実施する、ネジの緩みチェックなども敢えて無し。最低限の確認に留め、後日集中的に確認作業を行います。
なお、トリムズレ現象は、継続中。

マルチコプターと送電線

テスト1:送電線

マルチコプターは、ラジコンにて遠隔操作を行います。
このラジコン機器の信頼性は、業務と直結します。
最終的には、変電所・都市部・電波塔など、様々な場所での検証が必要ですが取り急ぎ事務所から5分程度の送電線にて影響を調べました。

結果:問題なし

この場所と、この機材の組み合わせに限っての結果です。
今後も、テストと実務を繰り返し信頼性の検証を行っていきます。

マルチコプターと風

テスト2:微風

マルチコプター1号機の購入から一週間が経過しました。
ここで、初めて「それなりの風」が吹いてくれました。
現場では、2~3m/s。
時折、4m/s程度の風。
なお、天気予報では、7m/sの強風の予想。(天気予報は、ハズレ)
テストとしては不十分なのですが致し方ありません。

結果:問題有り

風は、左から右の方向に吹いています。
同じ場所でホバリングをすると、写真のように機体が左に傾いて風に流される量を打ち消そうとします。
その結果、想定以上にカメラが傾く事になります。
前後方向に傾くのは、問題になりません。
左右方向に傾くと、画像も傾く事から大きな問題となります。
この現象は、次回以降の技術解説ページにてご紹介させて頂きます。

なお、自社制作のジンバルに移行すると問題が解決されます。
あくまで、市販品のままでの評価となります。
このジンバルが完成するまでは、この特性を踏まえた上で撮影に臨む事になります。
一番簡単な対策方法は、「横風となる位置から定点撮影を行わない」
風上か、風下から撮影を行うと、取りあえず問題を打ち消せます。
※あくまで仮の対策です。

問題点をあぶり出す

テスト3:微風条件下にて定点動画撮影

この一週間のテストにて無風に近い恵まれた条件では、市販のマルチコプターでも一定水準の性能が出ることが確認出来ています。
この日は、より実践的なテスト。
微風(2~3ms)での、定点からの見下ろし撮影を行います。

ジンバルは、安価な市販品。
チルト制御などの機構が入っていないので、ご覧の様な角度に固定して撮影を行います。

マルチコプター空撮テスト:No001
機体:1号機(非改造)
実用フライト時間:6分(10℃想定)
カメラ:SONY cyber-shot DSC-HX9V
画角:26mm相当(広角端)
ブレ補正:カメラ内蔵手ぶれ補正機能
撮影高度:11m
風速:2~3m/s

一昔前のラジコンヘリコプターによる空撮画像なら、「十分な合格点」
機材が進化した、2011年現在の評価としては、「不十分」と自己採点します。

ジンバル・カメラ搭載位置・機体サイズ・空力特性・重心位置。
今後の研究により、この振動をどこまで消せるのかが腕の見せ所です。

公開日:2011/12/15
最終更新日:2014/12/05
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